答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

国境の西、2007年のベリーダンス ーモネの庭から(番外編)

2012年06月06日 | 北川村モネの庭マルモッタン

先日、フランスからの客人と一献かたむけていたとき、初めて聞かされた話がある。

私についてである。

いわく、「最初はキッチリしててマジメで、どこか近寄り難い人だと思っていた」のだが、

(なぜかそう思う人がいるようだ、ホントに何故か)

その印象が一変した出来事があったそうだ。

 

2007年のことである。

クロード・モネが地中海で何を描きたかったかを探ろうと、北イタリアのボルディゲラを目指した私たち、フランス人2人日本人3人の一行は、未明にジヴェルニーを立ち、夜、国境の町マントンへ着いた。

そこで飛び込んだアルジェリア料理店で、クスクスと羊肉で空腹を満たし、ビールとワインでいい気分になったころ、登場した一人のベリーダンサー。

ひとしきりその芸を客に披露したあと彼女は、一つひとつのテーブルを回り始め、これはと目をつけた人をエスコートして踊らせだしたのだ。

私の連れたちが、それを見てゲラゲラ笑い転げているそのさなか、私はといえば、じっと目をこらして彼女の動作を頭と身体に叩き込み、

私たちのテーブルへ彼女が来るやいなや、すっくと立ち上がって、

「ジャポンから来ました」と満座に宣言し、見よう見まねのベリーダンス。

皆んなが爆笑しているのを「ウケた」と勘違いした私は、しばらく踊り続け、国境の夜は更けていった。

「俺がやらなきゃ誰がやる、受けて立たねば男がすたる、日本男児ここにあり」てなもんである。

 

そこからだというのだ。

マジメ一辺倒だと思っていた私の印象が変わったのは。

そりゃそうだろう。南仏くんだりまで行ってそんなバカをするやつが、「キッチリしててマジメ」なわけがない。

それから5年後、「へ~、そうやったがや」と杯を傾けながら聴く高知県安芸郡北川村、辺境の夜は更け、「踊るときゃ踊らないかんもんやな」と、訳の分からぬ納得をする私。

酔狂だと言ってしまえばミもフタもない。

それもまた、「踏み出したその一足」の所産なのである。 

          (庭づくりに役立ったかどうかは、未だもって不明 ^_^;)


             

                 いざ出陣! モネの庭のヒゲさん撮影

 

 

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