アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(6月6日)は10時から12時までの2時間、府中市のにじのいろ保育園で同園の保護者および地域の子育て保護者を対象として「意欲を育てる心理学―子どもの目で見、子どもの耳で聞き、子どもの心で感じること」というタイトルで講演をしてきました。

私は、このようにして地道に「勇気づけ」を伝えるのが好きです。

ところで、「地道」の中でももっとも地道に属するワークショップが「勇気づけのワークショップ」

間もなく次の概要で開催します。

日 時:2009年6月20日(土)10:00~19:00・21日(日)10:00~17:00

会 場:ヒューマン・ギルド研修室

受講料:会員30,000円 /一般35,000円

ご案内には、次のような一文があります。

参加者が体験するだけでなく、さまざまな場面で活用できるよう参考資料も最大限お配りし、説明を加えながら進めていきます。あなたが自分で手にする素敵なプレゼントになるかもしれません。

昨年この講座に参加された土地実礼さんと橋雅子さん(共にヒューマン・ギルドの会員)からは、次のような感想をいただいております。

土地実礼さん2月11日のブログでご紹介、mixiでは「みーたんうさぎ」さん) 

「帰って来たアルバム」

昨年末に岩井先生の勇気づけのワークショップに参加しました。
二日間のワークショップ中、たっぷりと勇気づけの波状攻撃に会うのですが(笑)、その中でも特に印象に残ったことを記録しておきます。

カリス魔保育士さんの手助けによって「青春の忘れ物(なくした物)」が私の元に帰って来たのです。私にとっての「青春の忘れ物」は「アルバム」でした。実際には26才の時に私が自ら手放したので、忘れ物ではなく、なくした物です。

20代、特に中盤以降は自分にとても違和感がありました。
肩の力を抜いて、自分が信じる方向に全力で真剣に進んでいきたいのに、周囲から自分に期待されているであろう私のイメージとのギャップに苦しんでいました。今になってみると、勝手にイメージを作り上げて勝手に縛られていただけだったのですが、当時はとても苦しくて、自分が分裂しそうでした。中途半端で宙ぶらりんで、その当時の日記を読むと「死んでるみたいに生きてる。生きていても死んでいても同じことだ」と書いてあります。
この方向ではない、ということははっきり分かるのですが、ならどっちなの、という答えは見えず、どこで道を間違えたのかも分からず、とにかく止まりたかった。これ以上、「何か違う」と感じながら進んでいくのが限界になっていました。
そんな中で、過去の自分を整理したい、と感じて大学までのアルバムを全て手離しました。そうすることで自分に踏ん切りを付けたかったのです。どうしてアルバムだったのか、どうしてそうする必要があったのか、判然とはしませんが、その時はアルバムを手離さなくてはならない、という確信がありました。思い出の品を手離すのは思い切りが必要な行為かもしれませんが、不思議とその時の私には迷いはありませんでした。
結果的には「陰中の陽」の出会いがあり、その後の方向性は大きく変わっていき、徐々に楽に生きられるようになっていくのですが、もしかしたらあの時、私の元を去ったアルバム達のおかげなのかもしれません。
カリス魔さんからアルバムを戻して頂いて、色んなことがあったけれど全部ひっくるめて自分が歩んで来た道のりなんだ、過去の自分・現在の自分・未来の自分を全部引き受けよう、と静かに思いました。
年末の忙しい時期ではありましたが、勇気づけのワークショップに参加したことで大きな収穫を得ることができました。
アルバムを戻してくださったカリス魔保育士さんをはじめ、今まで出会った皆さんや今まであった出来事、そしてここまで進んで来られた自分自身に感謝すると同時に、じんわりと静かに勇気づけられています。

橋雅子さん3月11日のブログでご紹介、mixiでは「みやび」さん) 

「心地よい疲労感と満足感に包まれて2日間のワークショップが終わりました」

今振り返ると・・・
何という深い気づきの場だったろう。
1日目に流した涙と2日目に流した涙は意味が違いました。
初めは唇をかみ締めたくなるような悔しさとふがいなさ・・・
それが、じんわりにじむやわらかい涙に変わっていました。

自分のライフラインを描き自分の物語を2人の方に語り、その物語をリフレーミングされて、何故自分がそのような体験をしたのか、はっきりとわかりました。4*年生きてきてはじめての気づきでした。

今この場でもう一度参加者の方々、岩井先生、私を導いてくれたであろう宇宙の力に感謝します。


徹底的にあなたを勇気づける2日間のワークショップです。

勇気づけのテクニックは、お教えしません。あなたを勇気づける人そのものにします。

奮ってご参加のほど 

お申し込みは、ヒューマン・ギルド


<お目休めコーナー> ご近所のあじさいと道祖神



コメント ( 4 ) | Trackback ( )