百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

クリスマスソングス・シャワー 浴びたくて、このCD、作りました。

2023-12-21 19:29:38 | 日記

 オイラは天台宗徒でして、イエシューさんとは何ら関係ございませんが、ジングルベルとかが鳴り渡り、何か楽しいことが降りてきそうな気がする この季節の雰囲気というものは、たいそう好きであります。

ところで、齢 (とし) 取って 贅沢になってしまってるからなのか、神経が図太くなってるせいなのか、スレッカラシになっちまってるからなのか、欲どうしさが極まっているのか、感覚器官が相当 麻痺してるのかどうか判りませんが、より強い刺激を求める傾向が強くなってきています。

時節を感じるにも、とことん それにのめり込み味わいたいという願望が、だんだんに強くなってきているような気がするのです。

つまり この時期ですと、クリスマスソングを 浴びるほど浴びたいと、そして、うきうきした ホンワカ気分に ひたすら浸ることができたとしたら、どんなに気分がええやろうか と・・・・

そういうことで作ったCDが、この2枚であります。

    

    

今の時代、YouTubeがありますから、我を張らなければ 希みの楽曲が手に入ります。何とも有難い時代になったものです。こうして纏めてみますと、ジョン・レノンさんの『ハッピー・クリスマス』は、NO1のクリスマスソングのように思います。

平原綾香さんは 自ら日本語訳を加えられ、これぞ  "ワンダフル・ソング" と称せる、心のこもった感動的な歌に仕上げてくださっています。素晴らしい音楽家さんです。

森麻季さんと錦織健さんの『きよし この夜』は、さすがオペラ歌手さんは違うなぁと、再認識させられます。ハーモニーが 抜群に美しいです。

残念なことに 今は姿を消してる番組ですが、BS-TBSさんの『日本名曲アルバム』で放送された 著名な大学合唱団さん他の演奏は、本当に素晴らしい作品ばっかしだったなぁと、つくづく 偲ばれます。

オイラが大好きな歌につき、2枚とも リピートで入れてますが、ジェーン・シェパードさんの『白い想い出』は、本当に好い歌です。作詞作曲された山崎唯さんに 深甚なる感謝を捧げます。

これらCD1枚 掛ければ、何も無くったって、ハッピーな気分になれます。80分弱、夢の中 or 極楽世界にいるようです。音楽は本当に ええもんやなぁと思います。

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これは 同時期に作ったもので、視線はどうしても ⑨『女心の唄』の左方から上のほうに引き寄せられてしまいがちですが、実は ②③⑮を目玉に据え 拵えたものであります。

ところで、私は東海林太郎さんの歌が やけにココロに沁みるのです。一直線なオトコの 哀しいまでの健気さ・いじらしさ、この世の 虚しさ・儚さ・理不尽さ といったものが 切々と伝わってくるからでございましょうか?。

 

< 追 伸 > R5.12.24 記

 一昨日あたりから思い始めたことですが、世界最高のクリスマス・ソングは、何たって ヨハン・セバスチャン・バッハさんの『マタイ受難曲』と『ロ単調ミサ曲』ではないだろうかと。そして この二つこそ 24,25日に聞くべき歌じゃないのかと。

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で 聴いてるのです。聴けば聴くほど「なんか でぇれぇええなぁ」と思えてきてるのです。不思議なことです。信者じゃないのに、、、何と謳っているのか、からっきし ? なのに・・・・

 

 

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奈良県立 万葉文化館『絹谷幸二展』 と 大阪 中之島美術館『長沢芦雪展』に行ってきました。R5.11.29のこと。

2023-12-05 18:01:52 | 日記

 これは ━━見つけるや否や、PCのデスクトップ背景に設定してます━━ 標記展覧会WEBで公開されている 『金剛蔵王権現図』ですが、このナマの絵を ぜひ見たいと思いました。

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奈良 猿沢池畔の超有名料亭のご子息である氏の、奈良への思い、および 古事記や仏教思想を通じた、我が日本への思いの丈が詰め込まれた力作の多く揃った大展覧会でありました。なお図録が用意されていましたので、購入しております。

