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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3つのテーマについて書きます。

1.【原点回帰】について
2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
3.3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出

1.【原点回帰】について
5月15日のブログで「【原点回帰】+【現実直視】+【未来展望】」のタイトルで【現実直視】と【未来展望】のことを書いていました。
その際、【原点回帰】については、後日書くとしていました。
今日は、【原点回帰】のことについて書きます。

私の【原点】のことは、すでに5月14日のブログ「多元的(ハイブリッド)の学びの基盤」で少し触れています。
アドラー心理学の他に経営学と仏教が私の学びの原点で、この3つが融合しながら私を支えてくれています。

《私にとってアドラー心理学、経営学、仏教は、多元的な私のペースです。
3つの、多元的(ハイブリッド)の学びの基盤について申し上げましたが、2つあるだけでも効果がまるで違います。
私は音叉による共鳴現象のたとえを使います。
Aの学びと、異質なBの学びを照らし合わせたとき、この2つが共鳴現象を起こして、何か新しいものを創造する力になります。
多元的な学びは知識を知恵とし、そして共鳴する新たなものを生み出す効果があるのです。》

私はこの度の「命拾いの体験」から仏教にどっぷりつかっていて、仏教経典について『NHKこころをよむ仏典』で日々カセットテープとテキストで学習を重ねています。



2020年のコロナ禍からしばらく、私はじっくりと腰を落ち着けて学ぶことを怠っていたことを反省しています。
「スピードが命」とばかり、動画は倍速、本は速読気味でこなしていました。

今は、スピードよりも「エッセンシャル(本質的)を重視して、本は遅読で臨んでいます。
仏教もそうですが、アドラー心理学の学びも同様です。

アドラーの『人間知の心理学』についてこんな学び方をしています。
『人間をかんがえるーアドラーの個人心理学入門』(山下肇・山下萬里訳、河出書房新社、2,695円)の1つの章を読んだら、その次に『人間知の心理学』(岸見一郎訳、アルテ、1,980円)の同じ章に目を通すのです。

 

決して要領のよい読み方ではありませんが、2倍学びが深くなります。
見逃していた点もカバーでき、とても新鮮な学びになります。

2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
PHPオンライン(2024年05月17日)で『超訳 アドラーの言葉』の第2弾が昨日公開されました。
「『怒っている人は、優位性を示したい』アドラーが分析した感情の目的」
      👇
https://shuchi.php.co.jp/article/10999

次の5つの言葉です。

・強い感情にも意味がある
・悲しみにも目的がある
・怒るのは「他人を支配したい」から
・不機嫌とは母親への反抗
・感情には「目的」がある

第3弾は、5月23日に公開予定です。

3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出
私の67冊目の本『超訳 アドラーの言葉』が韓国で、68冊目の本『【新版】マンガでよくわかるアドラー流子育て』が台湾で、それぞれ翻訳・出版されることが決まりました。

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