笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

力ある人

2008-01-28 22:56:29 | 管理人の一言
新聞記事の切り抜きです。

▼巨人V9時代の敵将の一人・野村克也氏は、9連覇の最大の原動力として、王、長嶋両氏の野球への姿勢を挙げる。王氏は球界を代表する本塁打王となっても毎日、師匠の下で素振りを重ねた。長嶋氏も血を吐くほどの努力を貫いたという

▼当時の控え選手が野村氏に語った――王、長嶋は“鏡”だった。練習でも目一杯やる。だから自分たちも、うかうかしていられない。彼ら以上にやらねばならなかった、と(『巨人軍論』)。二人のひたむきさは、成績以上の影響をチームに与えていた

▼「力ある人」が、さらに努力する。それにより周囲も大きく鼓舞されるのだ。その意味で、中心者の率先の行動が大切である。その情熱、執念は、組織全体の前進の力となろう

▼リーダーの振る舞い、心構えがいかに大切か。すべては“長の一念”で決まる。どんな状況にあっても、その自覚が欠かせない。

メンタルトレーニングの重要性

2008-01-27 21:54:55 | 管理人の一言
メンタルトレーニングの重要性
高妻容一(東海大学体育学部教授)

 スポーツの選手やコーチのみなさんは、「うちのチームのほうが強いのになぜ負けたのか?」「あんなチームにどうして負けたのだろうか?」「どうして実力を発揮できないのだろうか?」「せっかく、技術や体力もついたのに、大切な試合であがって負けた」などの経験はありませんか。

 毎日の練習で「技・体」の面の強化はできて、うまくなったし強くなった、しかし大事な試合であがって(プレッシャー)負けたなど、メンタル面の理由で負けたということは、心・技・体の「心」が弱いから負けたということに気づきましたか。

 一般的には、チームや選手が「弱いとか強い」という場合に、ほとんどの人々が「技・体」の面を見て、弱い・強いと決めつけているように感じます。しかし、誰が見ても負けるはずのないチームや選手に負けることは、スポーツの世界では当たり前のように起こります。

 優勝候補が勝てない、弱いといわれたチームが奇跡の勝利を勝ち取ることはよく耳にすることです。そのようなことが起こった後の選手のコメントには、「調子が悪かった」「気持ちが足りませんでした」「精神力が原因です、どうして負けたかわかりません」「僕らのほうが強いんですが、試合では負けました」などと、「言い訳」のコメントが聞こえてきます。

 しかし、試合で負けたということは「弱かった」のです。ただどこが弱かったのかを突き詰めると、「心(メンタル面)」が弱かったことに気づくはずです。つまり、強いとは「心・技・体」すべてのバランスがあってこそ強いのであり、このバランスが取れていなくて試合で負ける場合は、やはり「弱い」のです。

 この弱さを克服するには、練習するしかありません。しかし、「技・体」の練習だけをしても、練習の量を増やしても、また同じことの繰り返しです。そこで、「心」の練習や準備、つまりメンタル面強化のトレーニングをすることが、強いチームや選手になる大切な準備になります。

 ここで受験生が入試で失敗したとしたら、何が原因でしょうか?もちろん、勉強不足(練習不足)もあるでしょう。しか,し、しっかりと勉強したのに失敗するとしたら、緊張などのプレッシャーで集中できなかった、頭が真っ白になった、原因不明の下痢や腹痛があった、まわりの人が頭よさそうに見え自信がなくなったなども考えられませんか?

 これは、まさに「心(メンタル面)」の問題であり、大舞台で力を発揮することに対して、何かが邪魔をしたのです。その邪魔をした何かが、見えない重圧、不安・心配、見えないかなしばりなどといわれるプレッシャーでもあるのです。そこで、この実力発揮の邪魔をするプレッシャーなどの心理的問題に対処(準備・強化・トレーニング)をする方法が、「メンタルトレーニング」というものです。

池谷裕二の幸せな「脳」の話(3)

2008-01-25 23:30:29 | 管理人の一言
●人の痛みがわかる心ともったいない精神を蘇らせる

 そのことをふまえて、私は一つの仮説を立てました。近年の日本におけるモラル低下の大きな要困は、「もったいない」の精神が社会から失われつつあることにあるのではないか、という仮説です。

 同情ニューロンの反応には、かなり個人差があります。「あいつは人の痛みがわからない冷たい人間だ」などと言われる人は、おそらく同情ニューロンの反応が鈍いのでしょう。逆に言えば、高いモラルをもった思いやりあふれる人間になるためには。同情ニューロンを活性化させるトレーニングをすればよいことになります。

