百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

癒される メヘナム・プレスラーさんの ショパン ノクターン(遺作)  そして エクソソームとティラノサウルスと哲学者:岸見一郎さんのお言葉 (付録付きです)

2018-07-27 13:53:38 | 日記
 ここんとこ、二日にいっぺんは聴きたくなるのです。メヘナム・プレスラーさんのピアノ ショパンさんの『ノクターン(遺作)』 & ドビッシーさんの 『月の光』。
ソースは、H30.6.24 深夜(25早朝) NHK-BS103『プレミアムシアター』で放送の、H29.10.16
サントリーホール 『メヘナム・プレスナー(93歳10ヶ月)リサイタル』。

当初、どれほどの方か判らなくも 当番組で放送されるぐらいだから かなりの人かなぁ と、番組途中からでしたが録画していたコンテンツ。CD に取り込み 聴いてみましたら、実に実に素晴らしく、宝物を見つけたような心持ち。これ以上ない 神様の領域まで達してるであろう 楽曲解釈のもと、奏で出ずるは、楽器と演奏家が まさに一つとなって、ピアノ美を極致まで究め尽くし、光り輝く高貴なる超生命体なりしや。聴いてるオイラも とろ~りとろとろとかされて ひとつにまぁるまる吸い込まれちまって。

           


39歳で亡くなられている ショパンさんは、『ノクターン(遺作)』が メヘナムさん演奏ほどの味わいある楽曲に昇華されようとは、恐らくは想像されてなかったのではないかと思えるのです。なお 無知のなせる技か、録画は CDに取り込み直後 消去 ですから、上掲写真は、91歳時のメヘナム・プレスラーさんご出演の YouTube 画像を 撮影・編集させていただき 拵えたものです。



 ● 二つ目の話題 エクソソーム について 

 H30.7.22 NHK-Eテレ『サイエンス ZERO 』「生命維持の要 エクソソーム」という番組は、たいへん興味深い内容でありました。先に放送された『人体』という NHKスペシャルで、臓器間で情報のやり取りをしている旨 紹介ありましたが、今番組で この補充説明が為されたのです。

つまり、その臓器間の情報連絡を司ってる物質は、中に マイクロRNA と呼ぶ メッセージ物質を多く包み込んだ エクソソームという メッセージカプセルで、大きさは 1/10000ミリ、体の中を 100兆個も 駆け巡っているというのでありますから、臓器細胞は 37兆個なので、1細胞当り複数個 放出してるということになります。






で、病気の臓器からは「助けてくれぇ~」と 普段の 10倍以上の、癌細胞からは「転移してぇ~栄養くれぇ~」という情報の エクソソームが、体中 駆け巡っているというのです。ということは、エクソソームが いったいどういうメッセージを運んでいるか捉えれば、病気予防や治療に画期的な展開が開けるということでして、このことに気付いたのは 平成19年(2007) 、ついこの間のことなのだと。



 ● 三つ目の話題 ティラノサウルス について

 H30.7.21 NHK-Eテレ『地球ドラマチック 徹底検証! ティラノサウルス ~ 最強恐竜の真実』で、現時点で最も信憑性の高いティラノサウルスの姿が紹介されました。










 ● 四つ目の話題 哲学者:岸見一郎 さんのお言葉 について

 H30.7.10 NHK-Eテレ『知恵泉 嫌われ者の極意 蒲生氏郷』にご出演、哲学者 岸見一郎さんのお言葉に 甚く共鳴しましたので、ご紹介申し上げたく存じます。


この言葉、話としては面白いですが、受け入れられずにいたところ、8.19付 産経新聞於の さくら舎発行 久垣啓一さん著「100年人生の生き方死に方」紹介記事中に、堀場製作所創業者 堀場雅夫さんの「出る杭は打たれるが、出すぎた杭は誰も打てない」が出てまして、オイラは断然この方 挑戦者の味方でありたいと思ってます。(当段落 H30.8.20 追)











 ● 付録です
 先日来 我が家の犬(名前は トト、漢字では 騰々 9月21日に 14歳 オトコ 童貞です)に扇風機をしてます。当初は恐れて逃げてましたが、どうやら コワイモノではないと悟ってくれたようです。

 8.20 の様子 ↓ 。もうすっかり 生活必需品 です。






 






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