気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

だんご庄のだんごで思うこと

2015-08-16 11:36:31 | グルメ
昔懐かしい、だんご庄のだんごです。
米粉のだんごに、きな粉と特製の蜜のみ
本当にシンプルで、癖になる味です。
高野長谷街道の茶店が元だなんて知りませんでした。

訪れたのは、15日の3時過ぎ
お盆の帰省でお土産にされる方などが、
次から次へと、
お店の中でも、だんごを串にさす人、まぶす人
詰める人、手渡す人、忙しく立ち回っておられますが、
注文に追いついていません。

予約客もおられ、待つこと30分、頂いて帰りました。

頂きながらですみません。
”おだんご”は茶菓子にも使わせていただいておりますが、
この歴史は、・・・と聞かれると、?
*縄文時代の”どんぐり”を用いたものからで、名前の由来は
 奈良時代に遣唐使が「団喜(だんき)」を持ち帰っており、
 米の粉をこねて丸め、茹でて甘味料を塗ったものと、
 神饌の1つである粢(しとぎ)を丸くしたものが団子の原型で
 後に団喜をあてられたという柳田國男先生のご意見も。
 一方お米をついた餅を丸めた「だんご」は、
 平安時代の「新猿楽記」に見ることができ、
 そして室町時代にはすでに串ざしの団子があったようで、
 1600年代、団子は串に5つさすのが普通になりました。
 このころから「花よりだんご」と
 江戸末期は逆に、串に刺さず、きれいに丸めた団子に
 黒もじを添えて出されるようになりました。
 値段も高くなっており、茶道で使われていたことを
 ヒントにされたのではないでしょうか。
 なお黒もじは千利休居士、または古田織部が用いたのが
 始まりとされております。
だんご庄のだんごを頂きながら、
食文化について、いろいろと考えさせられましたが、
おいしいさについ、もう一本。

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