おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
PHP研究所の若林邦秀さんからいただいた本を読んでいます。
その本は『苦しまなくて、いいんだよ。』(プラユキ・ナラテボー著、PHP研究所、1,500円+税)
この本は、編集者としての前に、知人から弟子のような関係になってタイまで著者を追って修行に2度も出かけた若林さんのプロデュースの本です。それだけに、若林さんの思い入れは深いようで、ヒューマン・ギルドの5月度のニュースレターにも「編集者による本の紹介」を書いてくれています。
この本の中に「善友」の大事さを強調していたブッダの教えが書かれています。
「比丘(注:ブッダの弟子)たちよ。太陽が昇るとき、前兆として夜明けの光が見えるごとく、善友があることは、比丘たちにとって八正道(注:悟りに至る8つの正しい修行法)を生じる案内者であり前兆である」
「善友ほど、まだ生じていない善法を生じしめ、すでに生じた悪法を衰退させる法はない。善友を持てば、まだ生じていない善法が生じ、すでに生じている悪法は衰退する」
さらには、ブッダが「善友」の資質として次の7つ(七善友法)を挙げていることが書かれています。
1.愛らしく、親しみが感じられる
2.頼りがいがあり、尊敬できる
3.智恵深く、理解力があり、たえず自己の向上に努めている
4.話し方を知り、巧みな方便を駆使して上手に助言や忠告ができる
5.どんな内容の相談事、質問や批判であっても熱心に傾聴できる
6.どんなに複雑、難解な内容も、明確に説明ができ、より深い学びへと導いてくれる
7.道理に合わないこと、誤った道、破滅への道へと人を迷わすことがない
いかがですか? あなたには、上の7つの資質のいくつかを兼ね備えた「よき友(善友)」がいますか?
あなたの友人に対して7つの資質を備えて接していますか?
<参考> 若林さんが手がけた本の数々
(注)『早稲田野球の魂』を除いてヒューマン・ギルドでも在庫しています。
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