Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

鹿部駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2019-12-25 | Weblog
わがまちご当地入場券キャンペーン参加駅の鹿部駅には2018年8月26日に立ち寄っています。

2018年鹿部駅の記事はこちらから。



青空に赤い屋根が鮮やかな駅舎。

今は無人駅となった鹿部駅ですが、駅本屋規模を見ると往時の駅利用者の多さが偲ばれます。

駅本屋横では年配のご婦人が二人、世間話をされていました。



駅前ロータリーです。

中央には大樹があります。

昨年の同じ場所の写真と見比べますと、今年の方が緑が鮮やかで枝ぶりが見事に見えます。

良く観察するのを忘れましたが、北海道駅定番の「イチイの木」だったのでしょうか?

画像を拡大してみましたが、どうやら違うようでした。



待合室は綺麗に清掃・整頓が行き届き利用客の愛情・モラルの高さが伝わります。

学生さんの利用が多いみたいですがとても好感が持てます。



鹿部駅といえば「鹿部間欠泉」最寄り駅でもあり北海道遺産選定はうれしいニュースですね。

待合室のディスプレーからも街の活力が感じられます。



寒冷地の冬の生活の知恵

「風除室」です。

北海道の一般家庭でも普通に見られる装置です。

吹雪の時など玄関から部屋に風が吹き込まないように設けられたスペースです。

潜水艦とか宇宙ステーションとかの「減圧室」に似た?装置です。

宗谷本線「抜海駅」の風除室が強く印象に残っています。



ホームから駅本屋を見ます。

夏の陽射しの中、青空に映える赤屋根の駅本屋と飾られた花々。

何か特別のイベントがあるわけでもなし、これが毎日の普通の風景なんでしょう。

汚れ切った心の垢を洗い流してくれるような、素敵な光景です。

「ほんとうに愛されているんだなぁ~」と…

鹿部駅は美しい駅です。



ホームから「銚子口駅」方面を見ます。



こちらが「渡島沼尻駅」方面となります。

鹿部駅の取材を終えて、駅本屋から外に出ます。

先ほどまで立ち話をしていたご婦人たちは「それぞれのクルマ」に乗り込んで去ってゆきました。

北海道駅の今の姿を見た思いがしました。

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銚子口駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2019-12-19 | Weblog
関東に住んでいれば「銚子」といえば千葉県の銚子が思い浮かびますが、北海道で「銚子口」といえばここ大沼公園の「銚子口駅」のことです。

しかし…どちらもその語源は「銚子の口のようにすぼまった」という意味で使われているようでした。





やけに基礎の高い不思議な縦横比の駅です。

メンテナンスが良く行き届いているようで外壁も“塗りたて”のような綺麗さです。

バッタ?のような昆虫が多数目に留まりました。

駅前は広々としてハチ君も悠々駐車できます。



待合室は綺麗に清掃されています。

床の水あとをを見ると、つい今しがた清掃されたようです。

とても大切にされている印象を受けます。



ホームに出ます。

こちらが流山温泉駅方面です。



こちらが鹿部駅方面です。



構内踏切を渡って2番線ホームから再び流山温泉駅方面を見ます。



そしてこちらが鹿部駅方面となります。

実は…あまり見るべきものが少なくて説明がくどくなってしまいました。

名所案内を見てください。

「駒ケ岳活火山」ですからね。



ホームから駅待合室を見ます。

秘境駅というほどではないのでしょうが、駅周辺は商店はおろか住宅も見当たりませんでした。


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ガレージ門扉交換とカレラ君洗車…それと温泉に独りBBQなど 12月14日

