アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋30年 「勇気の伝道師」     ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月25日)の10:00~17:30は、秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の5日目を行っていました。

『図でわかる 親と子のアドラー心理学』(キノブックス、925円+税)をお求めになる方が目立ちました。

ちょうど受講中の大西 勝士さん(個別学習のセルモ 成田橋賀台教室 塾長、フェイスブックブログ)は、保護者用にと30冊お買い求めくださいました。

大西さん、ありがとうございます。

講座は、午前中にある方の3つの早期回想の解釈。

受講生には、推理小説を読み解くように楽しいようです。

ちなみに、アドラーはコナン・ドイルの『シャーロックホームズ』の愛読者だったようです。

お昼休みの研修室に入ったら、受講者の半分ほどがお弁当を食べていました。

研修6日目になると、受講者同士の一体感がより強まっているようです。

午後は、カウンセリングのデモンストレーション。

今後に向けての、ややコーチング的な対応でした。

続いて、受講者のうちの12人が次々とクライアントを務めるカウンセリング演習。

私がクライアント役を務めましたが、私自身の気づきも多かったです。


野手貢さん撮影の写真を借用)

 ◆今後、アドラー心理学のカウンセラーを志す方は こちら をご覧ください。

<お目休めコーナー> 9月の花(25)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月24日)の13:30~18:30は、秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の5日目を行っていました。

1時間半ほどは私が質疑応答やある離婚危機ケースを扱いました。

15:05からは、臨床心理士の若林 佑子さんに精神医学の講義をお願いしました。

私も珍しくすべての講義に参加しましたが、とてもわかりやすい。

 

若林さんは、この講座のために資料やパワーポイントを作成されたようです。

受講者も興味津々で、たくさんの質問や意見が出ました。

そのことにユーモアを交えて回答される若林さんが実にお見事。

早めの18:30に終えてからは、若林さんも交えて「香港酒家」で懇親会。

皆さん、すっかり打ち解けていました。

この時の写真が不鮮明で申し訳ありません。

 

坂本倫朗さん の音頭で中締め。

私たち7人ほどは、この段階で失礼しましたが、まだ残る人たちがかなりいたようです。

今日がまた楽しみです。

<お目休めコーナー> 9月の花(24)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

アドラーがフロイト、ユングと並び称された本があります。

『無意識の発見 下ー力動精神医学発達史』(アンリ・エレンベルガ―著、木村敏・中井久夫監訳、弘文堂)です。

無意識の発見 下 —
力動精神医学発達史
アンリ・エレンベルガー
弘文堂

この本では、フロイト、アドラー、ユングの生涯と業績などが書かれています。

この本の中にユングが12歳の時、友人から卑怯にも後ろから投げ倒され、短期間失神した話が載っています。

ユングは、この犯人を驚かせようとしてしばらく意識喪失のふりをし続けました。

この時以来、学校に行きたくないときはいつも、意識を失うようになり、宿題をしたくないときさえそうなりました。

6か月間、ユングは家を出ても学校に行かず、一帯をぶらぶら歩きながら白昼夢にふけっていました。

医者たちは首をかしげ、その中のある医者はてんかんではないか、と言いました。

その後のとある日、ユングは父親が家を訪れた自分の友人に「息子の将来が心配だ」と話しているのを盗み聞きしました。

その日以来、ユングは失神発作を抑えようと努力し、勉強を再開しました。

つまり、ユングは今で言う「不登校」だったわけです。

なんだか親しみが持てませんか?

ところで、同じ本にアドラーの子ども時代のことが書かれています。
訳文のまま紹介しましょう。

私のもっとも早期の記憶の1つは、くる病のために包帯をした私がベンチに座っていて、私の向かいに健康な兄が座っているという場面である。
兄は楽々と走ったり飛び跳ねたり動き回ったりできるのに、私はどんな運動をするにも緊張と努力が必要だった。
皆が精一杯私の力になってくれ、両親もできる限りのことをしてくれた。
これは私が2歳ごろの記憶だと思う。

エレンベルガ―は、この早期回想に関して次のように書いています。

この最初の記憶は実に特徴的である。
くる病は彼(アドラー)が後に自らの心理学説の中心に据えたことのある器官劣等性の経験を表している。
よるべない動きのとれない子どもの姿は、彼の学説の基本である運動への努力をまざまざと表示している。

