Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

お台場 パレットタウン 12月26日 2021年

2021-12-28 | Weblog
2021年12月31日 MEGA WEB が閉館となります。

2022年1月1日 には Zepp Tokyo が営業終了、2022年3月には ヴィーナスフォート、そしてパレットタウンの象徴・ランドマークのような大観覧車が8月に営業終了予定。

パレットタウンの施設はすべて閉業となります。

1999年開業のパレットタウンには深い思い出がたくさんあります。

「あぁ…これで一つの時代が終わるんだなぁ~」とちょっと胸が苦しくなるような不思議な感覚が蘇りました。

12月31日閉館の「MEGA WEB」の最後の姿を見ておこうと出掛けてきました。



などと言いつつ…私にとって最も大切な施設はここ、「HISTORY GARAGE」です。

「MEGA WEB」は後回しにして真っ先にこちらにやってきました。



ヨタ・ハチ などと呼ばれた「トヨタスポーツ800」 

23歳で早逝された伝説のレーシング・ドライバー「浮谷 東次郎」さんのクルマ(レプリカ)もずっと展示されていました。



イラストレーター「まつやま たかし」さんの作品展示会が開催されています。





ちょっとうす暗い「HISTORY GARAGE」の照明の中で、作品の臨場感がひときわ際立って見えるようでした。



展示されているクルマたちも少し閑散としてきたように感じます。



ここ…ガソリンスタンドでしたが、「大衆酒場」になりました。

日本の「昭和」の風景を演出したディスプレーになったのですね。



ガレージも閑散としています。

ガレージの中も見学・取材させていただいたことが懐かしい思い出です。

トヨタ出身のOBの方々がメカニックとして作業されていたようです。

「HISTORY GARAGE」は「ヴィーナスフォート」閉館の3月までは開館しているのではないでしょうか。



さて…本来の目的であるはずの「MEGA WEB」にやってきました。

こちらの思い出というと…86の新車発表展示会と、「センチュリー」を運転・試乗させていただいたことが印象に残っています。



パレットタウンのランドマーク、多くのカップルで賑わった大観覧車も閉業ですか…

消えていくものを懐かしむことも、また新たに創生されるものへの楽しみもあります。

トヨタと森ビルがどのような新世紀の未来を見せてくれるのか楽しみです。

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目黒天空庭園 12月12日 2021年

2021-12-21 | Weblog
目黒天空庭園は首都高速大橋ジャンクションの換気所屋上施設に造成された公園です。

首都高速3号線渋谷線と中央環状線山手トンネル、高架高速道路と地下高速道路とを限られた敷地内でジョイントするために設計された施設が「大橋ジャンクション」です。

その高低差は約70m 以上とされています。

そこで考えられたのが、一周約400mのループを2回転させて70mの高低差をクリアしています。

大橋ジャンクションが開通した際には早速走りに行った記憶があります。

400mのループを2回転と書きましたが、初めて実際に走った感想は「走り難い」でした。

ステアリングの切角一定でグルグル回っていくのは異様でしたね。

*もちろん最初だけで、今はもう慣れましたけれど…

伊豆の「天城越え」で有名な「河津七滝ループ橋」より不思議な感覚でした。

多分、外の景色が見えないから方向感覚がマヒするのかも知れません。

このジャンクションを建設する用地の前出は「東急玉川線大橋車庫」が設置されていてその後、「東急バス大橋営業所」として使われていた場所だそうです。

「よくこのような建築物を建設する用地が都心にあったよなぁ~」と感心しますが、列車車庫があった場所という事なら納得です。

ここ大橋ジャンクションには「街並みの緑」「公園の緑」「自然再生の緑」と「3つの緑」が整備されています。

「目黒天空庭園」は「公園の緑」がテーマです。

開業は2013年3月30日となっています。

もうそんなに時間が流れたんですね。

目黒川の向こうに見える「 コロッセオ風(Colosseo)」建物が大橋ジャンクション施設です。

その屋上「目黒天空庭園」は首都高速大橋ジャンクションの換気所屋上施設に造成された公園です。

その屋上には樹木が見えます。

あれですね「目黒天空庭園」は。



プリズムタワー前に設置された案内板

赤丸部分にいます。

郵便局裏の入り口から庭園入り口に向かうことにします。



このエレベーター…存在が地味で分かりづらいです。

初めての方は見落とすかも…です。



