内田樹による内田樹 | |
内田樹 | |
140B |
さて久々に内田樹でも読んでみようか、と思ったのだから、
少しは余裕が出てきたのかもしれないな、と思いつつ、
『内田樹による内田樹』という内田本を読み始める。
と、のっけからこんなフレーズに痺れてしまう私。
いわく、
それは人間がほんとうに言いたいことは「書かれたこと」じゃなくて「書き方」に出ると思っているからです。メッセージは細部に宿る。(P.5)
つづけて、
隠された欲望が副詞一つに露出するというようなことって、ものを書いているとよくあるんです。(P.6)
う~ん。こういうのを言い得て妙、というんだよな。
と激しく頷く私はしかし、「隠された欲望が副詞一つに露出する」というその言葉に感動しながらも、
じゃあオマエ説明してみろよと言われたとしても、たぶん説明が出来ないのである。
『内田樹による内田樹』(内田樹著、140B)。
2013年9月20日初版発行。
まだホヤホヤなのだ。
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