去る2/18のNHKTV9p~マイケル・サンデル究極の選択 お金で買えるもの、買えないものというタイトルで、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が東京都副知事の猪瀬直樹氏・野球の古田選手や通販大手のジャパネット高田氏・熊大卒の女優斉藤慶子等をゲストに迎え中国復旦大学の学生や東京では東大の学生・私大の大学院生又ワシントンのスタジオからはワシントン大学の学生や留学生も加え、3つのスタジオを結んで同時中継をしながら、もし、消防が民営化されていて、契約者以外の住宅火災に対して消火をしなかったらどうなるかという問いかけから始まって、子供の成績をのばすため成績優秀者には賞金を出す学校が現われ問題となったが、もし貴方が校長だったらどうするか?とか、妊娠代行がインドでは法律で認められているが、多くの国では許されておらず、これについてはどう思いますか?とか、ゲストの意見や学生の意見を聞き又反対論者の意見もくみ取りながら、論戦をしつつ解答にせまり、最後には、何でもお金で解決するという考えには限界があり、国民性によっても宗教の違いや考え方の違いから、答えも違ったものになって来る場合が有るという結論を導いて終わったのですが、久しぶりに考えさせられるTV番組でした。翌日東京駅北口の丸善書店で同教授の「ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業」という早川書房出版の本を見かけたのでとりあえず上巻を購入しましたが、いつから読み始められるか今から楽しみです。
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