 物が粗末にされるのを見て「もったいない」と思うたび、脳内では「同情ニューロン」が活性化します。そのくり返しが、「人の痛みがわかる」心も育んでいくのです。終戦直後の食糧難などを経験した世代の日本人が、物があり余った「飽食日本」に生まれ育った世代よりも思いやりに満ち、モラルが高かったのも、そう考えれば当然のことでしょう。
 地球環境問題の深刻化を契機に、日本に「もったいない」の精神が蘇りつつあるのは、モラル再興のためにもよいことだと思います。

池谷裕二(いけがや・ゆうじ〕1970〔昭和45〕年生まれ。薬学博士。98年、脳の海馬の研究により、東京大学大学院薬学研究科で薬学博士号を取得。2002-2005年米コロンビア大学生物科学講座客員研究員。現在、東大大学院薬学系研究科准教授。著書に、「進化しすぎた脳」〔講談社ブルーバックス)、『脳はなにかと言い訳する」〔祥伝社〕『海馬一脳は疲れない』〔糸井重里氏との共著、新潮文庫〕などがある。

ストレッチは最高!!!

2008-01-24 23:16:17 | 院長の一言
皆さん、ストレッチで連想することは・・・?
「痛い」 「つらい」 「面倒くさい」などをほとんどの方が連想するでしょう。

ストレッチの驚くべき効果は、今までのいずみ整骨院の治療によって既に実証済み
ですね。     


① 「歩く」「走る」時の軽快さ。
② 寝つきの良さ、目覚めの爽快感。
③ 関節痛の痛みの軽減、または消失。
④ 血行障害、冷え性、しびれの改善。
⑤ ストレスが引き起こす頭痛、肩こりなどの諸症状の改善。
⑥ 坐骨神経痛
上記の他、様々な効果を引き出します。

何よりも大切な事は、自分自身の筋肉に『こんなに伸びるんだよ!』と気付かせ、
自覚を持たせることです。                       
 
身体への教育は、皆さんの義務であり、そして健康になる権利があるのです。
治療をしない、いたわらないという事は自らそれを放棄することです。

バラエティーに富んだ当院のスタッフとの会話と、バリエーション豊富な
『いずみ式ストレッチ』によって肉体改造の第一歩を踏み出しましょう!!!

優しさの中に厳しさ!? をモットーにスタッフ一同、皆様の健康を徹底的に
サポート致します!


皆様のご来院をお待ちしております。

池谷裕二の幸せな「脳」の話(2)

2008-01-24 13:50:46 | 管理人の一言
●脳の変化がモラルの低下を引き起こした?

 つい最近、脳科学の専門誌に、モラルのありように関連した実験の論文が掲載されていました。それは、被験者に10種類の質問を投げかけて、答えるときの脳波の状態を見るという実験です。質問には、たとえば次のようなものがありました。「あなたが劇に出演し、共演者の頬を思いきり叩く場面があったとします。そのとき、あなたが頬を叩く共演者として、友人か自分の父親のどちらかを選ぶとしたら、どちらがよいですか?」

 ふつう、たとえ劇の一場面でも、自分の父親の頬を叩くには強い抵抗を感じるものですよね。ところが、その実験では「どちらでもよい」と答えた若者が少なくなかったのです。

 また、「誰かの手に針を刺さなければならないとしたら、自分の手と見知らぬ子どもの手のどちらがよいですか?」という質問では、「見知らぬ子どもの手」を選んだ若者も少なくありませんでした。これは、私には驚きでした。「子どもの手に針を刺すくらいなら、自分が痛みをがまんしたほうがましだ」と考えるのがふつうだと思うのですが、そのように考えない人が増えているのです。

 この実験はもともと精神疾患の診断用の質問集だったのですが、はからずも、モラルの低下を裏付ける内容となっていたのです。

 つまり、昔と比べて脳が変わってきており、その変化がモラルの低下を引き起こしていると考えられるのです。では、その脳の変化とは、いったいどのようなものでしょう?

●「価値あるものが失われる」それを惜しむ反応

 モラルの基礎となるのは、「人の痛みがわかる」ことです。その「人の痛みがわかる」ということを、脳科学的見地から考えてみましょう。

 じつは、脳には「同情ニューロン」と呼ばれるものがあります。たくさんあるニューロン(脳の神経細胞)のうち、「人の痛みに反応するニューロン」が存在するのです。たとえば、誰かがケガをした様子を見たり聞いたりすると、私たちの心は「ゾクッ!」としますね。

 そのとき、脳内の特定部位のニューロンだけが活発に反応しているのです。ゆえに、その部位のニューロンは「同情ニューロン」と名付けられました。実際に肉体的苦痛があるわけではないので、そのとき、痛みを感じる神経は無反応です。

