アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月4日)も書くべき内容がふんだんにある1日でしたが、夕方の1つのことだけ書いておきます。

16:45に TA研究部会 を代表して吉田 謙さん(写真左)と 和智久仁夫さん(写真右)がお見えになりました。

私が11月10日(土)に担当する研修の打ち合わせのためです。

私が昭和22年生まれ、吉田さんが23年、和智さんは24年生まれ、3人は「団塊の世代」に属します。

でも、とても元気。

吉田さんは水彩画、和智さんは陶芸にはまっている由。

私は、お2人から大いに刺激を受けました。

話を戻すと、 TA研究部会 の 2018年度の 年間テーマ は「輝いて生きる ~ 勇気・笑顔・感謝」

私の担当は、下記のとおりです。

第5回 輝いて生きるための勇気づけのアドラー心理学~アドラー心理学を日常生活に生かす知恵

日 時:11月10日(土)10:00~16:30
講 師:岩井 俊憲
受講料:一般は10,000円

◆ TA研究部会 には2014年7月にもお招きいただき、その感想を次のようにブログに書いています。

2014年7月13日付けブログ 講師満足度№1研修:TA研究部会

その時の受講者の声は こちら をご参照ください。

さて、『東大教授が教える独学勉強法』(柳川範之著、草思社文庫、650円+税)の昨日から引き続いての紹介です。

東大教授が教える独学勉強法
(草思社文庫)
柳川 範之
草思社

今回は、私の印象に残ったことを書きます。
「コラム」からです。

1.一番印象に残ったのは、著者が慶応義塾大学の経済学部の通信教育課程の科目試験を受けるためにシンガポールから一時帰国をしたついでに、東大の伊藤元重先生の授業にこっそりもぐり込んだ時のことです。
当時伊藤先生の『国際貿易論』で紹介されていた英文のテキストを読んでいて、どうしてもわからない部分があったのを質問しに行くと、伊藤先生は丁寧に説明してくれただけでなく、柳川氏に興味を持って、もぐりの学生にも関わらず、ゼミに参加することを勧めてくれました。
【第2章コラム たった1つの質問で道が拓けることもある】

2.【第1章コラム 本書で身につけてほしい勉強の3つのタイプ】を次のように書いています(特に(3)が著書のお勧め)。
(1)明確なゴールがある勉強(受験勉強や資格試験の勉強など)
(2)教養を身につけるための勉強(趣味的な世界の勉強など)
(3)答えのない問いに自分なりの答えをみつける勉強

この本で終始一貫しているのは「独学で大事なことは、自分で考えて自分で学ぶ姿勢を持つこと」だとしています。
これは、2.-(3)につながっています。

この本では、「独学」という新しい「勉強」が必要とされる時代について第1章から始め、第2章の「なぜ独学が、一番身につく勉強法なのか」で独学のメリットを次の4つだとしています。
(1)最大のメリットは「自分のペース」で勉強できること
(2)自分の理解に合った教材を選べる
(3)すぐ人に聴けないから、自分で考えるクセがつく
(4)自分で自分を評価する力がつく

これ以上細かい紹介を避けますので、ご関心のある方は、ぜひこの本を手にしてください。

テーマ設定から資料収集、本の読み方、情報の整理・分析、成果のアウトプットまで、今本当に必要な学び方がよくわかる本です。

この本を読むことによって、あなたにとっての学びの大切さは、どんな学校でどんなことを学んでいたかよりも、独学でも何をひたすら学んできたか、ということに気づくでしょう。

このことと関連して、矢矧晴一郎氏(経営コンサルタント)が『独創的勉強術』(日本能率協会、絶版)で「3年一流」として「3年で、その分野の一流・一番・なくてはならない人・エキスパートになれ」と書いていたことをご参考に願えれば幸いです。

◆2018年6月7日付けブログ すき間時間勉強法(2):読書編 

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<お目休めコーナー>10月の花(5)



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