Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

2015年 北海道旅行 スタート 8月29日 2015年

2015-08-31 | Weblog
いよい2015年の北海道旅行 スタートです!

出発間際まで2014年の旅行記事を書いていたので不思議な感じがします。

朝3時に起きて出発です。

深夜割引料金が目当てです。

約736㎞走って9660円だったかな?

通常ETC料金ですと13800円ですから早起きのし甲斐はありますね。

青森には10時半頃に到着。

フェリーの出航は14時20分でまだ十分に時間がありますので、青森港のメモリアル・シップ「八甲田丸」を鑑賞していきます。

毎年、同じルートですが…

八甲田丸を鑑賞してフェリーふ頭に到着。

これから3時間40分ほどで函館港に到着です。

ちょっと一眠りして程なく函館港に到着です。



函館港はまだ薄明りの残った空でなんだか嬉しくなります。

函館駅前のいつものホテルにチェックイン。

荷物を置いてホテルの方に教えていただいた居酒屋に食事?…飲みに行きます。

メニューを見ていたら「カスベ」を発見。

さっそく注文しました。

女将さんに「函館でカスベって珍しいですね」と話したら「お客さんので最後ですよ。今度はいつ入るかわかりません」とのことでした。

やっぱ珍しい食材なんですすね。



函館駅までの本日の走行距離 742㎞ でした。

オデ君、ご苦労様でした。

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北海道夏休み そして北陸へ 9月10日~  2014年

2015-08-27 | Weblog
函館フェリーターミナルに到着するとすでに乗船待ちの車両が並んでいます。

ギリではなくて、出航1時間以上前には到着したのですが…

出航は7:40 です。

薄曇の天気ですが風も無く快適な航海ができそうです。

船中でコンビニ弁当の朝食です。

4時間ほどの航海で青森港に到着です。



北海道旅行の帰り道は仙台で1泊するのが毎年の慣わしです。

仙台辺りでゆっくりと旅の余韻を楽しみます。

以前は仙台ロイヤル・パークで宿泊するのが楽しみでしたが、震災後はなかなか宿泊予約が取れなくなり、最近見つけたこのホテルはロイヤル・パークホテルに比べると地味ですが(しかも安いし)、静かな環境でとても気に入っています。




静かな環境と温泉付き、ツインのシングルユースなのですが、客室のベッドは“キング・サイズ”でしょうか、広大なサイズのベッドが2台用意されています。

オジサン一人なのでちょっと持て余してしまいます。

仙台でまったりとした時間を楽しんで元気を取り戻しました。



東京を通り越してやってきたのは小松空港近く片山潟畔のお気に入りのホテルです。

小松空港でヒコ~キを見たり金沢で兼六園や金沢城を鑑賞するつもりですので、こちらのホテルには2泊したかったのですが生憎土曜日は隣接する「片山津ゴルフ場」で開催される大会で満室のため1泊しか出来ませんでした。
残念!

レストランの窓からは木立の向こうに片山潟が見えます。

潟の対岸は「片山津温泉」の温泉街で賑やかなようです。

温泉街とかはあまり好きではないので一度も行ったことはありませんが。



朝食は毎度変わらない構成です。

毎日同じメニューでもほとんど平気です。

朝食後は北陸新幹線開業前で賑わう金沢の雰囲気を鑑賞に出発します。



かなり“イキナリ”ですが東茶屋街にやってきました。

しかも「バス利用」です。

オデ君は本日宿泊のホテルの駐車場に預けてきてしまいました。

いつもはカメラなどの機材や荷物が多いのでオデ君と行動を共にするのですが、今回は“カメラ無し”で行動して街の雰囲気を感じる為に市内の巡回バスを利用しています。

金沢観光は「バス利用が基本」ともいわれています。

道が狭いですし駐車場を探すのも結構大変ですからね。



とても素敵な暖簾を発見。

色の変化や動きのあるデザインが素敵です。

“カメラ無し”…と言いましたが、メモ用のGx200は持っていました。



加賀麩を商う店の暖簾。

売っている商品が一目で分かり、柔らかそうな商品の感触まで伝わってきそうなデザインです。

なんだか水鳥が泳ぐ姿にも見えてきます。



これ何だか分かりますか?

アクリルの中に「コマ」や「ビー玉」をモールドした作品なんですが…

なんとこれはバス停の「ベンチ」なんですよ!

