答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

「お金」と「時間」を投資した以上の価値を約束いたします、ってアンタねえ。

2012年06月10日 | 読む(たまに)観る

ある人に勧められた本を読もうとして、やっぱりやめる。

見返し(表紙の裏)にこう書かれていたからである。

 

読書とは、読者が「お金」と「時間」を投資する行為です。

だから、私たちは

1.すぐに使える

2.面白い・読みやすい

をコンセプトに、

25~45歳向けに新書を創刊。

「お金」と「時間」を投資した以上の価値を約束いたします。

 

そんな「読書」なんぞ真っ平ごめんだねと思う私は、

本を読むという行為に「お金と時間を投資」しているという感覚もないし、

それがない以上当然のことではあるが、「投資に見合った価値」を求めようとも思わない。

だからして、「価値を約束いたします」なんて売り言葉には、「丁重にお断り申し上げます」と言うしかない。

そしてそんな私は、同じく読書について書かれた、こんなふうな文章には激しく同意し大いに支持するものなのである。

 

入門書が提供しうる最良の知的サービスとは、「答えることのできない問い」、「一般解のない問い」を示し、それを読者一人一人が、自分自身の問題として、みずからの身に引き受け、ゆっくりと噛みしめることができるように差し出すことだと私は思っています。

(『寝ながら学べる構造主義』内田樹、文春新書、P.12)

 

 

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)

 

 

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