気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

大炉で

2017-02-18 09:59:32 | お稽古
昨年は八畳間に炉を切り、初めて大炉でのお稽古
自宅でも出来るようになり、嬉しかったのですが・・・
経験の浅い社中ですので、今年は諦めておりました。
でも大炉でのお稽古に伺ったりしておりますと、
稽古のムシが頭をもたげ、先週から準備に取り掛かり

やっと今日、大炉でのお稽古をすることが出来ました。
床がありませんので、鴨居からのしつらえに
 
黒塗り扇子『瑞雲』を架けました。
瑞雲とは、「茶掛けの禅語辞典」によれば
”めでたいことが起こる前兆として現れる雲のこと。
 五色に彩られるといわれる。「慶雲」も同じ意味。
 用例としては『五灯会元』にみえる
 「岳麓山前祥霧起こり、祝融峰下瑞雲生ず」”

有楽と初嵐の紅白の椿と、新芽を活けております。
この新芽、昨年の江月会の茶会で活けられた「錦木」?
持ち帰りその後のお稽古にも使わせて頂いたところ
新芽がでて参り、生命力に驚きですね。
 
さあ炉にも火鉢にも炭が入り、釜も掛けましたよ。
いつ来て頂いても、稽古が出来ます。