今回、東茶屋エリアで見た作品の中では一番感動しました。

もう少し引いた写真を撮れば良かったですが…こんな素敵なデザインのベンチは見たこと無いです。

バス待ちでこの“作品”に腰を下ろすことが出来るのです。



兼六園には大勢のお客さんが訪れていました。



新幹線開業に向けて着々と工事が進む金沢駅です。

金沢の顔となる建物ですから相当に力が入っていると思います。

この日も駅前の広場で幾つかのイベントが開催されていました。



金沢駅を象徴する“門”は木材で組まれ、伝統芸能に使われる鼓をイメージした「鼓門」というそうです。

門の形的分類では大きな屋根を背負った「薬医門」のような形に見えます。




ガラスの天井は、訪れる人に差し出す雨傘をイメージした「もてなしドーム」という名称だそうです。

ただ…何となく「京都駅」に似ている印象を受けました。

北陸新幹線の開業は北陸の地域の人々、とりわけ金沢の人々に並々ならぬ活気を与えているのが肌を通して伝わってきます。

ホテルのフロントで係りの人と雑談で「これから忙しくなりますね!」と言うと、「ええ!新幹線が“来ます”からね」と満面の笑みで答えられました。

その一言が金沢の人々の「待ちに待った」新幹線開業の嬉しさを表し聞いているこちらも嬉しくなってしまうほどでした。

今回は、「歩いて金沢」の鑑賞でしたが、大正解でした。



さて…北陸旅行はかなり端折って書いてしまいましたがこれで2014年北海道旅行の記事は終了…です。

約1年間掛けて記事を書き2015年北海道旅行の出発までに何とか書き終えることが出来ました。

明日8月29日より2015年北海道旅行に出かけてまいります。

沢山ブログ・ネタを仕入れてきます。


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函館 北海道夏休み 最終日 9月9日 2014年

2015-08-25 | Weblog
2014年 北海道廃線巡りは本日が最終日。

明日は函館から津軽海峡フェリーにて青森へと渡り仙台まで走る予定です。

赤レンガ倉庫でオミヤを購入するために伊達紋別駅からまっしぐらに函館にやってきました。

最終日はそのようなスケジュールなので、「廃線巡り」もほとんど“上の空”状態です。

帰りの函館の宿泊は、お気に入りの「函館ウイニング・ホテル」です。

赤レンガ倉庫の直ぐそばで、オミヤを購入するのにも最適です。

フェリーの出航は7:40 ですのでゆっくりホテルで朝食は出来ません。

この日ばかりは、フェリーの船中でコンビニ弁当の朝食となります。



ちょっと早めのチェックインですが、オデ君を駐車スペースに預けて散歩をかねてショッピングに出掛けます。

ホテルのすぐ目の前には「北海道第一歩の地」のモニュメントがあります。



不思議なデザインのモニュメントです。

なんだか「動物の鼻」みたいに見えるのですが…

錨と動物の鼻と?何だろう…



モニュメントの基部にはこのような説明パネルが取り付けられています。

北海道の道路の基点として「道路元標」が建てられた…とあります。

Wikiの「道路元標」の解説によりますと、明治政府は各府県に「里程元標」の設置を命じ、大正の旧道路法施行令により「道路元票」を各市町村に1基設置し、その数12000基を超えたそうです。

しかし、現行道路法では道路元標の設置義務は無く道路改修工事やバイパス工事などで失われた道路元標も少なくないそうです。

函館には函館駅前とここ旧桟橋に設置されたそうです。

さらに「湯の川村」「戸井村」「増毛」や「名寄」にも道路元標が残されているそうです。

これは2015年の北海道旅行の際にぜひ鑑賞してこなければなりません。



少し角度を変えてモニュメントを見てみます。

ん…よく分からない。



こちらの説明プレートにその正体?が解説されています。

説明によりますと、これは「熊」のようです。

開道100周年を記念して昭和43年(1963年)に建立されたとあります。



こちらは「金森美術館バカラコレクション」の建物です。

残念ながら閉館されて久しいですが、相変わらず廃墟のままです。

函館に立ち寄る際の楽しみの一つだったのですが、とても残念です。



北海道旅行で最終のオミヤを購入するのが、ここ西波止場のお店です。

広い売り場で大概のオミヤが手に入るのでとても便利です。



赤レンガ倉庫のメインストリート?かな…

ここはいつも大勢の観光客で賑わっています。



赤レンガ倉庫の建物を見てゆきますと様々な煉瓦積みの技法を一度に観察することが出来てとても興味深いです。

さて…オミヤも用意できたしホテルに帰って港の夜景を見ながらビールしましょう。


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伊達紋別駅 室蘭本線 9月9日 2014年

2015-08-24 | Weblog
室蘭本線 伊達紋別駅は胆振線の起点でもあり倶知安駅では函館本線に接続していました。

駅前には数台のタクシーが客待ちで待機しています。

なかなか活気のある駅の印象です。



駅前の歩道にはこのようなペイントが施されています。

伊達紋別駅名のですが、ペイントは「伊達」とだけ書かれています。



駅正面の大きな屋根の入り口は「駅長事務室」と書かれたドアーで、駅の入り口はその横隣のこちらの小さな入り口になっています。



駅の“コンコース?”も入り口の大きさに比例して割とこじんまりとしたものです。



入場券を購入してホームへと出てみます。

10:33 と印字されています。

相変わらず早いですね~



ホームには一番線、2番線へと連絡するなかなか立派な跨線橋があります。



ホームの駅名標。

伊達紋別駅の駅ナンバーは「H38」となっています。

札幌を基点として38番目の駅。

そして 東室蘭駅経由 - 函館駅へ至るルートのカラーは“青”と定められていて 「H38」の“H”は、Hakodateの「H」なのだそうです。

今は、スマートフォン等の「乗り換え案内」で検索しますから、この駅ナンバリングはあまり利用されていないのではないでしょうか?