2019-12-17 | Weblog
9月の台風被害というわけではありませんが…あまりにもボロボロになってしまった門扉を交換しました。

写真のようにロープで固定しないと自立出来ないほどです。

閉めるのも大変ですが開けるのにも一苦労です。

ネットは、犬や猫など小動物が隙間から入らないようにしたものです。

サッシ屋さんにお願いすると基礎工事(レール埋設など)を含めて20万円を超えるそうです。

いまさらそれはキツイので、「簡易的柵」で良いや…とネットで購入したものを取り付けに行きました。



赤矢印の部分…このピンが全て腐食して折れてしまい、折り畳みができなくなってしまいました。

ほんとに酷いです。



いきなりですが…キャンプサイトなどで使われるカート登場です。

こまごまとした荷物や重い水物など運ぶのに重宝です。

アマゾンで購入しました。

「FIELDOOR ワイルドマルチキャリー」とかいう製品です。

耐荷重150Kg というスペックです。

カラー・バリエーションが豊富でした。

ハチ君に積んできた「柵」を積んでみます。

別に手で持っても良いのですが…使ってみたかっただけです。



この製品の一番のポイントはこのバルーン・タイアです。

これなら、ビーチで使用してもタイアが埋没してしまうことはなさそうです。



ウイーク・ポイントは矢印部でしょう。

けっこう華奢な構造で、「耐荷重150Kg」にはバランスが取れていません。

壊れるとしたらここでしょうね。



撤去のための準備をします。

まず、ネットを取り外します。

ネットがなくなるとさらに酷い惨状が現れます。



矢印の「丁番 Hinge」です。

ここを開けば固定ねじが現れ解体の第一歩…と思ったのですが…



もう一方を見るとこちらも「丁番」が…

両側に「丁番 」ですよ!

こんなことってあるのでしょうか?

結局、リベット留めとなっていました。



そういうことなら仕方がない!

手荒なことはしたくありませんでしたが、「サンダー登場!」です。

*単に気が短いだけですけれど…



「こうしてやる!」と、フレームをバッサリ切断してしまいます。

アルミ製フレームはバターのようにあっけなく切れちゃいます。

再利用する気はありませんからね。

*支柱だけは残しておきます。



さて…ネットで購入した「柵」の登場です。

取説を読むのが面倒でいきなり組み立てます。

案の定、キャスターのついた脚の方向が入れ違いで、組みなおしとなりました。



若干のロス・タイムがありましたが、取り敢えず完了!