私には、ユングが他者から被害を受けて不登校になったのと比較して、生まれながらの病を持って、劣等性・劣等感を抱きながらも周囲の人たちの協力を語るアドラーは、精神的にはユングよりもずっと健康な印象が残ります。

<お目休めコーナー> 9月の花(23)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月22日)の11:00~13:00は、ヒューマン・ギルドの研修室で20名の受講者をお迎えし、アドラー心理学ゼミナール 新井栄子さん(NPO法人CLIPあこーん理事、フォローワーシップA)に「新井流 DVからの脱却」タイトルでご講演いただきました。

駆け落ち同然の結婚をして、男社会の中で支配や差別に直面しながら50年近く生活を共にし、1年数か月前に死別されたご主人の思い出をたんたんと語られた新井さんは、受講者に深い感動を与えてくださいました。

前半部分が終わったところの質疑応答部分で私が「新井さんが生まれ変わってもう一度伴侶を選び、同じご体験をされるとしたら、あのご主人と結婚されますか?」とお尋ねすると、強く「はい」とお答えになったのはびっくりすると共に、究極の夫婦愛を感じました。

その新井さん、「好きで好きでたまらなくて結婚」し、仕事の第一線を退いて心理学の勉強をするようになってから大嫌いになっていた時期もあったのだそうです。

後半は5年前から学び続けていらっしゃるDVについて

・暴力の本質と支配の構図
・DV・虐待はどのように起こり得るのか

のプリント(16歳のお孫さんがワードに)をもとに解説されました。


新井さんのお話しを聴きながら、DV・虐待に無縁の関係性は、支配・依存の関係とは逆の「相互尊敬・相互信頼」に基づく関係だと改めて認識しました。

新井さん、感動的なご講演、ありがとうございました。


◆10月・11月開催のアドラー心理学ゼミナール は、次のとおり開催されます。
時間はそれぞれ11:00~13:00、料金2,160円(資料付き・税込み、 当日会場でお支払い下さい)です。

・10/10(月・祝) 「これって虐待? 〜福祉相談の現場から」 
講師:新田 栄美氏 (一般社団法人 日本支援助言士協会理事、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、アドラー・カウンセラー)

 どこまでが『しつけ』で、どこからが『虐待?』 街中で見かける親子連れや、近所の子らの泣き声、またわが子への接し方に「これはセーフ? これはアウトじゃない・・・?」など、ドキッとさせられることが時としてあるかと思います。虐待相談に関わる部署の相談員なり、まだ1年半ではありますが、市町村で行われている支援の現状と、「虐待」の捉え方、最近取り組まれている「サインズ・オブ・セイフティ アプローチ」を紹介しながら、身近な子どもの問題を取り上げながら皆でディスカッションしたいと考えています。
  
・11/3(木・祝) 「アートと私とアドラー心理学」 
講師: 岡田 倫氏 (SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、アドラー・カウンセラー)
  
 生まれた時からアートな空間で育った私がいつしかアートを嫌いになってしまった。好きな空間、好きな絵、好きな服、それらを自分の物にしようとせず、遠くから眺めているだけ。
 38歳の時にアドラー心理学と出合い、本当の自分探しが始った。いつからでもまた好きなこと=アートな人生を始められる。
 生まれてから41歳までの私をアートとアドラー心理学と絡めながらお伝えしていきたいと思います。

<お目休めコーナー> 9月の花(22)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月21日)は基本的にオフの日で、遅く起床し、午後1件ほどカウンセリングをこなしてからカミさんと東京ドーム球場に。