大好きな「キハ40形」です。

凛々しい顔立ちで良いですね~



“サボ”は、「東室蘭-豊浦」となっています。



ホームの一角にはこのような展示があります。

「北の湘南…」とは知らなかったな…

そして展示の後方には…



伊達紋別駅の駅名由来説明パネルが掲げられています。

展示されている「兜」の背景なども説明されています。



跨線橋を渡ってみます。

天井材は木材で、骨材は古レールを利用しているようです。

天井…というか、屋根材にそのまま内張りを貼り付けたみたいな形状です。

通路はアスファルトを敷いたようです。



階段のエッジ部は木製で、基礎材はコンクリートのように見えます。



1番線、2番線ホームに降りてきました。

この先は長万部方面となります。

歩行者用の跨線橋が見えています。



こちらが室蘭方面となります。

路盤に空いたスペースがありますが、こちらも以前はレールが敷かれていたのではないでしょうか。

Wikiに掲載されている国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)、1976年の伊達紋別駅周辺の空中写真を見ますと、長万部方面に向かって右側の線路が胆振線で右にカーブしながら倶知安方面へと延びています。

その写真には胆振線の転車台や車庫を見ることが出来ます。

Google Earth の画像で現在の伊達紋別駅周辺を見ますと、かつて転車台や車庫のあった辺りは、住宅や保育所になっていて跡形も無いように見えます。



線路を挟んで駅舎を鑑賞します。

ホーム側の駅舎デザインはすっきりとした印象で好感が持てます。


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蟠渓温泉 湯人家 9月9日 2014年

2015-08-22 | Weblog
先の蟠渓駅跡前の国道を右に曲がらずに通行止め方向に直進すると、蟠渓温泉「湯人家(ゆのとや)」という温泉旅館があります。

ここには、北海道新聞社刊「北海道の鉄道廃線跡」に紹介されていた“物件”を鑑賞に来ました。

その物件はこの温泉旅館「湯人家」さんの敷地内にあるので、まずフロントに行き来意を伝えます。

北海道廃線の残された遺構を訪ね歩いています…なんてね。

フロントには「大女将」さんと思しき女性がいらして、快諾して“物件”まで案内してくださいました。

せめてお礼に「立ち寄り湯」でもと思いましたが、まだ朝が早すぎてそれも叶いませんでした。



旅館の中庭を大女将さんの後に従い歩きます。

手入れの行き届いた美しい庭です。

左に見えるフェンスを越えて斜面を降りていきます。



するとその“物件”が見えてきました。

レールや枕木が撤去された上路プレート・ガーダー橋の下を流れるのは、長流川(おさるかわ)の支流、白水川だそうです。

胆振線が廃止になった時にこのガーダー橋も撤去されることになっていましたが、湯人家さんの意向もあり旅館のシンボルとして残されることになった…と、「北海道の鉄道廃線跡」に解説されています。

露天風呂からよく見えるそうです…残念。



出来るだけ近付いて観察します。

樹の枝が覆いかぶさっていて、向こう岸の状態を観察できないのが残念です。




さらに斜面を降りてガーダー橋を鑑賞します。

今回は「湯人家」さんの御好意に甘えて良い物件を見せて頂きました。

ありがとうございました。


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蟠渓駅跡 胆振線 9月9日 2014年

2015-08-21 | Weblog
ホテルの窓から見る朝焼けの洞爺湖です。

よほど、この風景が気に入っているのだと思いますね。

実際の風景はとてもオジサンの技量では表現できないほどの美しさですよ。



相変わらず賑やかな朝食会場…

これが一日分の燃料?です。(一日2食、昼食は食べません)

かなり燃費性能は良いのです。(ハイブリッドか燃料電池車FCVか?)

