アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月11日)は、日帰りで金沢に出張し、1時間半の講演を行ってきました。

一般財団法人 中部生産性本部/中部地方労働組合生産性会議の主催の2016年度人と企業の活力化フォーラムで

「勇気づけ」を基盤としたコミュニケーション促進術

と題する講演(実際は研修)でした。

研修の柱は

1.経営に目的/目標の視点を!
2.内発的動機づけとしての勇気づけのご提案

で、80人の受講者に対して2人一組で討議・演習を交えながら進めていきました。

特に「動機づけ」に関しては、アメとムチ(賞罰)に代わる自律性・有能さ・関係性などの欲求に基づく内発的動機づけとしての「勇気づけ」を強調しました。

ただ、討議・演習などで観察できることは、日本の大企業の多く、中小企業のほとんどは、まだまだアメとムチ(賞罰)の動機づけから抜け切れていないことが私の実感です。

このようなモチベーションに関して革命的な本があります。

『モチベーション3.0ー持続する「やる気!」をいかに引き出すか』(ダニエル・ピンク著、大前 研一訳、講談社+α文庫、820円+税)という本です。

モチベーション3.0
持続する「やる気!」を
いかに引き出すか (講談社+α文庫)

ダニエル・ピンク著、大前 研一訳
講談社

この本を読むと、アドラー心理学の「勇気づけ」が「モチベーション3.0」、あるいは「内発的動機づけ」に属することがよくわかります。

ちなみにこの本のカバーには、「あなたのやる気、バージョンアップしていますか? 成果主義では人は動かない! 21世紀の職場に必要なのは、自発的(内発的と同じ意味)な動機づけ!」とあります。

これから数回に渡って勇気づけとモチベーション3.0の関連を探りつつ発信していきます。

<お目休めコーナー>

 
(金沢駅の郵太郎)

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