1.震災の後、個人個人で知人を頼ったりして、バラバラに避難するよりも、被災市の住民が一団となって避難するので無ければ、被災地の復興になかなか繋がらないというTVの座談会を見ましたが、本当にその通りだとおもいました。双葉町の様に町全体が町役場ごと埼玉アリーナへ避難したのは良い方法で、何処には体の悪いお年寄りがいるとか、隣近所での助け合いも出来るし、もとの町の現状もすぐにみんなに知らせる事も出来るのもいいことだし同じ知り合いの子供同士で転校も出来、先生方も一緒だと同じ先生から勉強も習えると言う色々な利点が有ると思います。でも受け入れ側がどこかの体育館だとか学校とかで1ヶ月位の事では、やっとなじんだ頃また移転するのでは、疲れるし気の毒に思います。県の県営住宅の空き室を当分貸すとか、そこでお風呂等もはいれる普通の生活が出来る処へ集団移転すれば、町役場の機能も集会室を利用して出来るし、より早い復興の道が開けそうな気がします。やっと4/10の日経では国の官舎を集団避難に活用という記事が出て、国家公務員宿舎のほか都市再生機構の住宅や雇用促進住宅等、東京都等などの大都市圏中心に26000戸無償提供が出来ると報道されました。集団避難にはホテルや旅館など民間の宿泊施設を自冶体が借り上げるケースも出ていますが、国の所有する宿舎は数百戸の空き室を確保できるケースがあり活用し安いのだそうです。
2.東京都の調布団地や、高島平等の団地にそうした町ぐるみの被災者が引っ越ししてくれば老人ばかりの団地に子供も増え、元気な町の姿を取り戻せるし、被災地の復興後は古里に帰り、その後は姉妹都市契約等をして、将来も仲良く往き来できる様にすればよいと思います。
3.4/7、一月遅れの今回の余震では、各地の原発の電源装置が壊れて、復旧に大変でしたし4/18の日経では原発安定に6~9ヶ月かかると東電の収束への工程表が発表されましたが、これを機会にリスク管理の徹底と将来を見据えた避難対策をもっと真剣に検討すべきだ思います。
4.被災地の薬品不足解消の為、首都圏の病院等では今まで3ヶ月分の調剤が出来ていた
のが、当分の間は1ヶ月しか出来なくなり、薬が切れそうになると、病院までもらいに
行かなくてはいけなくなり、他の患者の診察の合間で処方箋を書いてもらうので、本当に非効率になりました、医者の許可無く投薬できないのは分かっても、病院側の都合なので二度目の処方は一回目のコピー等でも済ませるような簡便法を考えて欲しいものです。患者が待つのは当たり前のような医療行政が何時までも続くのはもう沢山です。
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