安物ですから仕方がありませんが、こうして見ると、いかにも頼りなさげです。

気休めにしか見えません。



先ほど取り外したネットを装着します。

なんとなく「門扉」らしくなりました。



取り外した門扉をハチ君に積み焼却炉へ処分してもらいに出掛けます。

このピンが錆びて折れてしまったばかりに使用不能となってしまいました。

本体はアルミ製なのでほとんど劣化は見られません。

東京の自宅の門扉もこれと全く同じモデルなのですが、ピンはステンレス製で今でも機能は全く失われていません。

たかがピンをステンレス製にしてもさほど製造コストは上昇しないと思うのですがなぜこんな半端な製品を作るのでしょうか…勿体ないことです。



今日のこの作業のためという訳ではありませんが、作業グローブを買い増ししました。

上段は近くのホームセンターにて購入したものです。

下段は…3Mのグローブをヨドバシの通販にて購入してみました。

カラーフルな配色に惹かれます。

色が綺麗なだけで欲しくなってしまいます。



焼却炉に門扉の廃棄を依頼し、帰りがけに温泉に立ち寄ります。

今回、こんなカードをいただきました。

なんと!「シニア専用」のスタンプ・カードです。

「はぁ~ こういう年齢になってしまったのかぁ…」と、ちょっと寂しくなりました。

「でも安ければ良いか!」とすぐに立ち直ります。



温泉から帰り、カレラ君の洗車です。

横浜のオートプライドさんからガレージに帰る道中、生憎の雨降りでした。

思い切り泥汚れのまま、ガレージに格納して帰りましたので、今回は水洗いだけを行います。

カレラ君の洗車は、購入して以来です。



泥汚れだけ水で洗い流します。

ドアーやボンネットなど隙間に溜まった水分は「ブロアー」で吹き飛ばします。

カレラ君は車体が小さいので洗車も楽ちんです。



ホイールのブレーキ・ダストはよく洗いますよ。

ホイールが汚れているとクルマがくすんで見えますからね。

赤矢印はお気に入り、グラスを洗うブラシです。

これがとても重宝で、まとめて購入します。

台所用品はアイディアの宝庫で見ているだけで楽しいです。



ブレーキ・ローターはブロアーで水分を吹き飛ばします。

近所をひとっ走りしてきても良いのですが、本日設置したばかりの「門扉」を面倒で開ける気がしない…という本末転倒。



「よし! これでお掃除完了。」

さっぱりしました。

あとはガレージに格納するだけです。



作業の後のお楽しみはこれです! *いつもこれですね。

このために頑張っているようなものですからね。



えらい勢いで燃えています。

焚火というか…



炎を眺めながらビールとジャーキーをかじっていましたが…

炎が穏やかになり「焼き物」でもやるか…とクリスピーチキンをあぶってみました。

揚げ物をまたあぶるとは…温める程度ですけれど、気分ですからね。

ビールとクリスピーチキン、それなりに美味しかったです。


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流山温泉駅 函館本線 佐原支線 8月25日 2019年

2019-12-12 | Weblog
流山温泉駅は親しく馴染みのある駅です。

興味を持ったきっかけは「東北新幹線200系」が展示されている駅ということでした。

「函館本線の駅に新幹線車両?」と半信半疑で訪れました。

…というか、そもそも「駅」へのアプローチが分かりませんでした。

GPSが示す地点に駅らしきものが見えません。

道道338号線を走りながらチラ見すると木立の間から緑色の新幹線車両が見えます。

「ここかぁ!」とは思いますが、「どこから入るのだろう?」とけっこう迷ったことが思い出されます。



現在の流山温泉駅…新幹線車両はすでに撤去されこのような駅となっていました。

独特の書体の駅名標は健在です。

「流山温泉駅」とは文字通り、JR北海道が事業多角化の一環として温泉観光事業を始めた際に新設された駅であります。



こちらは【2012年】に撮影したものです。

すごいインパクトです!

訪れる人は少なかったようですが、素晴らしい展示です。



車両横には金色のプレートが掲げられています。

北海道新幹線が走る日を待ち望む熱い気持ちが伝わります。

その想いがいま新函館北斗駅に結実しました。

ただの「棒線駅」となってしまい「温泉」も休業となってしまった駅。

すごく残念に思います。

経営が厳しいJR北海道にとっては展示車両のメンテナンスの費用もバカにはならないでしょう。

でも、プレートにある熱い想いを後世に伝えて忘れないためにも、あの車両はぜひ残してほしかったです。



現在、ホーム階段横には 「ノーズ・コーン」と「駆動輪?」 が展示されています。

あの車両がこのような姿になってしまいました。

蒸機の静態保存機を訪ね歩いていた時にも、解体されたパーツを展示しているものを見掛けました。

何もかも無くなってしまうよりはましなのでしょうが、複雑な気持ちです。

2012年流山温泉駅の記事はこちらから。



ホームに上がります。

こちらは池田園駅方面となります。



こちらがこれから向かう「銚子口駅」方面となります。



駅前広場?にポツンとハチ君。

スタックしてしまうと大事なので、深入りはしません。

北海道無人駅、廃線跡などを訪ねる際…「深入りしない」が鉄則です。

轍のあとを見ると問題はなさそうですが…



こちらも【2012年】に撮影したものです。

当時まだ営業していた「流山温泉」と客車が展示されていました。

この日はイベントが催されていたのでしょうか、大勢の人々でにぎわっていました。

今とは全く雰囲気が異なりました。



函館本線 流山温泉駅付近の地図です。

このあたりは不思議な線形を描く函館本線です。

図を見ていただくと「流山温泉駅」のある佐原支線は駒ケ岳の東側、海側を走って森駅へ向かいます。

一方の「大沼公園駅」を通り駒ケ岳の西側を通り森駅へ向かう本線。

さらに地図下側、仁山駅 新函館北斗駅を通る本線ルートと藤城線 と、何だか不思議な路線です。

もちろん、これには理由があって、急勾配を迂回するための迂回路線であったり複線化のための路線だったりしたようです。




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池田園駅 函館本線 佐原周りルート 8月25日 2019年

