草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

舛添東京都知事や山尾民進党政調会長のお粗末な弁明を嗤う!

2016年05月15日 | 思想家

東京大学の法学部を出たエリートにしては、あまりにもお粗末ではないだろうか。舛添要一東京都知事と山尾志桜里民進党政調会長のいい加減な弁明は、国民を馬鹿にしている。利己的な動機によって政治を行うのは政治屋でしかない。政治家は国家国民のために一身を捧げるべきであり、情けないにもほどがある▼最終的には二人とも責任を取らされることになるだろうが、あまりにも日本のエリートが劣化しているように思えてならない。知識は頭にいっぱい詰まっていても、。恥ずかしいという意識を持ち合わせておらず、人間としての常識に欠けているからだ▼柳田国男が指摘しているように、かつての日本人には賢しらな理屈ではなく、常識に根差したバックボーンがあった。日本人としての根本を見失ったのが戦後の日本なのである。「我々の先祖はことにその一特徴として、いまだ生まれざる子孫を愛し、その繁栄を希いその安全の計を立てた。彼らの最も怖れたのは家衰え子孫愚かにして、死後に追慕してくれる者の次第になくなって行くことであった。そうして人間らしくまた男らしく、欺かず怠らず、神と秩序とを重んじておれば、すなわと家に幸いあって後裔たる我々も永く恩恵を受けるものと信じていたのである」(『青年と学問』)▼二人とも戦後の教育を受けたエリートで、中途半端に学問があるために、言葉で煙に巻くことができると高を括っているのだろう。使命感なきエリートの存在はかえって害毒をもたらすだけなのである。

 

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