goo blog サービス終了のお知らせ 

シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

遺族のいかりはどこに (2)

2006年09月27日 | 事件事故の多い世
「26年間踏みつけられてきた姉の無念を晴らしたい」との願いはかなわなかった。 1978年 東京都足立区立小の女性教諭を殺害して自宅の床下に埋め、殺人の時効が過ぎた26年後に犯行を自白した元同小警備員の男 (70) らに、遺族3人が約1.86億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日東京地裁であった。

裁判長は、男が遺体を隠し続けた行為について、「遺族が故人を弔う機会を奪い、故人に対する敬愛・追慕の情を著しく侵害した」と述べ、男に計330万円の賠償を命じた。

判決後に会見した遺族は「相手は謝罪するような人間ではない。 法によって償わせるしかなかった。 私たちはどうしたらいいのか」と憤った。 「犯罪を隠せばいいという風潮を助長する。 勝って初めて供養になる」と、遺族は逆転勝訴を求めて控訴する。 一方、元警備員の代理人弁護士は「今後の対応は本人と相談して決めたい」と語った (26日読売新聞/27日毎日新聞)。
~~~~~~~~~~~~
兄妹を殺されて、たったの330万でケリをつけろという判決でしょうか? これで確定したら、犯人は330万で殺し得、隠し得、逃げ得です。 控訴は当然でしょう。 しかし遺族の負担は相当に大きいもので、想像するに余りあります。

犯罪を犯しても、謝罪しない例が他にもあります。 オウム事件で殺害された人たち、被害を受けた人たち、今も後遺症で悩んでいる人たちに教団側は謝罪の言葉を発したことがあるのでしょうか? メディアを読む限り その記憶はありません。

遺族 被害者が納得しなければ、事件は解決しないのです。 こういう無感動 無感覚な人種が増えていることに腹がたってなりません。「こんな社会にしたのは誰だ」といっても、ゴマメの歯ぎしりでしょうか?     以上


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。