答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

つづけてきたこと(転載)

2013年09月14日 | オヤジのIT修業

高知県土木施工管理技士会の依頼で、『高知土木技士』という季刊誌に寄稿した。

7月に書いたもので、いささか古くなったが、冊子が刊行されたのを受け、若干の加筆修正をして転載する。

ってエラそうに宣言してしまったが、故あって昼間から酒を呑まねばならない今日。

有り体に言えば手抜きのコピペ、なのであるな。

 

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 ブログを書き始めてから丸5年が経ちました。

 『答えは現場にあり!技術屋日記』http://blog.goo.ne.jp/isobegumi/と、弊社の現場情報ブログである『土木のしごと-(有)礒部組現場情報』http://blog.goo.ne.jp/isobe-genba/との二本立てで、日々、Webで書くという行為を続けてきました。その累計アクセス数はというと、『答え・・・』が47万人ちょっとで、『土木・・・』は20万強。この数が多いのか少ないのかについては、確とした比較の対象が私の中にありませんので、よくは判別しかねるのですが、当初の目標が、「どんな形でもいいから(ほぼ毎日)更新する。そして必ず5年は継続する」ということだったのを思い起こせば、その内容はともあれ、続けてきたことには及第点を与えてやっても良いのかなと思っています。

 ときおり(これは今でも非常に気恥ずかしいことなのですが)、生身の読者にお会いすることがあります。「マメですねえ」とか「好きやねえ」とかと、言われることもあります。

 もちろん「嫌い」では出来ませんが、「好き」だけでも続けることは出来ません。ましてや私自身が「マメ」なのかかどうかといえば、「熱しやすくて冷めやすい」土佐人気質を地で行く私のこと、その対極にいることは間違いがないところです。そんな私が、何故これまで続けてこられ、とりあえずこれからも止めようとしないのか。

 

 「情報を発信せよ」

 6年前読んだ『桃論~中小建設業IT化サバイバル論』(桃知利男、エクスナレッジ)という風変わりなタイトルの本は、中小零細建設業者に対して、そう呼びかけていました。

 「このメッセージは私に向けられている」

 何故だかわかりませんが私は、そう勘違いしてしまいました。他人さまから見れば単なる勘違いに過ぎないでしょうが、当の本人は大真面目。私にとってのそれは、「自覚という名の勘違い」だったと、そう思っています。

 爾来、私は続けてきました。エラそうに言うほど大した内容ではありませんが、脳天気に書き散らかしているようでいて、逡巡して書けなかったことなど数えきれないほどあります。匿名ではあっても、容易に個人が特定できた当初もそうですし、実名に切り替えて今に至るまでなら尚更そうです。その経験から言わせてもらうと、「ネット評判社会」(山岸俊男)の今という時代に、Webで書くという行為、すなわち、身内で繰り返す会話にとどまらずに外へ情報を発信しようという行為は、公共建設工事という私たちの仕事に好循環をもたらせてくれます。そのこともまた、実感してきました。

 ただその為には、ポジティブに発信しなければなりません。たとえ見せかけだけでもポジティブに書いていると、なんとかなってくるものだと、少なくとも私はそう信じています。

 

 「情報は発信する者に集まる」のは当然なのだが、ネガティブ情報を発信する者にはネガティブな情報しか集まらないのも当然のことでしかない。書くならポジティブな態度で書きましょう。明るい話題を、元気の出る話題を(意識的に)書きましょう。

                  (桃知利男『モモログ3』2008.6.26より)

 

結局のところ、建設業者のそれに限らず、「情報を発信する」という行為に伴う問題の最たるものは、「更新し続けられるか否か」という一点に集約されていくといきます。勇んでやり始めたはいいが、表に出来ない諸々や、載せられない画像とのせめぎ合いに、「どうすりゃいいのさ思案橋」と堂々巡りの繰り返し。そのうちキレイ事に終始することとなり自分自身で面白くなくなってしまう。そうこうするうちに書くネタが無くなり(無くなったという錯覚ですね、たぶん)更新をサボる。その時の台詞はいつだって同じです。

「仕事が忙しい」

もしくは「こんな余計なことを・・・」

 たしかに、日々の業務に優先順位をつけると、現場情報を発信するなどということは、後回しにされてしかるべきものなのでしょう。そんな余計なものをやらなくても現場は進むのですし、そんなことに関わりあう余裕はないのかもしれません。

 しかし私は敢えてそれを承知でこう言うのです。

 地域社会に(自ら進んで)情報を発信する行為は、今という時代の土木技術者にとって、「モノづくり」と同列に置かれなければならないことなのです、と。

 

 「なんか書いてみませんか?」と事務局に勧められ、二つ返事で受けたはいいのですが、「なんか軽い話題を」との目論見もむなしく、結局は、CPDSセミナーで強調するところの、いつもの話しになってしまいました。貴重な時間を、拙稿にお付き合いいただいたた皆さまに感謝申し上げます。

 暑い中、お仕事大変でしょうが、どうかご自愛ください。

 

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