埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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タックス・イーター

2015-01-23 14:22:48 | Weblog

2014年12月末に正月休みの読み物の1つとして、志賀桜著のタックス・イーターという岩波新書を購入して来て箱根駅伝を応援する傍ら、読了しました。

 著者は1970年司法試験に合格し、大蔵省に入省した東大出の秀才であり、主計官をへて、岐阜警察本部長をした後、2010~12年には政府税務調査会納税環境整備小委員会特別委員まで務めた弁護士である。副題は消えて行く税金でした。

 一口に言って、国民の税を食い散らし、富を奪い取る者は誰だ?政治と経済の隅々まで網の目を張り巡らし、法を逆手に取りながら、税金を食い物にし、現世代の税金を食い物にするだけでは足りず、将来世代が納めるべき税金まで先取りして食い荒らそうとする、国の存亡にも関わる悪行を、見過ごしてはならないと、勇気を持って書かれた本だと感じました。

 日本の納税者は、税がどのように決められ、納めた税金がどのように使われているとか、を余り知ろうとしない。国際的に見ても、日本人ほど税制に対して関心のうすい国民は無い。それは税務当局からみれば大きなメリットがある源泉徴収制度に原因がある。

 給与所得に関する源泉徴収制度は1940年に導入された。戦時において徴税を効率良く、かつ確実なものにするために導入された制度である。徴税に掛かるコストは源泉徴収者に背負わせているのだ。源泉徴収制度はどの先進国にも見られるが、加えて年末調整制度は戦後の混乱に紛れて作られた制度である。シャップ勧告でも出来るだけ早く廃止すべきと勧告されたが、愚民政策は今も生き続けている。

 アメリカでは源泉徴収制度は有るが年末調整制度はないので、給与所得者と言えども還付申告をしなければならないので税務署に行って確定申告をする。納税者としての意識の差がこういうところから生じるのだ。従って、無駄使いにも厳しい目が向けられるのだ。だが我が国では源泉徴収制度と年末調整制度のお陰で、自分で確定申告する人が少ないので、国民が自分の払っている税金に無関心になりすぎているのがタックス・イーターのつけ込むところだ。

 タックス・イーターは族議員、官僚、党税務調査会という伏魔殿を通じて鉄のトライアングルを形成し、官僚抜きで事を運ぼうとして失敗したケースが余りにも多い。

 族議員が官僚に乗せられて予算の分捕り合いをし、国債の発行が増えても本当に行革の出来る議員はおらず、多国籍企業は租税回避をしている、グロバルエコノミーの時代租税回避は想像もつかない。

 日本の社会保障制度はすでに破綻しているのである。何よりも問題なのは国民が負担と給付の関係についての真の実態を知らされていない。と著者は言い切っている。

 今まで一国の経済が駄目になると戦争を起こして解決するというのが常識であったが今の日本はこの手が打て無いとなると、為政者は次に考える手は戦争に代わるハイパーインフレである。ハイパーインフレーションは庶民から購買力を強制的に奪うので形を変えた税であると理解されている。

日本では余りにも多くの不正や欺瞞によって事実が隠蔽されている、我々はかくされている事実を明らかにする事から始めなければならない。という調子です。

 でも著者の本音が見えて、なかなかの本だと思いました。こした人達が政治家となり、一日も早く行政改革をして欲しいと思いました。皆様もご一読されては如何ですか?

 (株)市川不動産

 


箱根駅伝・青学大の総合優勝

2015-01-18 14:53:06 | Weblog

去る1/4の新聞各紙(朝日や日経も含む)は、第91回箱根駅伝は我が母校の青山学院大が2日、4区の田中和希が区間新記録で3位から2位に浮上し、山登りの5区で神野大地が先行する駒大を抜き去り2位に4分59秒の大差をつけて、往路優勝を果たした。この段階では駒大・東洋の2校は帰りは5人で一人が1分づつ差を縮めれば何とかなると踏んでいたが、往路の5分差で勝ったと言われるのは面白くない、復路も勝とうと主将の9区藤川が投げかけた言葉に選手達は奮起して復路の選手5人は心を一つにして復路も7区の椋裕介8区の高橋宗司9区の藤川拓也達は5区間の内、この中の3区間で区間最高の走りを見せ総合優勝10時間49分27秒という記録で他校に10分以上の大差をつけ完全優勝で締めくくった。と報道されました。

