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多忙!

 今日と明日の2日間、妻は「ライフ・イン・ザ・シアター」を名古屋で観る。これで東京と大阪をあわせて、合計5回観ることになる。1回観れば十分だろうと私などは思うが、観るたびに熟成度が違っていて、また観客の層も微妙に違っているため、その都度新しい発見があるからあの芝居はすごい、と何だかいっぱしのことを言う。娘も大阪で友人と観たようだが、感想は「?」だったようだ。それに対して妻は、「舞台を見慣れない人には大人しすぎてちょっとつまらないかもしれない」、などと通ぶったコメントをしていたが、実際そうなのだろうか。
 日曜には、舞台終了後、名古屋駅前のJR高島屋で藤原竜也のトークショーが夕方5時から開かれるそうで、それにも勿論行くつもりで、あれこれ知り合いと相談しているようだ。しかし、会場がちゃんとしたところではなく、ちょっとしたスペースに30席ほどいすを用意するだけらしいので、「見通しが甘いよ、高島屋は」とわざわざ電話までして善処を求めたようだが、何もそこまで入れ込まなくてもいいのに、と傍で見ていてあきれてしまう。
 だが、妻の心配もよく考えれば頷ける。藤原竜也といえば、6月には映画「デスノート」が公開される。今週号の「少年ジャンプ」で「デスノート」が最終話となり、藤原竜也のインタビューも載っていた。妻がうれしそうに買ってきたので、「見せてくれ」と頼んだが、「汚い手で触らないで」と拒否された。わざわざ手を洗ってまで見たくはないから、ほかっておいたが、まったく・・と思わず舌打ちしてしまった。悔しいからこっそり写真をとってやった。

 

左はジャンプだが、右は新聞の広告、10月の藤原竜也の舞台「オレステス」のチケット発売の告知だ。エウリピデスのギリシア悲劇を舞台化するとは、蜷川幸雄も気合がこもっているが、妻はもう2日分は確保してあると自慢していた。「なんだ、4日とも行くんじゃないのか」、とたずねたら、「その前にSMAPのライブがあるから、その関係でどうするかまだ分からない。7月の夏休みに入ってから、10月まではずっとライブがあるはずだから、その日程次第」と答えた。一時は、台湾でライブをやるかもしれないという情報が流れて、かなり色めき立っていたが、なにせ息子が受験生であるためさすがにそこまでは行けないと言っていた。しかも、泊まりで遠征するのは止めるようなことまで言っていたから、「そんなことしたら、欲求不満がたまって、かえって周りに迷惑かけるだけだから、行きたいところはどこにでも行けよ」と諭してやったら、待ってましたとばかりにうれしそうな顔をした。「それじゃあ、相談してみる」と息子に意見を求める振りをしたが、きっとどこまででも行っちゃうだろうな。
 6月には、稲垣吾郎の舞台「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?」を娘と観に行く予定だが、これも2日分チケットを確保してあるようだ。さらには、草剛の「日本沈没」も公開されるから、何回かは観に行くだろう。SMAPのライブの予定がいったいどれくらいになるか予想も付かないが、それにしても忙しい。私は何も妻のマネージャーでもなんでもないから、スケジュールを管理する必要もないのだが、ついつい興味本位でたずねてしまう。そしてそのたびに「なんてこいつは元気なんだろう」とため息が出る。「亭主元気で留守がいい」と昔はよく言われたものだが、私は「女房元気で留守がいい」と嘯いているしかない。
 
 じゃあ、その間は私は何をするんだろう。う~~ん、何もすることがない。塾で毎日生徒たちと楽しくやるしかないだろうな・・・
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