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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

イノベーション

2018-10-26 08:00:00 | 日記
ビジネス業界ではよく聞く言葉だ。

言葉の意味はご存知の方も多いだろうが、改めて確認してみると
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一般には新しい技術の発明を指すと誤解されているが、それだけでなく新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の幅広い変革を意味する。
(Wikipediaより抜粋)
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小難しい感じであるが、要約すると「新しいアイデアで新しい価値あるものを生み出す」になる。

皆さんは自分の周りでイノベーションを感じたことはあるだろうか。周りを少し見渡すだけで、イノベーションが起きて作られた製品、サービスがあるだろう。少し古いがスティーブ・ジョブズの「iPhone」が私にとっては最もインパクトのあるイノベーションである。

iPhoneを例に挙げてしまうとイノベーションを起こすことはより難しいと感じる。しかし「難しい、難しい」ではイノベーションは生まれない。
個人がイノベーティブになっても効果はあまりない。まずは会社という組織がイノベーティブにならなければならない。

では、実際に組織がイノベーティブに生まれ変わるには何をすればよいのか。

真っ先に思い付いたのは組織改革である。
「上からの命令で動くような組織」ではなく「平社員と役員が議論し合える組織」に変更するといった、大規模な変化が必要だと感じる。だが、そんな大規模な変更は我が社のような社員数150人前後の会社でも実際難しいだろう。

ある雑誌に興味深い記事があった。
それは仮想社会と呼ばれるシミュレーション技術を用いて2200体のロボットで組織を再現し、組織がイノベーティブになる条件を生み出す研究が行われた。

結論から言うと、2つの条件が鍵となる。

・5%以下のランダムなつながり
・専門家の知識への信頼

前者は「他部署の飲み会に20回に1回だけ参加してみる」、「20回に1回は知らない駅で降りてみる」といったことだ。
後者はベテラン従業員のように知識があると推測される専門家の意見を疑わずに聞いてみて、失敗したら初めて疑うといったことである。

この2要素を加えると、人と人のネットワークの中に、互いに全く知らない人同士の「懸け橋」が生まれ、機動力の高いネットワークができる。その結果、イノベーションの発生確率は格段に高くなるようだ。

先にも書いたがイノベーションと聞くと「難しい」が先行し、考えることすらも諦めてしまうが、このシミュレーション結果が導き出した2つの条件はハードルが低いため、簡単にできそうだ。ぜひ、皆さんも明日からでも試してもらいたい。そして皆で一緒にイノベーションを起こそう。大丈夫、きっとできる。(土)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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