 にもかかわらず、脳内の「同情ニューロン」だけが反応するのです。「同情ニューロン」が発見されたのは数年前ですが、つい最近、このニューロンをめぐって新たな大発見がなされました。

 それは、「同情ニユーロンは物が壊される様子にも反応する」ということ。新品の電化製品を被験者の目の前で叩き壊してみせる実験を行い、そのときの破験者の脳を調べてみたら、「同情ニューロン」が活発に反応していたのです。

電化製品を壊したところで、誰が肉体的苦痛を覚えるはずもありません。にもかかわらず、「人の痛みに反応するニューロン」が反応したのです。つまり、「同情ニューロン」は、「価値あるものが失われる」様子を見たときに、それを惜しんで反応するニューロンでもあったのです。

 いわば、「もったいないニューロン」でもあるわけですね。言いかえれば、他者が苦しむ様子を見て「かわいそう」と思うことと、物が捨てられる様子を見て「もったいない」と思うことは、一見無関係に見えますが、じつは脳の反応としては同じことなのです。

現代社会をいきるために。

2008-01-22 20:00:06 | スタッフの一言
こんにちは。スタッフMです。 初めてここに投稿させていただきます。  
 ここ数年思うことは現代社会を生きる上ではストレスというものは切り離せないものだと最近つくずく痛感しております。 当院に通われてる患者さんの多くが日常の生活、仕事でのストレスを抱えておられます。 そのストレスは抱えこみ過ぎれば体にもあらわれてきます。 肩こり、頭痛、背中の痛み、筋肉の凝り、冷え性、腰痛。     人間どこかしら心のよりどころが必要です。
 それは人とたくさん会話を交わす、体を動かす、ゆーっくりとお風呂に入る(今は半身浴、当院のゲルマニウム温浴)、読書をするなど人それぞれ様々だと思います。 当院ではアットホームな雰囲気で皆様の心までほぐす治療をモットーとしております。  なんでもお聞かせ下さい

池谷裕二の幸せな「脳」の話(1)

2008-01-22 01:24:20 | 管理人の一言
●経験した記憶の積み重ねで思いやりを学習する

言うまでもないことですが、モラル(道徳)と思いやりは地つづきです。他者の気持ちを思いやる心があるからこそ、人はモラルを保てるのですから。私は「思いやりなどの感情をもつことは、現時点では脳にしかできません」と書きました。

 「現時点では」と条件をつけたとおり、私は、コンピュータに思いやりの感情をもたせることも、将来的には実現可能だと考えています。なんだかSFじみた話ですが、そのように考えるのは、「思いやりもまた記憶の作用である」という側面があるからです。

 私たちが人にやさしくふるまったり、思いやりのこもった言葉をかけたりできるのも、そうしたほうがよいと判断する根拠となる記憶があればこそです。自分が人からやさしくされたときにうれしかったとか、こういう言葉をかけたときに相手が喜んでくれたとか、過去に経験したさまざまな記憶の積み重ねによって、私たちは思いやりを学習するのです。

 そうである以上、コンピュータに思いやりを学習させることも不可能ではないでしょう。そのように考えてみると、モラルもまた脳で学習するものだ、という側面があることがわかります。本能に根差したモラルもありますが、多くのモラルは後天的に学習して身につけるものなのです。

 たとえば、「不倫をしてはいけない」というモラルは、明らかに本能に反しています。「自分の遺伝子をできるだけたくさん遺したい」という生物の本能にしたがえば、むしろ「不倫は大いにすべきこと」になってしまうでしょう。

 しかし、みなが本能の赴くままに生きたら社会がメチャクチャになってしまいますから、人はモラルという行動規範をもうけることによって、自由を制限したわけです。

 近年、「日本社会のモラルの崩壊」ということがさかんに言われています。「図書館の本を平気で切り抜く利用者が増えた」とか、「経済的に余裕があるのに、子どもの給食費を払わない親が増えた」など、さまざまな事例が報告されています。

 そのことには2つの側面があるでしょう。

 1つは、モラルの学習と世代間継承がうまくいっていないということ。もうーつは、「価値観の多様化」の影響です。高度情報化などによる現代入の価値観の多様化は、モラルの低下にも直結します。なぜなら、価値観が多様化すれば、モラルのあり方もまた多様化するからです。Aさんの考えるモラルとBさんの考えるモラルが微妙に違っていたら、Aさんから見てBさんは「モラルに欠けている人」になってしまいます。逆もまたしかりです。

認知症にならないために 17(脳トレーニング)

