赤矢印の部分が今回の補修予定箇所です。
目視でも分かる位に「パックリ」割れてしまっています。
このミラー、リモートで鏡面を動かすことが出来るのですが、ミラー本体を折り畳んだりは出来ません。
ただ、外力をある程度はミラー本体が吸収できるような構造にはなっています。
いわゆる、「可倒式」という程ではないにしろ、ある程度衝撃を逃がす構造になっていますが、それでもダイキャストがこんなに割れてしまう衝撃とは…
それと外側のクロームケースには全く擦り傷や凹みなどが見当たらないのが不思議です。
ケースだけ交換した可能性もありそうですが、現品を見る限りでは「ケースだけ新品」には見えません。
今回はこのクラックを何とかしちゃおう…という作戦です。
国内でミラー本体の中古品を探したのですが、あまり良い感触も無く、Joeのところでもカタログ価格で$289.00くらいしていたと思うので、普段は見てもいないミラーにそんなにコストをかける気もしなくてこのような補修をすることにしました。
金属パテでクラックを補修してしまう魂胆ですので、そのためにはパテを挿入できるくらいの空間を確保しなければなりません。
この作業は、暖かな屋内でやればよかったのですが、夜中にガレージで行なったために、寒くてあまり真剣に慎重にやる気にもなれず、結構いい加減な作業になりました。
「とにかく削っちゃお」ということで、一番手っ取り早いリューターにダイヤモンドのビットを装着して行ないました。
とにかく、面倒臭いので「ガー」って削っちゃいます。
しかし、冷静に考えてみると…これだけのクラックが入っているにも関わらず、よく「ポキッ」って折れてしまわないものですね。