答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

返礼

2012年06月04日 | 土木の仕事


寡黙が美徳と言いながら、自衛隊や消防を羨む位なら、信念を持って伝える事の重要性を認識して行動しなければいけないと信じます。
涙に暮れ、絶望の中、『地域の砦』と自らを奮い立たせ立ち向かった勇者を私は知っています。
地域を指揮していた私は『今日は休ませて下さい』と言う他社のオペにどうしました?と確認すると『息子の葬儀です』という言葉が返って来ました。

その言葉に絶句し、その方の前で涙するのは失礼だと思い、『どうかしっかり見送って下さい』としか言えませんでした。
建設業って大切な産業です!!
私自身は減災による多重防御の最後の砦はやはり、地域の建設業だと信じるから謙虚にそしてプライドをもって今日も被災地と言われるこの地域で生きています。


釜石の青木さんがFacebookで私がシェアした写真にくれたコメントである。

それに対してなにかコメントを返そうとした私なのだが、ありきたりの言葉しか出てこない。

それほどに、被災地で暮らし、復旧復興に直接携わっている人の言葉は重い。

「これは贈与である」と私は思う。

であればだ。私なんぞが凡百の言葉を並べることよりも、こうやって異なった場所でもっと多くの人たちに読んでもらうことのほうが、「贈与と返礼のサイクル」的に正しいはずだ。

そう考え、ご本人に許可をいただき転載する。


私は贈与を受けた。それゆえ、反対給付の義務を負っている。

けれども、贈与は贈与者にそのまま送り返すことができない。それは「次の受け取り手」に向けてパスされなければならない。

    『内田樹の研究室』2010.1.9「コピペはだめだよ、について」より



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