2019-12-09 | Weblog
道道338号線はほぼ毎年通っている馴染みの道です。

まさか…こんなところに「駅」があったなどとは思いませんでした。

「池田園駅」ってなんでだろう? と不思議に思いました。

大沼公園に「池田園?」

果樹園でもあるのかと想像していましたが、「北海道の駅 878ものがたり 駅名のルーツ探求」を見ます。

それによると、この地域を開拓した「池田 醇」という方が北海道庁を退くときに大沼公園の公園化に尽力した功績を記念して地名を「池田園」としたとあります。

道道から駅へのアクセスは林の中の未舗装道を通り…「本当に駅があるのかなぁ?」と不安になるようなロケーションを体験します。

表現が大げさですが、廃線巡りをしていることを思えば、可愛いものです。

なんといっても函館本線「現役路線」ですからね。



狭い道を抜けて駅前に出ます。

予想以上に「開けた」印象です。

駅本屋はベージュ系2トーンに塗られて陽射しに映えています。



待合室は綺麗に清掃が行き届き、少し色の抜けたカラフルなプラスティック製のベンチが設置されています。

とても良い雰囲気です。



待合室からホームに出ます…というか1番線ホームにアクセスするには目の前の跨線橋を利用しなければなりません。

間口の狭いスティール製の跨線橋です。



スティール物置まんまの雰囲気漂う跨線橋内部。

蜘蛛の巣なども見当たらなくて、綺麗にメンテナンスされています。



「う~ん…スティール製のはねぇ…」

先の大沼駅のはスティール製跨線橋でも雰囲気は良かったのですが…

池田園駅のは「プレハブ・スティール跨線橋」とでも表現するべきなのか、圧迫感があり温かみのない倉庫みたいな雰囲気を感じてしまします。



跨線橋窓から大沼駅方面を見ます。



こちらが「流山温泉駅」方面となります。

赤矢印、ホームの雑草に飲み込まれそうな「駅名標」

函館本線のホームはやたら長い印象受けます。

北海道鉄道が全盛だったころはこのホームいっぱいに列車が停まり人が溢れていた時代が偲ばれます。



ホームから駅本屋を見ます。

かつては、本屋前にもホームが設置されていた名残が見えます。

今は、とにかく跨線橋を利用しないとホームにアクセスできません。



ホームから跨線橋を見ます。

とにかく長いですよ、函館本線のホーム、これで無人駅ですからね。

特急列車でも停車できそうな長さです。





駅本屋とは反対側にこんな通路?が…こちら側からアクセスする駅利用者がいらっしゃるのでしょう。

陽射したっぷりの日中は緑多くて素敵ですが…夜は一転、超怖いでしょうね。

街灯も何もありませんから…

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大沼駅 函館本線 8月25日 2019年

2019-12-03 | Weblog
隣駅の「大沼公園駅」は北海道観光のメジャースポットであり、これまでにも何度も訪れたことのある駅です。

しかし…「大沼駅」には今回初めて立ち寄ります。



華やかな観光地の「大沼公園駅」と比べると何とも地味な駅です。



駅前は広大なスペースが確保されていて、観光客で賑わった往時が偲ばれます。

クルマを停めるのも楽ちんです。



駅舎壁には「大沼駅小史」が掲げられています。

「ふ~ん…なるほど なるほど…」って全部読むのが面倒で写真を撮っちゃいます。

プレート下には「ポロトくん」「ポントちゃん」のマスコットが。

大沼のアイヌ語「ポロ・ト」が由来のようです。



駅舎待合所です。

非常に綺麗に整備されています。



北海道の駅はどこも本当に綺麗に保たれ地域の方々の愛を感じます。

都会の駅の殺伐とした雰囲気とは全然違います。



一番線ホームに出ます。

こちらが仁山駅方面です。



そしてこちらが「大沼駅」「池田園駅」方面となります。

ここ大沼駅から二手に分かれ森駅で再び合流です。





2番線には跨線橋を使ってアクセスします。

「う~ん…鉄製の跨線橋はねぇ~情緒的にイマイチなんだよなぁ…」なんて思いながら近づきます。



先の「大中山駅」の圧迫感のある跨線橋が強烈な印象で残っています。

しかし…ここの跨線橋は違いました。

連絡通路のアクリル窓からたっぷりの陽射しが射しこみます。

ラウンドしたアーチ天井も良い感じです。

このデザインは良いなぁ~



ホームの駅名標。

「のりかえ」駅名標なんて多分初めて見ました。



2番線ホームを鑑賞していると貨物列車がやってきました。



DF200型ディーゼル機関車(レッドベアー)…かな?

「ゴォォー 」と地響きを立てて通過していきました。



駅構内の観賞を終えて駐車スペースに戻ります。

こんなアーティスティックなモニュメントを発見!

古レールを再生してこんな格好良いモニュメントを作成したのが素晴らしいです。



基部には「大沼駅の歩み」と記された石板がはめ込まれています。

先の駅舎壁に掲げられていたプレートと同じようなことが記されています。



古レールもこうして芸術家さんが作品の素材とするとえらく恰好良いです。

教会のパイプオルガンのパイプのようにも見えます。

この作品の「こころ」とは何でしょう?

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