草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

飯山陽さんの支部長辞任で混迷する日本保守党

2024年05月03日 | 選挙
 マスコミがそうであるように、ネットにも同調圧力が働くようだ。日本保守党の百田氏や有本氏を絶対視するというのは、あまりにも異常であった。少しでも気に障るようなコメントをすれば、百田氏は即座にブロックする。時代遅れの代々木の共産党以外は、何を言っても許されると思ったらば、そうではなかったのである。
 今回の衆議院補選の敗戦処理はどこまで終わったかは分からないが、東京15区の江東区の事務所は閉めてしまい、飯山陽さんも支部長を辞めた。6月にも総選挙が行われるかもしれないのに、何を考えているのだろう。6万人ともいわれる党員は、それで納得しているのだろうか。
 これではビジネス保守と言われても仕方がない。党活動は当面は中止して、ユーチューバーとして、今後も言いたいことを口にするのだろう。「岡目八目」ともいわれるから、床屋政談のレベルでも悪いことはないが、政党を結成して、これから天下を取ろうといううのだから、当面何を目標にするかは明確にすべきだろう。
 保守派の人間にとっては、ある意味では注目の的であった。多くの人が『日本国紀』と『日本保守党』を購入したはずである。しかし、読んでみて正直ガッカリした。とくに『日本保守党』は、百田氏と有本氏の対談本であり、あまりにも内容が乏しかった。朝8そのままを活字にしただけであった。
 それでも党員が集まったのは、今の岸田自民党が駄目だからである。このままでは岩盤保守は行き場を失ってしまう。何としてでも自民党を立て直すか、それができなければ、まともな国政政党を立ち上げなければならない。日本保守党に期待しただけにガッカリである。
コメント (1)
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