2008-01-21 23:23:08 | スタッフの一言
5.認知症予防のための脳トレーニング

1.脳のコントロールタワー前頭葉

 大脳には、人間が進化するにつれて発達してきた「新皮質」と、本能を司っている「古皮質・旧皮質」があります。人間の脳は、他の動物の脳に比べて大脳皮質が非常に発達しており、なかでもこの新皮質と呼ばれる部分が大部分を占めています。

 新皮質は、人間の高度な知能活動を営む重要な部分で、そのなかでも前頭葉が脳のコントロールタワーの役割をして左脳と右脳の情報をもとに判断、分析、決断したり、創造力、感動といった人間特有の脳の働きを受け持っています。ですから、前頭葉を活性化することが、認知症予防につながります。

2.前頭葉を活性化する3つの能力

①エピソード記憶力

過去の体験によって得られた記憶(エピソード記憶)は、最初に海馬に蓄えられ、大脳皮質で保管されます。そのため、新しい記憶を思い出すときは海馬だけが活発に活動しますが、古い記憶を思い出すときは大脳皮質の前頭葉も活動します。エピソード記憶を呼び覚ます能力(エピソード記憶力)を鍛えることで、海馬や前頭葉の働きを高めることができます。
②計画力(思考力)

 判断する、分析する、イメージしながら次に何をしたらよいかを思い描くなど、ものごとを行なう手順を考える能力です。これを鍛えることによって、前頭葉の働きを高めることができます。

③注意分割力

 2つのことを同時に行うとき、その両方に気を配る能力です。これを鍛えることで、前頭葉の機能を高めることができます。

こんな方法で3つの能力を鍛えましょう

‡‡1日前の日記を書く・日記を読み返す

 日記を書くために、昨日あったことを思い出そうとしたり、自分の行動を忘れないように意識します。「いつ、どこで、何をした」という<①エピソード記憶力〉を鍛えることができます。

‡‡人と会話をする

 人と話すときは、「聞く」「理解する」「判断する」「計画する」「話す」など、いくつもの注意を払っています。5~6人のグループで話し合うことによって、〈③注意分割力〉を鍛えることができます。

‡‡2つの料理を同時につくる

 2つの料理を同時につくるためには、手順を考えたり、一度に2つの作業を並行して進めなければいけません。<②計画力(思考力)〉と〈③注意分割力〉を鍛えることができます。

‡‡旅行のプランを立てる

 旅行の企画を立て実行に移すためには、〈②計画力(思考力)〉などを使います。また、グループで話し合いながら計画を立てると〈③注意分割力〉を鍛えることができます。

認知症にならないために 16(間違われやすい病気・状態)

2008-01-20 02:31:36 | スタッフの一言
コラム

認知症と間違われやすい病気・状態

●気分障害(うつ病)

50歳代、60歳代のうつ病は、認知症と間違われやすい症状を示すことがあります。記憶力や判断力が低下し、感情表現が失われがちになります。午前中に症状が現れることが気分障害の特徴です。抗うつ剤で症状は回復します。

●難聴

会話をしていても、的外れな言葉が返ってくることが多い、あるいは呼びかけても返事をしないことが多いので、認知症ではないかと心配していたら、耳が遠くなったのが原因だったということもあります。テレビの音が大きくなった、電話で話す声が大きくなったら、それが聞こえにくくなっているサインかもしれません。難聴がひどくなると、鳥のさえずりや雨音、まな板の上で食材を切る音など、日常生活の音が聞こえなくなるため脳への刺激が少なくなり、認知症を招く要因になりかねません。

●脱水症状

慢性的な脱水症状を起こしていると、意識障害が起きて幻覚症状などの認知症に似た状態になることがあります。高齢者は、水分保持能力が低くなることがあるので、こまめに水分補給をすることが大切です。

未来と自分は変えられる

2008-01-19 01:27:12 | 管理人の一言
“過去のイチロー”を捨てる――今やアメリカ大リーグの安打製造機となったイチロー選手の言葉だ。

過去のバッティングフォームを研究し、よくあの形で打てたものだと振り返るという。彼ほどの打者でも、バッターボックスに立つと、どこに打っても人が守っていて打球を捕られるように思えるほどの重圧を感じるそうだ。

しかも、150キロを超える剛速球は、わずか0・4秒で打者の手元に届く。普通ならヤマを張り、甘い球を待つ。だがイチローは、あえてピッチャーの決め球に挑む。難しいボールを打てるからこそ、高打率を残せる。そのために“新しいイチロー”をつくり続ける(NHKテレビから)。

過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。今までうまくいったからといって、これからもうまくいくとは限らない。反対に、これまでうまくいかなくとも、今からの決意と行動ですべてが決まる。もうこれでいい、と思った瞬間から前進のエネルギーは失われる。