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台湾

 台湾って言ってはいけないのかな。チャイニーズタイペイなのかな。よく分からないから、ここでは「台湾」としておく。
 
 と言うのも、娘が今日から「台湾」に2泊3日で旅行に出かけた。高校のときの友人2人と出かけていった。セントレア空港(中部国際空港)から、飛行機で行くために昨夜遅くに帰ってきた。久しぶりに顔を見るとやっぱりうれしい。酔いも手伝ってぺちゃくちゃ話しているうちに、小遣いをやらなければいけないな、と少々大きな気になってしまったのがいけなかった。「三味線をひけるようになろう」という密かな野望のためにへそ食っていたお金を、「ほい」と娘にやってしまった。三味線という楽器がいったいいくらするものなのかと、調べておいたのだが、そのための資金が泡のように消えてしまった。まあ、娘の喜ぶ顔と三味線を弾いて悦に入っている己の様子とを比べてみれば、やっぱり娘の喜ぶ顔のほうが見たいから、仕方がない。でも・・・と朝起きて考えると残念な気がしないでもない。
三味線

 「台湾」と言えば、30年ほど前に父が旅行して、土産に海亀の剥製を買ってきた。それを玄関入った壁にずっとかけてあったのだが、今から10年ほど前に、それが息子の頭に落ちてきて、頭が切れたことがあった。何でそんなことが、とびっくりしたのだが、事情を息子に聞いてみると、もぐもぐしながら答えた。「ほうきで、亀をつついていたら頭に落ちてきた」・・・全く訳のわからぬことをする奴だ。「それは亀が怒ったんだろう。そんなことされたら、誰だって怒るさ」「えっ、亀が怒ったの?」息子は頭の痛さよりも、亀が怒ったということのほうが驚きだったと見えておびえ始めたが、気が弱いくせに後先考えず変なことをしてしまう。気の弱さは私から、突飛な行動は妻から引き継いだものだとは思うが、何も変なところだけ受け取ってくれなくても、とずっと思ってきた。最近は随分ものを考えるようになったが、まだまだ短絡的で、話していて「何だこいつは?」と思うことが時々ある。

 話していて、面白いのはやはり娘のほうだが、息子の大ボケ具合もなかなかなものだ。
 でも、受験生がいつまでもぼけたままではいけないだろう。
 
 もっとしっかりしようね。 


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