埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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訪中見送り首相表明

2015-09-06 11:02:34 | Weblog

8/25の毎日新聞では、「訪中見送り首相表明」のもと、安倍晋三首相は24日の参議院予算委員会で「9/3日に予定されていた中国主催の(抗日戦争勝利70周年の)式典に出席しない。9月上旬で検討していた中国訪問の見送りを表明した。」と報道されました。

 一連の行事は対日批判が強いと判断し、見送りに傾いたとありますが、私もこれで良かったと思いました。2~3日前の新聞各紙でも欧米各国の招待者が一様に不参加を表明したことが書かれていましたが、これから仲良くしなければいけない隣国をさげすむような、招待をしてくれても、記念式典そのものが「反日色」が強く、折り合えないのは当然だと思います。25日の日経では、日本から式典欠席を中国側に伝えたのは23日と報道されました。

 今回の首相談話についてはいろいろな批判もありますが、「私たちの子や孫、その先の世代の子供たちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない。」と言ってくれた総理の心中に共感を覚えますし、過去への決別が出来たと嬉しい気持ちです。そして今回の式典欠席での肩すかしも良いと思います。何でも戦勝国だから言う事を聞けと言う態度は隣人として、これから友好を結ぶ国として有るべき姿ではないからです。

 9/4の日経によれば、9/3に2015年の最大の政治イベントと位置付けてきた「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70年」の記念式典は北京で行われ軍事パレードの後も終日、祝賀行事が続いたと報道されました。

 式典ではパレードに続き、人民大会堂で昼食会を開いた。ロシアのプーチン大統領ら800人の出席者を前に習主席が挨拶した。「侵略戦争以降に生まれた人であっても、歴史の教訓を心に刻まねばならない」。阿倍晋三首相が「戦争に関わりのない世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない。」と述べたことを暗に批判した。-中略-

 冷静に見れば習指導部の意図が空回りしている感は否めない。第2次大戦に勝って国連の常任理事国となった五大国のうち、式典に首脳を送ったのはロシアだけだった。安倍首相ら日米欧の首脳は中国の軍事力への警戒感などから出席を見送り、-中略-共産党一党支配の価値観に賛同する首脳ばかりが集う場となった。とのことです。本当に今回はこれで良かったと思います。

 (株)市川不動産

 


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