16:00の開門から試合が終わってしばらくの21:50まで球場にいました。

一塁側の観客席からビールを飲みながら中日のバッティング練習を眺めていました。

試合開始の30分ほど前には、巨人軍の先発のマイコラス投手が近くで肩慣らしをしていました。

3回裏、満塁の場面でギャレット選手の安打で2得点。

巨人軍の応援席は大いに盛り上がりました。

7回裏の、またもやギャレット選手の2塁打で村田選手が2塁からバックホーム。
一度は、アウトが宣告されましたが、判定が覆りセーフに。

9回表の中日の攻撃では、マイコラス投手の投球が100球前後から4安打。

ヒヤリとさせられましたが、5対2で巨人軍の勝利。

私は野球に集中していましたが、カミさんはビール嬢の動きを観察していました。
そこで、私も便乗。

よく売れているビール嬢と、さほどでもないビール嬢とでは、観客に対する声かけなどが明らかに違います。

売れているビール嬢から試合開始直後に1杯購入し、試合の終わりころ図に乗ってもう1杯注文しようとしたら、ストップがかかりました。

目で追うだけのビール嬢の姿だけではちと寂しい野球観戦でした。

<お目休めコーナー> 9月の花(21)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

いつもよりずっと遅い時間の更新です。

今日は原則オフの日で、午後に1つだけカウンセリングをしにオフィスに行きます。

その後は、楽しみが待っています。


さて、ブログのコメント欄に SMILEリーダー養成講座 の受講者だった川口眞理子さんが「深い感謝の気持ち」と題して昨日の朝にコメントを書いてくださっていますので、ここにコピペさせていただきます。

岩井先生

おはようございます。
SMILEリーダー養成講座の3日間大変お世話になりました。
私にとって充実した3日間でした。

決して「地獄の特訓」ではなく、愛と勇気にあふれる場の満載でした。
最後の感想では、思わず感極まり涙してしましました。
良い歳をしてお恥ずかし限りです。

ですがその涙は、「SMILEリーダー」を目指す仲間のそれぞれのライフスタイルが現れる講座発表は、真剣にまっすぐで、その姿がとてもいとおしく暖かく、それを見つめるメンバーも、演技しつつも我が事のように真剣なのです。

またそれを見守ってくださる岩井先生の包容力が、最高なのです。これはまさにその場で感じられる愛あるご指導と思っております。

受け取る気持ちは人それぞれですが、最後の写真を見ると決してシャッターーチャンスに先生が笑わせただけでなく、満たされた感動の3日間だった証の笑顔です。

「時期尚早というなかれ」 試練の川をまだ小さいい筏ですが漕ぎ出していきましょうか、みなさん!!

 
ところで、昨晩は台風の中 かんき出版 様の齊藤龍男代表取締役社長、山下津雅子常務、山縣道夫教育事業部課長からご接待に預かりました。


(右上齊藤社長、左下山下常務、左上山縣課長)

1軒目は、四谷ふくで。

共通の知人の話題が出たり場は大盛り上がり。

荻窪の寄港地に行こう、ということになり、そのままタクシーで荻窪に向かいました。

会話の中、タクシーの中で話題は尽きませんでした。


(寄港地で)

詳しく書くことができませんが、私は大切なことを学ばせて学ばせていただきました。

その最大のことは、 かんき出版 様が読者と書店をとても大事にされていることです。

齊藤社長は、つい最近まで読者からの手紙に自筆で返信されていたとのことでした。

出張先の書店に夜の9時に訪問されたエピソードも伺いました。

ここには、かんき出版 様の創業者の、ベストセラーの神様と呼ばれた神吉晴夫氏(故人)の精神がDNAとして継承されています。

かんき出版 様のホームページには、こんなことが書かれています。

著者の原稿を一字一句そのまま出版することが当たり前だった時代において、著者と出版社との共同作業による本作りを実行し、戦後最大の出版プロデューサーと呼ばれました。

ベストセラーの神様と呼ばれた神吉晴夫

かんき出版は、1977年4月に元光文社社長の神吉晴夫が、新書判の出版社として設立しました。残念ながら、設立直後に神吉は急死し、かんき出版から神吉が担当した書籍が出版されることはありませんでした。

実は、私は高校生の頃から光文社のカッパブックスを読みまくっていました。

『英語に強くなる本』『社会学入門』『心理学入門』『文学入門』『経済学入門』『経営学入門』などなどで、カッパビジネスを含めれば50冊を超えていたことでしょう。

大学生1年生の時、マーケティングの授業で当時の宇野政男教授が神吉氏のことに触れて、今までの出版のプロダクト・アウトの形態をマーケット・インに転換させた革命児という呼び方をしていたことが思い出されます。