和食中心で、それに加えてヨーグルトと納豆などの発酵食品とフルーツ、牛乳とオレンジジュースが定番であります。

ほぼ毎日こんなメニューですよ。

年をとると“美食”とかいう概念はほとんど無くなり「健康中心」の食事になります。

早く食事を済ませて出発します。

以前は窓際で洞爺湖の景色を眺めながら食事を楽しめたのですが、最近は窓際の席は外国のお客さんにあっという間にキープされてしまいます。

食事を済ませると早速チェックアウト、本日の第一目標「蟠渓駅跡」を目指します。



洞爺湖畔を走り壮瞥の辺りから国道453号線に入り「蟠渓温泉」方面へと走ります。

湖畔は綺麗な天気でしたが「蟠渓温泉」に近付くにつれて雨が落ちてきました。

遠くの空には青空が見えています。

たいした雨降りにはならなそうでホッとします。

蟠渓駅跡と国道を挟んだ対面には「支笏洞爺国立公園」「蟠渓温泉」のプレートを綺麗な花々が飾っています。



ここが駅前のスペースだったのでしょうね。

今は花壇と公衆トイレとなっています。

オデ君の下回りを見ますと、雨はいま降り始めたばかりなのが分かります。



蟠渓駅跡前の国道は洞爺湖方面へきつい右カーブとなっています。

トラックの軌跡を見てもセンターラインを跨いで旋回しているのが分かります。

右にカーブしないで真っ直ぐ進むとその先は「通行止め」となってしまいます。



先の駐車スペース?の外れにホームへと上る階段があります。

石積みの石材は年代の古さを感じますが、パイプで組まれた手すりとはその時間差を感じます。



階段を上ると夏草に覆われたホームがあります。

原画をみますと、雨粒がしっかりと写っています。



この路盤の先が伊達紋別方面になります。



路盤の片隅には、鉄道施設が取り残されています。

Rail Fan 歴の浅いオジサンにはこれがどのようなものなのかは分かりませんでした。

形的には“リレーボックス”とは違うような気がします。



ホームの基礎部を覗いてみました。

ここにも石積みの石材が用いられていて、歴史の古い鉄道施設なのが偲ばれます。



こちらは「倶知安」方向になります。



さらに歩きますと路盤が崩れてしまっていてフェンスで囲まれている部分があります。

かなり深く崩落していました。

路盤はさらに緑の道となって倶知安方面に続いています。



駅跡の路盤を一回りして、オデ君が待っている駐車スペースへと戻ります。

雨は上がって薄日が射してきました。

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広尾駅 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-20 | Weblog
広尾線終端駅の広尾駅に到着です。

広尾線はここ「広尾駅」で終着ではなくいずれ襟裳岬を周って日高本線様似駅まで延伸されるはずでしたが、それは叶わず1987年に全線廃止されてしまいました。

今は広尾町が「広尾町鉄道記念館」を開設し十勝バスとJRバスのターミナルとなっています。

時計の針は12時20分辺りを指しています。

帯広のホテルを7時半頃チェックアウトしてなかなかのペースです。



駅前の画です。

今はガードレールでフェンスされ駐車スペースとなっていますが、おそらく現役営業時は真っ直ぐアプローチできる道路だったのではないでしょうか。

駐車スペースにはオデ君の姿も見えています。

この道を真っ直ぐ進むと国道336号線、海岸線を走る「黄金街道」に合流します。



駅舎の中に入ります。

十勝バスの窓口とその横は「広尾町鉄道記念館」となっています。



以前、このような博物館的な施設はあまり興味は示さなかったのですが、廃線巡りをするようになってからは、俄然興味を持つようになりました。

駅で使われていた鉄道備品なども勿論ですが、一番は…



ありし日の駅舎の写真がとても興味深いです。

こちらは、先の「新生駅」ホームの写真です。



そしてこちらは…なんと!「広尾駅」の現役時の写真です。

何か違和感がありませんか?

そうなんです…広尾駅の“鐘塔”は、現役営業時には存在しなかったのです。

廃止後、今の姿が“オリジナル”だと信じていたオジサンには、「本当のオリジナル」の姿の写真は結構ショックでありました。



ホーム側から見る駅舎の姿です。

路盤のあったところは舗装され広大な駐車スペースとなっています。

切妻屋根の形状でありますが、その切妻側が異様に長く取られています。

正面のデザインと比べると、極めてシンプルな造りとなっています。



このような位置から眺めると、いかにも鉄道施設なのが感じられます。



ホーム側の駅舎には未だに「広尾駅」の駅名標がこうして残されています。

ドアーの向こうにはステンレス製の改札ラッチが見えます。



こちらも「出口」のプレートが残る通路。




駅舎正面から見たときの「左側」に当る部分です。

「建物財産標」など無いかなぁ~などと思いながら見ています。



廃止後、広尾町に移管された駅舎に乗せられた“鐘塔”

全くのオリジナル・デザインだと信じきっていましたが、それほどに違和感の無い構成であります。

むしろ、今の方が自然に見えるのですから不思議です。

2012年広尾駅の記事はこちらから。

なんと、2012年に訪れた時の広尾駅の時計も12時20分辺りを指しています。

通勤時のような正確さですね…

十勝バス案内所の係員の方に“鐘塔”のことを伺いました。

今は鐘の音は聞くことが出来ないそうです。





記念公園には、「ゴルフリンクス」と言っても疑わないほどの美しい「パーク・ゴルフ場」が整備されています。

本当に美しいスペースですね。



さて…いきなりの写真は、本日宿泊の洞爺湖のホテルから眺める夕暮れの洞爺湖であります。

私がこのホテルをお気に入りの一番の理由が、部屋の窓から見ることの出来るこの景色です。

(二番目は…「宇宙一?」と自讃する温泉かな)

