おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(3月13日)の午後は、恒例行事として総合病院に行き、2つの科の医師の診察を受けてきました。
この年齢になると、一病息災ならぬ数病息災で生きていかなければなりません。
18:30~20:30は、ヒューマン・ギルドで月に1回行う中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会」で『人生の〈逃げ場〉 ― 会社だけの生活に行き詰っている人へ』について発表していました。
◆『人生の〈逃げ場〉』については、2017年2月2日付けブログ 現代の共同体を問い直す本:『人生の〈逃げ場〉』として書いています。
さて、「八掛け人生を真摯に捉えよう」のシリーズの第2回目です。
『ライフ・シフト―100年時代の人生戦略』(リンダ・ラットン/アンドリュー・スコット、東洋経済新報社、1,800円+税)の「日本語版への序文」にこんなことが書かれています。
「国連の推計によれば、2050年までに、日本の100歳以上人口は100万人を突破する見込みだ。
(一部略)
2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される。
いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい」
若い世代の人たちが100歳以上生きる、超長寿社会に入りかけているのです。
これに近いことは、2016年に発表された日本の国勢調査でも「75歳以上人口、子ども上回る」として私たちにショックを与えました。
2016/10/26 21:31日経新聞による概要は、次のとおりです。
(1)総務省の一昨年10月26日、2015年国勢調査の確定値によれば、75歳以上の人口は1612万人と総人口の「8人に1人」を占め、初めて14歳以下の子ども(1588万人)を上回った。
(2)75歳以上の人口は85年時点では471万人だったが、30年間で3.4倍に増加。同期間で14歳以下は4割減っており、少子高齢化に歯止めがかかっていない。
(3)14歳以下の人口割合は12.6%。日本と同様に少子高齢化が問題化しているイタリア(13.7%)やドイツ(12.9%)を下回り、世界最低の水準まで低下している。
ここで私の危惧することがあります。
それは、超長寿社会に入りかけているにもかかわらず私たちのマインドが古い価値観のままでいて、「化石人間化」していることです。
私はそのことを2011年6月23日付けブログで 化石人間再考 と皮肉っています。
ここでは、化石人間にならないための秘策もリンクしていますので、ご参照ください。
<お目休めコーナー>3月の花(14)
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