そんなDNAを継承するかんき出版 様から私は、2冊の単著、2冊の監修本を出していただいていることにしみじみとありがたさを感じた夕べでした。

人生が大きく変わる
アドラー心理学入門
岩井 俊憲
かんき出版
アドラー流一瞬で心を
ひらく聴き方
岩井俊憲
かんき出版
アドラー流 たった1分で
伝わる言い方
戸田久実著、
岩井 俊憲監修
かんき出版
マンガでよくわかる
アドラー流子育て

宮本秀明著、

岩井 俊憲監修

かんき出版

<お目休めコーナー> 9月の花(20):四谷ふくの玄関の花

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月19日)は、ヒューマン・ギルドで SMILEリーダー養成講座 の3日目(最終日)を行っていました。

3日間、泣いたり笑ったりの行動を共にすることで学びの共同体が形成されていました。

いつものようにロールプレイは迫力がありました。

最後の感想発表の際には、この講座に対する深い感動・感激の言葉が寄せられましたが、一方では、リーダー資格を得て講座を開催することにためらいの言葉もありました。

そこで、私が最後の言葉として言ったことは、「『講座をスタートさせることがまだまだ早い』と言う人は、5年経っても10年経ってもそう言い続けているだろう」ということでした。

これは、川淵三郎氏の次の言葉に基づいています。

「時期尚早と言う人間は百年経っても時期尚早と言う。前例がないという人間は二百年経っても前例がないと言う」

その後は、私のよく言う「四の五の言わずに見切り発車しなさい!」でした。

修了した9人がそれぞれどんな貢献をされるのか楽しみです。

◆四の五の言わずに見切り発車したい人は、次のブログをご覧ください。

・2015年12月10日付けブログ リーダーシップ Q & A :川淵三郎氏の断行力から学ぶ

・2016年9月9日付けブログ 自分探しよりも自分創めを

<お目休めコーナー> 9月の花(19)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(9月17日)、昨日(9月18日)は、ヒューマン・ギルドで SMILEリーダー養成講座 の1日目、2日目を行っていました。

9人の受講者(うち1名は再受講)に対してみっちり特訓です。

それぞれの人に割り当てられた章・節を実際に担当してもらいます。

グループを前にしたときのその人のライフスタイルがもろに出ます。

ロールプレイも頻繁に行われます。

 

2人一組の演習も。

 討議もペアや

グループで。

2度目に担当する時には、一段と腕に磨きがかかっているのがわかります。

お互いすっかり仲良くなって、懇親会には全員参加(写っていない人もいましたが)。

全員入った写真はこちら。

今日は最終日。

どんな展開になるか楽しみです。

◆次回の1/7.8.9.(土、日、月祝、3日間コース )に開催される SMILEリーダー養成講座 は、次のとおりです。
もうすでに半分近く申し込みが入っています。

日時:2017年1月7日、8日、9日(1日目10:00-18:30、2日目9:30-18:30、3日目9:30-17:30)
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
料金:91,800円 再受講21,600円(再受講も会員限定4名様まで)
定員:11人(厳守します。定員以上の人数は入れません。再受講者は受け付け可能です)

<お目休めコーナー> 9月の花(18)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月17日)は、10:00~18:30にヒューマン・ギルドで SMILEリーダー養成講座 の1日目を行っていました。

参加者は、直近のキャンセルもあって9名です。

このことについて詳しくは、明朝まとめてお伝えします。

 さて、「ユングからアドラーが見えてくる」シリーズの2回目です。

『ユングの生涯』 (河合隼雄、第三文明社 レグルス文庫)を読んでいたら、次のような文章に出合いました(P.91)。

ユングの生涯 (レグルス文庫)
河合隼雄
第三文明社

 1936年にイギリスの精神科医ベンネットはフロイトを訪問し、その際にフロイトから分かれていった人々についてフロイト自身の意見を聞いた。

彼(フロイト)は「アドラーの分離は損失ではなかった。アドラーが〔精神分析のサークルから〕出て行ったのは後悔しません。彼はもともと分析家ではないからです」と答えました。

(一部省略)

ベンネットはさらにユングについて尋ねた。

フロイトはしばらく間をおいて、「ユングは大きな損失だった」と言い、それ以上何も言わなかったという。

ユングとフロイトは1907年に出会ってから2人の協調は急激に進み、1908年にはザルツブルグで事実上の第1回国際精神分析学会を開催。
1910年にはニュールンベルグで国際精神分析学会が創設され、ユングはその会長となりました。

その間の1909年には一緒にアメリカに講演に出かけ、途中フェレンツィを交えた3人で夢の分析をし合っています。
また、二人の間にはおびただしい書簡が交わされています。

フロイトとユングの間の心理的距離は、フロイトとアドラーとの関係よりもずっと近かったのです。


ところで、フロイトの後継者たちは、アドラーとユングを「フロイトを裏切った弟子」だとののしっています。
  
ユングはさておき、アドラーはフロイトの弟子だったのでしょうか?