繊細で雄大なこの景色は素晴らしいです。



そして食事の時のカットですが…

以前から修学旅行生のお客さんも多かったのですが、年を追うごとに外国からのお客さんが増えてきました。

観光地のホテルですからお客さんが増えるのは大変に結構なことです。

ただ…あまり賑やかな場所を好まないオジサンは、美しい景観のお気に入りのこのホテルを暫くは諦めようかと思いました。


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新生駅 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-19 | Weblog
新生駅は広尾線広尾駅の一つ手前の駅になります。

Wiki に掲載されている座標を頼りに338号線を左折して駅舎跡を探しますが畑と道路が真っ直ぐ伸びているだけです。

何度か道路を行ったり来たりしますが形跡を見つけることが出来ません。

駅跡はもう残っていないのかなぁ~と、諦めて国道方面へ戻ろうとした時です!

視界の片隅に、叢の中から赤いトタン屋根(色が退色して掠れたオレンジ色に見えますが…)を発見しました。

「こ、これだぁ!やった!やった!」と、思わず車の中で連呼してしまいました。

例の“指導書”である北海道新聞社刊「北海道の鉄道廃線跡」に掲載されている写真を何度も目つめていたので瞬時に判別することが出来ました。



国道から入ってくると「新生駅跡」の建物はこのように見えます。

道路より一段低い位置にあるため、また夏の雑草が生茂りその姿を隠してしまいなかなか発見することが出来ませんでした。

一度見つけてしまえば、自然と視線はそこに移りますが、探索中は視線をあちらこちらに移動させているので、なかなかフォーカスすることが出来ませんでした。

ずっと真っ直ぐ続くように見える道路ですが、この先は海岸に突き当り直角に方向を変えます。



同じ位置から振り返って国道方面を見ます。

一時停止の標識が見えているところが国道です。

新生駅営業時の国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を見ると国道から入ってきた道路は、路盤の手前で緩くカーブしているように見えますが、今は定規で引いたような一直線の道路となっています。

ちょうどこの辺りを広尾線の路盤が道路を横切っていたと思われます。



屋根の高さまで繁茂する夏草の中に埋もれるように駅待合所はあります。

半袖ポロの軽装でこの藪の中へ漕ぎ出す勇気はありませんでした。

道路上からこうして観察しました。

*2015年の北海道旅行には、長袖の作業着と長靴、そして脚立を積んでいくことにします。



待合所の横にはもう一棟小さな建物があります。

おそらくこちらはトイレではないでしょうか…

白いドアーが倒れています。




待合所の中を覗いてみます。

木製のベンチがそのままの姿で残されています。

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大樹駅 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-17 | Weblog
大樹町役場から約1.5Kmほどの距離にあります大樹駅にやってきました。

近くには「大樹町ショッピングセンター“コスモール”」という商業施設があります。

大樹駅は廃駅と言うには綺麗すぎる…というか近代的な外観の建物です。

営業時は規模の大きな駅であったのでしょう。

現在は…「北海道衛星株式会社」という民間の会社の所有となっているようです。

建物の中に人の気配は全く無く営業中の会社と言う雰囲気ではありません。

屋外にはパラボラアンテナが一基設置されていて、会社名「北海道衛星株式会社」の雰囲気を伝えます。

「北海道衛星株式会社」は衛星に搭載するスペクトル・カメラの開発などの研究・開発などをはじめその技術を利用した生産設備の最適化などの提案などを業務の柱としているようです。

本社はこちらの大樹町になっていますが、事務所は北海道科学大学 佐鳥研究室内となっており、代表取締役は北海道科学大学 教授の佐鳥新氏となっています。



民間会社所有と言う「旧大樹駅駅舎」建物には未だにこうして「大樹駅」の駅名標が掲げられています。

ステンレスのフレームとガラス・ブロックで形作られたモダンなデザインの壁面は「廃駅」のイメージからは掛け離れています。



広々とした駅正面の風景です。

以前は十勝バスの案内所として窓口業務も行われていた「旧大樹駅」だそうですが、現在ではそれもショッピングセンターの方へ移転してしまいました。

幼稚園?の子供達が先生に引率されてこちらに歩いてきます。

交通公園に遊びに来たのかな?



