おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月26日)の午後にかんき出版の山下津雅子常務から『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』がまた重版になる旨のメールをいただきました。
これで『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)に『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』と共に部数で迫る本になりました。
また、キノブックスから重版が決まっている『親と子のアドラー心理学』が9日(月)以降、書店店頭に2刷が並ぶこととなる旨の連絡を受けました。
さて、野球ネタです。
テレビで第18代読売ジャイアンツの監督に正式に高橋由伸氏が就任することが決まったことが報じられていました。
40歳の12球団で一番若い監督が就任するわけですが、0.395の代打での打率の選手を失ったことは痛手になるかもしれません。
また、低迷する打線をどう活性化するか楽しみです。
さて、プロ野球に興味があって、来年のセ・リーグの監督のことを調べてみました。
東京ヤクルトスワローズ 真中 満
読売ジャイアンツ 高橋由伸
阪神タイガース 金本知憲
広島東京カープ 緒方孝市
中日ドラゴンズ 谷繁元信
横浜DeNAベイスターズ アレキサンダー・ラモン・ラミレス
驚きの1つは、全員が40歳代なのです。
東京ヤクルトスワローズ 真中 満 44歳
読売ジャイアンツ 高橋由伸 40歳
阪神タイガース 金本知憲 47歳
広島東京カープ 緒方孝市 46歳
中日ドラゴンズ 谷繁元信 44歳
横浜DeNAベイスターズ アレキサンダー・ラモン・ラミレス 41歳
もう1つの驚きがあります。
それは、6球団のうち中日ドラゴンズの谷繁元信監督(捕手出身)を除く5球団が外野手出身監督なのです。
今までの野球の常識では「外野手出身の監督に名監督はいない」とされていました。
事実、読売ジャイアンツで戦中・戦後に監督を務めた中島治康監督以来、外野手出身の監督は存在せず、内野手、あるいは投手出身者に限られています。
2014年2月25日付けブログ 野村克也講演会 ― 常勝軍団のつくり方 でも紹介しましたが、野村氏は
「組織はリーダーの力量以上に伸びない」と言われるが、特に、外野手出身の監督や現役時代に成績を残していない監督は勝てない。
と語っていました。
このことから言えることは、外野手出身の監督の采配によって次の3つの可能性があります。
1.脱常識の采配
2.不信に代わる信頼
3.守りよりも攻め
まずは、野球の采配には「野村ID野球」に象徴されるような「セオリー」が支配的でしたが、それを無視した采配が行われるかもしれません。
第2に、捕手、内野手はピンチ場面にマウンドに集まりますが、外野手は遠くで見守る経験しかありません。
それによって、忍耐を伴いながら選手を信頼する采配が主流になるかもしれません。
第3に、外野手は守備よりも打撃で登用されていたので、守りよりも攻めを重視する立場を取るかもしれません。
以上、昔野球少年のたわごとでした。
でも、このことは時代が変わる前兆かもしれないと考えていますが、いかがでしょうか?
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