このことに関してアドラー自身の見解が『生きる意味を求めて』(岸見一郎訳、アルテ、2,000円+税)に次のように書かれています。

生きる意味を求めて―
アドラー・セレクション
Alfred Adler,岸見 一郎
アルテ

(夢の解釈について)私は彼の誤りから学んだのである。私は一度も精神分析を受けたことはない。
(P.206-207)

続けて憤り気味に次のように書いています。

フロイトと彼の弟子たちは、明らかに自慢するように、私がフロイトの弟子であったということを大いに好む。私が精神分析のサークルでフロイトと大いに論争したからである。しかし、私は一度もフロイトの講義に出たことはないのである。このサークルがフロイトの見解を支持することを誓わせることになったとき、私が最初に彼のもとを去った。
(P.207)
 
この2つの点をつなぐと、フロイト自身もアドラーを弟子とはみなしていなかったし、アドラーもフロイトの弟子であった意識はまったくなかったようです。

<お目休めコーナー> 9月の花(17)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月16日)は、大阪の西心斎橋で 株式会社 バンタン 様の15人の社員を対象に

アドラー心理学に基づいたモチベーションアップ研修

の研修を行っていました。

昼休みに近くの道頓堀の周辺をうろうろしていました。

私は大阪には、この1年だけでも10回以上、累計すると100回以上行っているのに、以外に大阪の地理を知らないことに気づきました。

あるところだけに行って返って来るという「点」への訪問だったからです。

今回の訪問で点が線になり、心斎橋―道頓堀ー難波が私の中で結ばれました。

同じことが心理学でも言えます。

アドラー心理学だけを学んでいると、確かにアドラー心理学の魅力を味わえますが、アドラー心理学の内部の人だけとしか集うことしかせず他の流派の人たちと交流ができず、考え方も独断的になる危険性があります。

ところで私は、8月31日のブログ この秋はユングのお勉強を でお伝えのとおり河合隼雄氏のユング心理学をCDと本で学んでおります。

学んでいて思うことは、アドラーの名が各所に出てきていることもあって、ユング派から見たアドラーが非常に鮮明に浮かび上がってくることです。

そのことをあまり学問的でないトーンでお伝えしたくなってきている自分がいます。

今後、間を置きながらだらだらと書き連ねていきますので、お楽しみに願います。

<お目休めコーナー> 9月の花(16)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月15日)の私たち夫婦の27回目の結婚記念日に対しましては、多くの方々から祝福のお言葉を賜りありがたく厚くお礼申し上げます。

研修・出張のため夫婦で喜びを分かち合うことはできませんでしたが、電話で確認し合いました。

そんな昨日、うれしい情報が入ってきました。

(株)三笠書房 編集本部の番園雅子さんからの『アドラー流 人をHappyにする話し方』(三笠書房王様文庫、590円+税)の重版連絡です。

アドラー流 人をHappy
にする話し方 (王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房

おかげさまで、本日、『アドラー流 人をHappyにする話し方』の重版が決まりました。ありがとうございます!

◎4刷、4,000部(累計24,000部)

先生のご結婚記念日というおめでたい日にご報告でき、嬉しいことでございます。

長く愛読していただけるご本となり、今回の重版で、より多くの方々に届きますことを願っております。

番園さん、ご連絡ありがとうございました。


さて、これからが本論です。

昨日の9:30~17:30は、法人事業部長の宮本秀明さんをアシスタントとして企業法人の教育機関 株式会社 バンタン 様の社員38名を対象に

アドラー心理学に基づいたモチベーションアップ研修

と題する研修を行っていました。

ファッション、ヘアメイク、ビューティ、映画・映像、グラフィックデザイン、ゲーム、マンガ、アニメ、パティシエ、カフェ、フードコーディネーター等の分野におけるクリエイター養成スクール運営事業を行う 株式会社 バンタン 様では、20年前に幹部対象の「カウンセリング・マインド」研修を行ったことがあり、そのことを石川社長が覚えていてくださってのご依頼です。