駅舎は施錠されていて立ち入ることが出来ません。

駅舎の外側を迂回してホームへと出てみます。



ホームと駅舎を見ます。

先ほどの子供達が公園を横切って行きます。

どうやら目的地はここではなかったようです。

ホーム前の路盤跡には不思議な形状の「カート・コース」のようなものが作られています。

なんの目的のものか…分かりません。



ホームには赤錆に覆われた駅名標のフレームだけが残されています。

そのフレームの向こうには、「北海道衛星株式会社」のものだと思いますが白くペイントされたアンテナが大空を見上げるようにセットされています。



ホーム上からショッピングセンター方面を見ます。

あの白い建物が“コスモール”です。



ホームの終端部まで歩いて路盤に下りてみました。

こうして見ますと、ど~しても「カート・コース」とかラジコンのサーキットのように見えて仕方がありません。



駅舎のホーム側からガラス窓を通して内部を覗いてみます。

ステンレス製の「改札ラッチ」が見えます。

民間の会社となってもこうして残されているのですね。

外が明るくてガラスにその景色が写ってしまい内部の様子は上手く描写できていません。

タイル床の内部はガラ~ンとしていて、会社の什器のようなものは見当たりません。



駅舎横手には腕木信号機を制御する「レバーフレーム」も残されています。

民間会社が所有することになった駅跡なのにこのような施設をそのまま保存しているのが意外でした。

もしかしたら、北海道衛星株式会社は鉄道好きなのかも知れませんね。



レバー・フレームにはワイヤーもそのままに残されています。

レバーは不意に倒れたりしないようにという配慮からなのでしょう、チェーンで固定されています。



今度は広尾方面のホーム終端部まで歩き、路盤に下りて駅舎を見ます。

こうして見ますと、ホーム長はなかなかの長さを有しているのが分かります。



ホーム斜め方向にもう一つのホームがあり「上り線ホーム」として使われていたようです。

こちらのホーム上にはほかに何の構造物も残されていなくてサッパリとした風情です。



さらに路盤を歩いてみます。

この辺りから芝生?が薄くなり、バラストがしっかりと残されていてここが路盤だと分かります。



上り線ホームの終端部から駅舎方面を振り返ります。

駅舎からかなり離れているのが分かります。



ホームは「島式」なのですが、片面しか使用していなかったようで、路盤と反対面は「土手」のようになっています。

それにしても、広大な敷地をこのように美しく管理しているのは大変なことだと感心します。


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CN-GP550D ゴリラ 北海道旅行前の準備 8月8日 2015年 追記

2015-08-14 | Weblog
パナソニック・ゴリラのことを大変褒めましたが大切なことを忘れていました。

これまで色々なカーナビを使って、ゴリラが一番!と思う最大の美点というか特徴を書かなければなりませんでした。

それは…画面にありますように、「マップ・コード」と「マップル・コード」に対応していてさらに「緯度・経度」を入力することができます。

これは510 でも 550になっても変わらず搭載されています。

これまで色々なカーナビを購入してきましたが、この3つのモードを搭載している他社のカーナビをまだ知りません。

鉄道に興味を持つ以前は、北海道の観光地を歩いていましたが、その時には「マップ・コード」や「マップル・コード」が重宝していました。

そして、D51に興味を持ち、さらに鉄道廃線跡に興味を持つようになりますと、この「緯度・経度」のモードがたいそう重宝するようになりました。

初めて訪れる廃駅などを「Wiki」で検索しますとその座標が記述されています。(カーナビに廃駅名など入力しても相手にしてくれませんからね。)

その座標をゴリラに入力しますとかなり良い感じで近くまでは行くことができます。

ゴリラ君の惜しい点は、「秒」の小数点以下の数値が入力できないので、現地では約500mほどの誤差が生じます。(厳密に測定した訳ではなく感覚的に受けた印象ですけれど…)

そこで、Wikiの座標をクリックして「地理院地図」の地形図を表示してその位置を、ゴリラ君が示す目標地点を微調整してあげます。

こうすることで、現地で目標地点を探すこともなく、ほとんど「ピンポイント」で現着できます。

色々と場所を推理したり現地の方に尋ねたりするのも楽しいですが、最近の北海道での「廃線巡り」で時間を有効に使うための機能として大活躍です。

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CN-GP550D 北海道旅行前の準備 8月8日 2015年

