おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
4月30日のブログ「深キョンは余計なことをしてくれた」 で斎藤佑樹投手の不調の原因が都内の人気鍼灸院の先生に深沢恭子を紹介され、深田が斎藤をじっと見つめ、いい雰囲気で、肉を焼いてあげるなどかいがいしく世話をしていた上に佑ちゃんの手を両手で握りしめていたことにあったという妄想をお伝えしました。
そのことで対法政戦で乱調だったことに結び付けたかったわけですが、その後数日間で斎藤投手は、深キョンのイメージと手の感触を必死に振り払って立て直し(下線部分は私の憶測)、8回無失点と好投し、リーグ通算20勝目を挙げたことが5月4日の新聞各紙で報じられていました。
さらに5月4日は、対立教戦に続投、7回を2失点で、勝利投手にこそなりませんでしたが、勝利に貢献しました。
メデタシ、メデタシ。
YOMIURI ONLINE[ 2009年5月3日17時46分 ] によれば、好調時と今の投球をビデオで見比べ、フォームを修正して臨んだようです。
「苦しかったがやっと抜け出せた。この1勝は大きい」と笑顔を見せた斎藤投手、深キョンとの不適切なデート、法政戦で乱という失敗を見事克服したようです。
ところで、アメリカで最も信頼されている「リーダーシップ論」の権威で、著述家・講演家のジョン・C・マクスウェルは、『「勝負強さ」を鍛える本』(齋藤孝訳、三笠書房)で失敗を正しくとらえるためのアクロニム(省略語)を次のように紹介しています。
失敗(MISTAKES)とは・・・・・・・・
人生についてフィードバックを与えるメッセージ(Messages)である。
反省し、考える時間を与えるための中断(Interruptions)である。
正しい道を示す道標(Signposts)である。
人間としてさらに成熟するための試練(Tests)である。
チャレンジし続けるための覚醒(Awakenings)である。
次のチャンスへの扉を開ける鍵(Keys)である。
まだ行ったことのない場所へ誘う探検(Explorations)である。
われわれの成長と進歩に対する評価(Statements)である。
斎藤投手は、失敗を正しく受け止めたわけで、「あっぱれ」です。
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「勝負強さ」を鍛える本 ジョン・C. マクスウェル,John C. Maxwell,斎藤 孝 三笠書房
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