参加者のモチベーションは、もともとかなり高く、自己受容度も群を抜いていました。

的を射た質問もかなり出て、講師としてもやりがいがありました。

さらには、受講者のある方がメールでご質問をくださり、その中でこんなメッセージを書いてくれていました。

本日は素敵な研修をありがとうございました。
今までで一番有意義で楽しい研修内容で素敵な経験をさせていただき誠にありがとうございます。

今日は、大阪で株式会社 バンタン 様の研修です。

楽しみです。

<お目休めコーナー> 9月の花(15)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(9月15日)は、私たち夫婦の結婚27周年の日です。

肝心の記念日は、夕方研修先からそのまま大阪に出張してしまうので、共に祝福の場を設けることができません。せめて花束をプレゼントしました。

27年前のこの日は、早稲田大学の大隈会館に親族、友人を集めて公式の結婚式、披露宴を行いました。
とても暑い日でした。

私たちは、8月末に入籍を済ませ、足立区の小さなマンションで結婚生活をスタートさせました。
9月末にヒューマン・ギルドの関係者を集めて神楽坂の「エミール」で多くの方々に祝福を受けてから、カミさんの切迫早産の危険性があって入院が長く続き、そのまま1月15日にタクロウを産みました。

こんなことで、この場所で共に過ごすことはほとんどなかった結婚生活のスタートでした。

あれから早いもので27年。

この人を伴侶として本当によかったと思います。

私たち夫婦は、共通点よりも違いの方が多いかもしれませんが、それがいいのかもしれません。

共通点が多いと、そのことが煩わしくなることがあるかもしれません。

しかし、違いがあると、その違いに敬意を払いつつ関心を持ち、共に理解しようと努力することで何かを生み出すことができます。

私はかなりわがままな人間です。

そんなわがままな人間を、うまく放し飼いにし、時にうまくあしらってくれているカミさんに心からの感謝の念を覚える27年間です。

<お目休めコーナー> 9月の花(14)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月13日)は、10:00~17:00に某航空会社の社員33名を対象に

アドラー心理学を活用した勇気づけのコミュニケーション

の研修を行っていました。

昨年は、3時間コースの研修を1日に2回に分けて担当しましたが、今年は、じっくり1日6時間でお伝えしました。


午後には、株式会社かんき出版 編集部の谷内 志保さんからメールが入りました。

またまた、重版がかかりご連絡を差し上げました。
●『マンガでよくわかる アドラー流子育て』3,000部/9月27日出来予定(5刷)

マンガでよくわかるアドラー流子育て
宮本秀明著、岩井 俊憲監修
かんき出版

2015年8月発売のこの本、7月の4刷から2カ月もせずに5刷とはすごいです。

家に帰ると、キノブックスの編集部の小此木千恵さんから『図でわかる 親と子のアドラー心理学』(岩井俊憲監修、925円+税)の見本が5冊届けられていました。

いい本に仕上がりました。

図でわかる 親と子のアドラー心理学
岩井 俊憲
キノブックス

この本は、やはり5刷に達している『親と子のアドラー心理学』(キノブックス、1,300円+税)から美弥子の育児日記を抜き、簡略化した内容に図解を豊富に入れた、入門書です。

親と子のアドラー心理学 
勇気づけて共に育つ
岩井俊憲
キノブックス

発売は今週末の17日。ヒューマン・ギルドにも大量に入荷します。

SMILEリーダーがフォローアップ・コースを行う際の副読本として最適です。
何せ消費税込みでも999円ですから。


もう1つ、私の監修本『イライラしないママになれる本』(野口勢津子著、岩井俊憲監修、1,300円+税)も順調に売れています。

イライラしないママになれる本
子育てがラクになるアドラーの教え
野口勢津子著,岩井俊憲監修
秀和システム

こちらも5刷に達しています。


このように、アドラー心理学の子育て本 売れ行き快調!