2015-08-10 | Weblog
上のが旧タイプ510VDで下のが新しく購入した550Dです。

外観を比べますと殆ど違いを見つけるのが難しいほどです。

510VDは2011年の発売、550Dは2015年の発売で4年の開きがあることになります。

510VDは地図データ更新が出きるモデルでしたが、ある時に「ハッ」と気が付きました。

廃線巡りに目覚めてから、「古地図」というのが大切なのだと知りました。

カーナビももしかしたら「古地図」と同様に「古カーナビ」というのが大切になるのではないかと…

ですので、510VDは地図データの更新は一切行っていません。

近いところでは、昨年廃止された「江差線」などのデータはそのまま収録されているわけです。

さらに8月10日には「留萌線→留萌-増毛間を2016年度中に廃止」が発表されました。

510VDのデータは大切にキープしていこうと考えています。

そして、ソニーのNV-U とか ストラーダ のカーナビも大切に保管しておこうと考えています。

おっ、オデ君の純正カーナビも結構古いからこれも役に立つかも…

そこで、2015年の北海道旅行を前に、今年6月に発売されたゴリラ550Dを購入することにしました。

4年間の間にゴリラはどのような進化を遂げたのか楽しみです。

白矢印の金色の物体は、ゴリラを使用する方の定番…「パーキング制限解除プラグ」であります。

このプラグを挿入することで色々面倒な「制限」から開放されるわけです。

その昔、「サンヨーゴリラ」だった時代にはこのパーキング・ブレーキの配線を直接アースに落としていました。

また、もっと荒っぽい手法は「木ネジ」を差し込んじゃう…という方法でもありました。

「いくらなんでも電子機器に木ネジは無いでしょ…」というコンセプト?で開発・発売されているのがこのプラグであります。

安全運転の見地からはあまりお薦めではありませんので「良い子」はまねしないほうが宜しいかと…しかし「便利」ではあります。



こちらは、新しいカーナビ550Dをオデ君に装着した図であります。

実車に装着してまず感動したのは、液晶画面が実に見易くなっている点であります。

夏は白いポロシャツを着用する機会が多く光線の加減では液晶に白いポロシャツが写り込んでデータが見えなくなってしまうことがあります。
しかし、550Dの液晶はそれを綺麗に排除していてとても見易く改善されています。

さらに大感動だったのは、ポラロイド・サングラスを着用していても、画面が暗くならず実に見易く改善されています。

これまでは、目標地点に近くなると、ポラロイド・サングラスを外して画面を注視していましたが、今度の550Dはそのような面倒な作業?は必要なくなりました。
これはとても嬉しい改善点であります。



こちらは旧510VDの画面です。
裸眼で見ている分には別にど~ってことない画面ですが、ポラロイド・サングラスを着用すると…



画面が真っ黒になって液晶画面の表示が見えなくなってしまいます。

さて、肝心のナビゲーション機能ですが…

これまで地方ホテルの地下駐車場や立体駐車場に駐車して、翌日出発の際になかなか衛星をサーチ出来ず、どちらへ向かって走ったら良いのか分からずイラッとすることがありました。

その防止策として、立体駐車場に駐車の際には「屋上階」に駐車して衛星を見失わないようにしておく…という方法を採っています。
地下駐車場に誘導されそうになった際には、出来るだけ平置きの駐車スペースに駐車させてもらうように交渉する…とかです。
そして「外部アンテナ」も設置してみましたが、「気休め程度」みたいでした。
*新550Dには外部アンテナ端子がありません。

新550Dは受信できる衛星の数が増え(GPSは勿論、“みちびき”に加えロシアの衛星“グロナス”の受信にも対応したそうです)、また「クイックGPS」という機能で時刻情報と過去に受信したGPSデータを元にナビゲーションを開始するので、510VDに比べると、衛星サーチに掛かる時間ロスが少なくて済みそうです。

ナビゲーションの“センス”に付いては、510VDでも十二分に満足しているので、まず問題はないと思います。

今年の北海道旅行の際にはどのくらいその威力を発揮してくれるか楽しみです。





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59611  柏林公園 大樹町役場 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-07 | Weblog
柏林公園に静態保存・展示されている「59611号機」を鑑賞に訪れました。

59611号機は「蒸機にだけ夢中」な頃に鑑賞に訪れています。

2012年 59611号機の記事はこちらから。



向こうに見える建物が「大樹町役場」です。

前回はその役場の駐車場にオデ君を駐車させて頂きましたが、今回は柏林公園の駐車スペースに止めさせていただいています。



早速カメラを携えて蒸機を鑑賞します。

初めて対面する蒸機ではありませんので、結構サクサクと撮影を進めます。

いつもの作法通り、「公式側」から見て行きます。

“96”の特徴は、ペタンと押しつぶされたような「蒸機ドーム」の形状です。



キャブの入り口は南京錠で施錠されています。



蒸機の横には96のスペックと履歴を記したプレートが展示されています。



テンダーの姿です。

大正の蒸機は「リベット留め」で製作されているので、それがアクセントとなり、退屈に見えがちなテンダーを立体的な造形に魅せています。





キャブの屋根は延長されているみたいです。





主連棒やクロスヘッドなど綺麗にペイントされています。



北海道で活躍した蒸機らしく「スノープラウ」が装備されています。



ここは9600形や8620形など大正の蒸機の特徴である「板台枠」を見ることが出来ます。

台枠は25mmの圧延鋼板から作られ、自動車の梯子形フレームと良く似た形状をしています。

ここからは、その25mmの鋼板をしっかりと見ることが出来ます。

しかし構造的に強度不足の面があり、D51やC57など近代蒸気は「棒台枠」と呼ばれる台枠が使われるようになりました。

別に“棒材”で製作されているわけではなく、動輪の間から見える部分が「棒」のように見えるからなのだそうですが…実際、そこから自身の目で見たことが無いので今ひとつ説得力はありません。



「59611号機」は芝生の美しい柏林公園の一画にこうして保存・展示されています。


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忠類駅 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-05 | Weblog
忠類駅跡は交通公園として整備されています。

こちらには2012年にも訪れています。

2012年の忠類駅跡の記事はこちらから。

駅の位置も記憶に残っていて難なくスムースに到着です。

駅舎や交通公園は以前の印象とほとんど変化はありません。



駅舎入り口の庇に取り付けられたホーロー製の駅名標。

やけに大きく感じます。



駅舎は施錠されてはなく内部も自由に鑑賞することができます。

相変わらず綺麗に清掃されていて、まるで営業路線のそれと見紛うばかりです。



「カーキャッチャー」が展示されています。

石勝線の清水沢駅で見た記憶があります。

ホントにこれを持って走って車両の前方にセットすることが出来るのでしょうかね?

