アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

研修のため茨城県日立市に来ています。


さて、私の敬愛する渡部昇一先生の、1年前に出版された本を紹介します。

『知的余生の方法』(新潮新書、720円+税)

本の帯にはこう書いてありました。

あの名著『知的生活の方法』から34年。
新しい発想と実践のすすめ。

知的余生の方法 (新潮新書)
渡部 昇一
新潮社
知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
渡部 昇一
講談社

この本は、渡部昇一先生の余生の知的生活についてのエッセイです。

章立ては、次のようになっています。

第1章 年齢を重ねて学ぶことについて

第2章 健康と知恵について

第3章 余生を過ごす場所について

第4章 時間と財産について

第5章 読書法と英語力について
 
第6章 恋愛と人間関係について

第7章 余生を極める


読み応えがありました。


印象に残った2つのパラグラフを抜き書きします。

定年退職をチャンスだと考え、その抑えてきたものを復活させてやればいい。やりたいことを、思う存分やればいい。楽しくて仕方がないことならば、犯罪行為でなければ何でもかまわない。楽しければ、知的な興味もどんどん湧いてくる。それこそが「知的余生」なのである。
(第1章)

夢を見るのに、若さは必要条件ではない。
さまざまな人生体験を経て、知的修練を積んだからこそ余生で見られる夢もあるのだ。愛読する古典の人物と語り合う自分を夢に見ることも可能だ。むしろ、そちらの夢の方が素晴らしいとも言えるのではないだろうか。
(第7章)

2011年11月08日に紹介した『60歳からの人生を楽しむ技術』 と併せ読むことをお勧めします。

60歳からの人生を楽しむ技術 (祥伝社黄金文庫)
渡部 昇一
祥伝社

 
<お目休めコーナー> 「たきび」の歌発祥地にて(中野区)




 

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