 そして5区で区間記録をマークした神野大地が大会の最優秀選手賞に当たる金原四三杯を手にしました。10人中5人が区間賞の走りを見せ、そのうちの1人が区間新記録を取ったこの走りは誰もが予想できなかった選手達の走りでした。

 原監督は監督を引き受けた時10年で優勝を目指すと断言しましたが、10年で今回の優勝を本当になしとげました。来年もこの10人のうち8人が残るとのこと。原監督は「メンバーを故障させずスタートに立せることに気を使ってやってきたこの1年が実った、叉神野の快走を生んだもう一つの理由は164cm43kの軽さ・・・身体が小さくて試合に出られないとそれまで打ち込んでいた野球を中学2年でやめる原因になったコンプレックスが、坂を登る上での武器に変わった」とのコメントでした。

 私は55年も前に卒業したOBの1人ですが後輩がこんなに頑張って母校をもり立ててくれているのを見ると嬉しくなるし、元気つけられますし、拍手を贈りたくなる気持ちで一杯です。選手の皆様頑張ってくれて本当に有り難うございました。

 (株)市川不動産


日本人男性初の80才超え

2015-01-12 09:33:40 | Weblog

2014.08.01の日経新聞によれば、日本人男性初の80才超えの見出しのもと、2013年の日本人の平均寿命は男子80.21才で女性は86.61才でいずれも過去最高を更新し、男性が初めて80才を超えた事が昨年7/31、厚生労働省の調査で分かった。と報道されました。

 厚労省によると、医療技術の向上などで、がん、心臓病、脳卒中で死亡する人の数が減っている事が平均寿命の延びに大きく影響しているとのことです。

 私事で恐縮ですが、昨年の5月に80才になり、急に左足のアキレス腱の辺りに痛みを覚え右足でかばうものだから、今度は右足の同じ場所が痛み、知り合いの整形外科の先生に診て貰い膏薬を貼ったり通院し、注射をして貰ったりしていましたが、なかなかはかばかしくなく、だんだん痛みが上に来て膝の辺りがいたくなり、女房から、急にびっこをひいたり、年寄りの歩き方になったと言われましたが、半年経って昨年も終わろうかとしている頃、やっと普通に歩けるまでに回復しました。これも昔学生時代に帝国ホテルでベルボーイをしていた8年間は一日中立ち続け、歩き通しだったことが効を奏したのではないかと今になって感謝、感謝の毎日です。

 昔の60は今の80だと、自分に言い聞かせ、相続士の養成講座に通ったり、水彩画の通信講座を初めたり一緒にハーモニカも買ったりして見ましたが、ハーモニカは昔の音感も取り戻せませんが、相続士講習会は無事終わり、次は家族信託に興味を持つようになりました。水彩画の方は、最初の一年コースは無事終わり、やっと高校時代の感を取り戻した感じで、これからは退出期限自由の3回コースを始める事にしました。

 習い事もマイペースのものでなければなかなかついて行けそうにないのが情けない気がします。頭の体操のために始めたブログはやっと8年目になり日記を書く気持ちになってきました。学生時代に肺病を患っていましたので、とても70才までは生きらあれないと覚悟を決めていましたが、母校の青山学院でガルチャーホール(教会)の建て替えの時3万円の寄付金に応募し、教会横の壁に名前を刻んだ銘板が出て以来、毎日学生が中で一日2度の礼拝をしていてくれるせいか、長生きができたのではないかと自分に言い聞かせ感謝しております。

 (株)市川不動産

 


年頭のご挨拶

2015-01-06 13:29:33 | Weblog

新年明けましておめでとうございます。

 皆様おそろいで良いお年をお迎えのことと存知ます。

本日午前9時より例年通り営業を致しますので、

前年同様、どうかよろしくお願い申しあげます

 (株)市川不動産