結構、持ち上げるだけでも大変そうですよ。

木製の長いベンチもそのままに残されています。



駅舎を通り抜けてホームへ出ます。

ホームから駅舎を眺めます。

パイプで組まれた「改札ラッチ」もそのまま展示されています。

改札ラッチの上の庇には手書き風の立派な駅名標が掲げられています。

それとは別に緑色菱形のパネルに書き込まれた駅名標。





忠類の駅名標が展示されています。

フレームのパイプの雰囲気、書体などオリジナル風にみえます。



路盤に下りてみます。

線路の中央に“転轍機”が展示されています。

ちょっと変わった場所の展示ですが、雰囲気を盛り上げるための演出でしょうか…



この“転轍機”は鉄道路盤になんとも言えない雰囲気を与えてくれます。

この構造は電気ではなく、灯火によって照明されていたのでしょうね…

頭頂部の構造はその排気熱を逃がす“エントツ”の役目をしていたものでしょう。

ブルーのガラスを通して入る光が綺麗です。



ホームの状態はあまり良好ではなくなってきています。

肉眼で見ても前方に倒れかけてきているのが分かります。

以前は「トラ・ロープ」が張られていただけでしたが、いまはこうしてパイプを組んでバリケードしています。



線路には「車掌車」「無蓋貨車」「有蓋貨車」が展示されています。



忠類村が編入合併した幕別町ではこの交通公園の維持に付いて存続するか別の使い道を模索するか検討している…というような記事を見たように記憶しています。

確かに、先のホームなど安全な状態で維持するためには公費を投入しなければなりません。
地方の町の財政には決して軽い負担ではないと思います。

しかし…“歴史”自体は永遠に残り消せるものではありませんが、それを纏った駅舎や構内施設などは、一度取り壊してしまったら二度と元には戻りません。

余談ではありますが、このところ話題沸騰だった「国立競技場」ですが…日本国で始めてオリンピック・ゲームを開催した栄光の競技場をいとも容易く解体して更地にしてしまうのが残念で仕方がありません。

この栄光の歴史を纏った「国立競技場」を現在の建築基準に照らしてリニューアルする…そして2020年のオリンピック・ゲームのメイン会場ともなればこの建築物の歴史的価値は計り知れないものがあると思います。




忠類駅跡交通公園をはじめ北海道にはまだ数多くの鉄道遺構が維持・管理されています。

それにかかる費用を負担するのは容易くないのは理解できます。

でも、北海道の歴史の証人を後世に残すのは立派な行いだと思います。

何とかこの素晴らしい広尾線の歴史的遺構を後世に伝えて欲しいものです。


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待ってろよ~小幌駅 8月4日 2015年

2015-08-04 | Weblog
先ほど、緑の窓口に行ってチケットを購入してきました。

「小幌駅」のです。

普通列車の停車駅である「小幌駅」ですから、なにも今からチケットを購入する必要は無いのですが…

もうその気満々で、洞爺のホテルも予約しました。

「日本一の秘境駅」として知られる「小幌駅」ですが、本年度中の廃止を検討中とか…

その前にぜひ一度見にいかなければと思い立ちました。

08:07 洞爺発→08:33 小幌着 乗車時間26分です。

43分後 09:16 小幌発→09:40 洞爺着 です。

クルマでは近付くことができず、列車で行く他ありません。

オデ君をホテルに預けてチェックアウト前に「一っ走り」小幌駅まで行ってこようという算段です。

今年の北海道旅行の一つの「ハイライト」であり、今から楽しみです。

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上更別駅跡 広尾線 9月8日 2014年

2015-08-04 | Weblog
「更別駅跡」の次に訪れたのが「上更別駅跡」であります。

夏草が繁茂する広場の片隅に更別駅と同じデザインの石碑が建立されています。



水彩画風のパネルが嵌め込まれています。

良いですねぇ~この雰囲気…



更別駅跡と似た雰囲気の上更別駅跡ですが、郊外の閑散とした雰囲気が強まっています。



この敷地一帯が上更別駅の施設だったのでしょうか…

この前の道が路盤跡ですか…

むこうの森の中央が切通しのように「V字」に切れ込んでいるのが見えます。



上更別の駅名標を模したデザインのパネルが嵌め込まれています。

更別駅のそれと比べると、ペイントの劣化が若干見られます。


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