<お目休めコーナー> 9月の花(13)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は以前、勇気づけのコミュニケーションの成立要件を次の4つの前提だとする見解を述べました。

1.発信者
2.受信者
3.相互関係
4.記号

別な言い方をすると、相手をいい気持にさせるとか、耳に快い言葉を語ることが勇気づけになるとは限りません。

その一例を『現代アドラー心理学 下』(G・R・マナスター&R・J・コルシーニ、春秋社、絶版)のケースでたどってみましょう。

著者の一人が大学で授業を行っている最初の日に、ある学生が真ん前に座り、雑誌を読み始めました。
こういう行為が何週間も続いたのですが、著者は無視することに決めました。
6週間目に学生はみな教科書に基づいた試験を受けました。
当然ながら、この学生はクラスの最低の成績で、合格点に達しなかったので、著者は学生を呼んでやり取りをしました。

そのやり取りで明らかになったのは、この学生の父親がこの大学の理事会のメンバーの一人であること、また、青年のIQが200に達していると語ったことでした。

学生は、父親からセラピーが役に立つことを求めていましたが、著者はその時点では確約をしませんでした。

2週間後、この学生は、著者が教室を出て行こうとしたときやって来て、相談に乗ってほしいと言ってきました。

セラピーを受けたい気持ちがあったのですが、著者はきちんとしたセラピーの時間がなく、駐車場に行くまでの時間ならほんの数分程度可能であることを語って、沈黙をしていました。

沈黙を理解できないでいた学生は、2人が駐車場に着いたとき、こう言いました。

「着きました。どういうことですか?」

著者はひと言だけ言いました。

「大人になれ、このバカ息子が!」

この学生は、大学に残り、中間テストには、すべてのコースでオールAを取りました。

その青年は、その後数年間連絡を絶やさず、自分の生活が改善されたことや、あのたちまち治療的な効果を持った言葉について大いに感謝し続けたのでした。


「大人になれ、このバカ息子が!」という言葉だけを取り上げると、勇気くじきの言葉ですが、コミュニケーションの受信者の態度と2人の相互関係からすると、勇気づけのコミュニケーションが成立します。

著者は、別のところでこんなことを書いています。

「アドラー派は、人々が心理的に病んでいるとは見ず、勇気を失っているのであると見る。アドラー派の見るところでは、セラピーの過程は、何かを癒すのではなく、勇気づける過程なのである」

勇気をくじかれている人を勇気づけるためには、相手をいい気持にさせるとか、耳に快い言葉を語ることでないことをこのケースでご理解いただけたことでしょう。

◆「蜷川幸雄は、勇気くじきの演出家だったか?:山田さんのご質問に」(全16回)は、以下のとおりです。
お時間のある時にお読みください。

第1回目 5月20日 
第2回目 5月21日 
第3回目 5月23日 
第4回目 5月25日 
第5回目 5月26日
第6回目 5月27日
第7回目 5月28日
第8回目 5月30日
第9回目 6月 2日
第10回目 6月 3日
第11回目 6月 4日
第12回目 6月 6日
第13回目 6月 8日
第14回目 6月 9日
第15回目 6月12日
第16回目 6月15日

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(9月10日)、昨日(9月11日)は24人の受講者を対象に秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の3日目・4日目を行っていました。

2日間のうちにカウンセリング演習、早期回想の読み取り、カウンセリングのデモンストレーション、カウンセリングの講義などをこなしました。

まずは、3日目の写真。

受講者の早期回想の読み取り力が高いのにびっくりしました。

12人の方々の聴き方の特徴も観察できました。

こちらは、4日目の写真。

うち3枚は、受講者の方から頂戴したものです。

カウンセリングのデモンストレーションは、丁寧に行ったつもりです。

仲間からの勇気づけが抜群でした。

受講者は「同じ釜の飯を食う」ような感覚があるのか、実に一体感ができています。

 

これでやっと全8日のうちの半分が終わったことになります。

やはり「養成講座」は充実感があります。

9月17日(土)、18日(日)、19日(月)の3日間で開催する SMILEリーダー養成講座 に2人ほど受け入れが可能です。

参加条件は、ヒューマン・ギルドのプレミアム会員で、ベーシック・コースとSMILE(課題・宿題も)修了者であること、です。

 「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の講座を開けるようになります。

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