5階庭園入り口から歩きます。

陽射しが暖かで気持ち良いです。

まだ午前中で人出も少なく快適です。



花壇?のネームプレートは手書きで何だかホンワリした雰囲気です。



ムーミンみたいな不思議な植物…もちろん植物好きの方なら普通に知っている当たり前の植物なのでしょうね…



先ほど入園した庭園入り口は正面に見える「プリズムタワー(地上27階建)」でした。

この建物は「再開発ビル」の2棟のうちの1棟で、もう1棟は「クロスエアタワー(地上42階建)」です。

青空をバックに綺麗な白のエッジが際立っています。



建物の屋上でこんなきれいな紅葉を楽しむことも出来ました。

グリーンからイエローそして真紅へとグラデーションがキレイです。



樹木の隙間から見えるこれは…

自然再生の緑「おおはし里の杜」です。

このエリアは通常は一般開放はしておらず、年に数回開放されているようです。

近年は新型コロナの感染で公開は見合されているようです。

このエリアは「江戸のみどり登録緑地」の「優良緑地」に登録され最高ランク”AAA” を取得したそうです。



こちらが「クロスエアータワー」の出入り口です。

ベンチに座り植栽や空を眺めていると、なんとも穏やかな時間が流れていきます。

「造り物」なのに…とても気持ちの良い環境でした。



この「クロスエアータワー」にはプレートにあるように目黒区の「大橋図書館」が入居しています。

図書館にきて「天空庭園」の散歩なんて素敵ですね。



長いテラスが設置されていて都会の風景を楽しむこともできます。

東京タワーも見えました。



エレベーターに乗り地上階に下りようとしたときに「あれ?」と思いました。

確か入園する際には「プリズムタワー」の5階で降りたはずです。

こちらの「クロスエアータワー」は9階となっています。

確かにスロープがあり2階分くらいは上がってきたような気はしますが…

4階分も高低差があったかなぁ~と思いました。



「クロスエアータワー」地上階 出入口です。

なるほど…対面する道路より低い位置に入り口があります。

これが9階~5階の4階分の「高低差」の一因かも知れません。



赤矢印の部分、先ほどのテラスです。



壁面には「カタツムリ」みたいなオブジェ があります。

何の意味があるのかは不明でした。



プリズムタワーの「目黒大橋郵便局」前に戻ってきました。

作業員の方が何かメンテナンス作業を行っています。

これでは入り口エレベータはとても発見困難になります。

エレベータは赤矢印のところです。



最後になりましたが…「池尻大橋駅」出入口です。

「目黒天空庭園」のアクセスはここが一番近くて便利のようです。

渋谷駅隣ですからね。


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東久根別駅 道南いさりび鉄道 8月27日 2021年

2021-12-15 | Weblog
東久根別駅の出自は「臨時乗降場」として1986年(昭和61年)開業となっています。

北海道の駅としては「新しい」駅ですね。



駅は昭和の香り漂う「団地」前ロケーション。

開業当初は団地や付近の住宅の方々の利便性が向上したと想像できます。

屋根には駅名が載せられている珍しいスタイル、これ初めて見ました。



駅は「ダルマ駅舎」とか「貨車駅」などと呼ばれる鉄道車両を再利用したものです。

「ヨ駅」などと呼ばれることもあります。

再利用される車両「車掌車」の形式称号 用途記号が「ヨ」で始まる数字で表記されたのがその語源?のようです。

東久根別駅のそれは、正面右寄りに「スライド・ドアー」のようなものが残されています。

貨物積み込みの際に使用されるもので、車掌車と有蓋車が合体したような外観をしています。

これはワフ29500形貨車という形式車両のようです。

よく見かける「ダルマ駅舎」は車両の前後にデッキを備える形態です。

それらとは明らかに異なる外観をしています。

デッキのある側が車掌車として使用される部分、もう一方は「貨車」として使用される部分のハイブリッド構造?です。

北海道の「ダルマ駅舎」で見かけるのは珍しいです。

日高本線「鵜苫駅」もこの車両を利用した駅舎でした。

「鵜苫駅」の記事はこちらから。



この車両のデッキ部が見当たりませんが…赤矢印部を良く見て頂くと…

デッキ部はパネルで塞がれているのが分かります。



階段を上り、駅舎に向かいます。

ブログ中で「駅舎」と「待合室」また単に「待合所」とそれぞれ区別して書かせていただいています。

駅舎は「駅業務」が行われている建物、「待合室」はかつては駅業務が行われていた施設が無人駅となり待合室としてスペースを提供しているもの、待合所は駅業務が行われていた歴史を持たない単に待合スペース…と表現を区別しています。

