草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

揚げ足取りがブーメランになって自滅する希望立憲!

2018年02月03日 | 政局

日本の政治が混迷するのは、まともな野党が存在しないからである。今のところかろうじて政権与党に大きな失態がないことが救いだが、揚足取りに終始しているような野党では、この先が思いやられてならない▼我が国をめぐる安全保障環境はかってない危機である。そんなことはどこ吹く風で、未だに多くの野党にとっては「モリカケ」しかないのである。朝鮮半島にいる在留邦人を、いざというときに救出できるのか、北朝鮮の核ミサイルによる脅威がどの程度のものであり、我が国に対処する能力があるのか。それについては国会でまったく質問せず、どうでもいいことで安倍内閣を追及している▼希望の党の玉木雄一郎代表などは、茂木敏充経済再生担当相の線香配布に関して噛みついて大臣辞職を迫ったが、同じようなことしていたことが発覚した。まさしくブーメランである。立憲民主党にも線香をタダで配った国会議員がいたことが判明した。政党支部や関連団体の収支報告書に、線香代が記載されていたからだ▼野党は反対のための反対であってはならない。議会制民主主義を守り抜く意味からも、国民的な利益を実現するためには、与党との合意形成は欠かせない。とくに安全保障政策に関しては、水と油であってはならない。国の根本の問題をめぐっての議論が成立しないのは、国民にとってもこの上ない不幸である。万年野党への回帰はもはや許されないのである。

 


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