東久根別駅を「駅舎」と表現したのは…次の写真を見て頂くと…



無人駅でありますが立派な「券売機」が設置されています。

待合スペースだけでなくこうした駅業務に付随する機器が設置されているので「東久根別駅舎」として書かせていただいています。



トイレと手洗器が設置されています。

「ダルマ駅舎」としては非常に設備が充実した駅舎です。



駅舎を出てホームに向かいます。

一段高くなったホームから振り返ります。

屋根の駅名標がチャーム・ポイントですね。



ホーム長はそれなりにありますが、幅は狭いです。

こちらが「七重浜駅」方面となります。



こちらが「久根別駅」方面となります。


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七重浜駅 道南いさりび鉄道 8月27日 2021年

2021-12-08 | Weblog
江差線時代に「五稜郭駅」から「木古内駅」間の各駅には訪れたことはありませんでした。

「七重浜駅」に立ち寄るのも今回が初めてです。

五稜郭駅から住宅地を抜けてやってきました。



駅前には「駐車場」はありませんが「駐車スペース」はあり、短時間の駐車に不便はありません。



「七重浜駅」は橋上駅です。

南口と北口から階段を上ってアクセスします。



駅待合室スペースは質素です。

窓からはホームが見渡せます。



ホームに降りて橋上駅舎を見ます。

向かって左側が「南口」右側が「北口」です。



南口横には新しい「郵便局」がありました。

ひっきりなしに利用客が訪れていました。

この郵便局がある場所に七重浜駅「旧駅舎」があったようです。

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ガレージでの焚き火 12月4日 2021年

2021-12-06 | Weblog
いつものようにガレージでの焚き火ですが…

燃材がほとんど燃え尽き徐々に炎が小さくなっていきます。

華やかな炎を愛でるだけではなく、それが消えて行くまでをボ~っと見ていました。



熾火となりわずかな赤みだけが燃焼の証のようです。

ほんのりとした熱波が伝わるのみです。



朝になると、わずかな白い灰だけが残されていました。

あぁ…これって…

なんとなく人の一生を見たような、そんな気持ちになりました。

もちろんビールはしっかりいただいています。

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五稜郭駅 道南いさりび鉄道 8月27日 2021年

2021-12-03 | Weblog
函館駅の次にやってきたのは「五稜郭駅」です。

ほとんど毎年同じようなルートでありますが…



駅前には利用客やタクシーの姿があります。

本日は金曜日ということで学生さんの姿もあります。



券売機で入場券を購入し5番、6番線ホームへ向かいます。

五稜郭駅は道南いさりび鉄道の起点となっています。

その「0キロポスト」を取材します。

今さらですが…道南いさりび鉄道はJR江差線を引き継いだ第三セクターです。

北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧国鉄池北線)が2006年に廃止されて以来10年ぶりの北海道唯一の第三セクター鉄道事業者です。

運行される車両はすべてキハ40形車両で道南の四季になぞらえ季節のカラーリングが与えられています。

JR北海道カラーとはずいぶん印象が変わりリゾート雰囲気になりました。



5番、6番線ホームです。

0キロポストを探します。

たいていの「起点」は「停車場中心」地点に設定されているケースが多いので、ホーム中央あたりから探してみます。



「ありました!」

ホームにはペンキでライン(縦線)と「0K」と書かれています。

「オーケイ」ではなく「ゼロK」です。

赤矢印、路盤にはプレートが見えます。



拡大して見てみましょう。

「 0k000m」と記されています。

こういうスタイルのポストを見るのは初めてです。

なるほど…勉強になりました。

クールで恰好良いです。



道南いさりび鉄道 白い車両は…「禊」(みそぎ)キハ40 1815 車両です。

白というよりオフ・ホワイトですか…良い感じのカラーリングです。

キハ40形車両にはこうしたスペシャル・ペイントも似合います。

素敵です。



ホームの五稜郭駅名標。

第一セクターであるJR北海道と第三セクターの道南いさりび鉄道が描かれた駅名標。

不思議なデザインです。

道南いさりび鉄道の起点は五稜郭駅ですが、実際には函館本線を函館駅まで直通運転します。



跨線橋からホームを眺めています。

「快速はこだてライナー」が入線してきました。

「はこだてライナー」は 函館駅⇔新函館北斗間を結ぶ列車です。

本日は「道南いさりび鉄道」の現役駅を木古内駅まで各駅見て歩き、木古内駅からは江差線廃止駅を江差まで取材します。


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