 

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 次に向かいましたのは、リニューアル以来 初めて伺う『大阪中之島美術館』さん。演目は『長沢芦雪展』。玄関に辿り着くに無視できない坂があって、2階までの めっちゃ長いエスカレーターの先には、入場券を買い求める 直線ならば 30メートルほどの列・・・・えらい人気のようです。

多くの作品を観て思われたことは「長沢芦雪さんは スケールの めっちゃ大きい 、心底 大天才やなぁ」と、「アト 43年、北斎さん (88歳7カ月) と同年まで長生きなさってたら、いったいどれほどの名作が生まれたことじゃろう」ということ。

ところで オイラが特に気に入りましたのは、島根県『西光寺』さん所蔵 松江市指定文化財である、各襖4枚─ 2体の『龍図襖』が向き合って展示されている部屋。ほんに 圧巻でござんした。

来年の干支でもございますれば、(行けないかもと 事前に毎日新聞社さんの通販で購入していた)図録より、上記 龍図の一部を撮影、掲示させていただきました。

お顔が穏やかですし、柔らかな太い線が、なんや ”福” を もたらしてくれそうな気がしまして、オイラは どの作家さんの龍よか 断然 好き !!! ・・・というよりか、初めて ”龍” というものが「ええなぁ」と 心に響いてきたというほうが、より心情に近いかと。

 

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最も躍動的な演奏でした ~ ヨアナ・マルヴィッツさん指揮『巨人』 & 百休庵・令和 5年の 秋模様

2023-12-02 18:54:33 | 日記

 オイラがそうでありますが オノコにとりましては、指揮者が女性であれば もうそれだけで、その演奏に ”華” を感じるのではないでしょうか。

R5.11.10、岡山芸術創造劇場ハレノワ開館事業『ボローニャ歌劇場 プッチーニ『トスカ』』に行ってますが、これがまさにそれでした。それも その方が ウクライナ出身の美人指揮者 オクサーナ・リーニフさんとくれば、これ以上のお膳立ては望めないのではないかと。ただし 2階席の後ろの方からですと、お顔の鑑賞は ちと厳しいものがございましたですが・・・・ところが ところがです。

 R5.11.26 NHK-BSP『プレミアムシアター』は、その欲求不満をカバーして余りあるものでした。と申しますのも、ヨアナ・マルヴィッツさんという、タイプは違いますが これまた たいそう 美人指揮者さんの、『ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団』主席指揮者就任記念コンサートが放映されたのです。

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凄かったです。早速CDにし 何回か聴いておりますが、こんなダイナミックな『巨人』は初めてです。またまた楽しみが増えました。

     

 こうなれば、ぜひとも NHKさんに放送していただきたいです。沖澤のどかさん指揮『京都市交響楽団』さん演奏会。「のどかさん、ここにありィ~」と、日本全国 津々浦々、知らしめてほしいと、 切に切に 願っています。

 

< 追 伸 > R5.12.8 記

 ふと思いついたことがあります。オトコが女性指揮者を喜ぶなら、立場を替えれば 女性は男性指揮者のほうを好むのではないか と。であれば 男性指揮者のほうが断然多い 現クラシック音楽世界は、断然 女性目線に対応した世界、すなわち女性優位社会になってるのではないかということ。

この解釈を拡げますと、オトコが多くを占める世界というものは 女性低位世界では決してなくて、実はこれこそが女性の本音の願望に副っている、すなわち 女性優位な世界になっているということではないか ということ。これって、違ってますでしょうか?。

< 追 伸 > R5.12.11 記

 この際です。オクサーナ・リーニフさんと 沖澤のどかさんの お姿を、既投稿稿から切り取り 掲載するとします。
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 申すまでもないことですが、年数が経てば 見違えるほどに木々は成長しています。その記録も兼ね当庵の 黄・紅葉の様子を残しておくこととします。

       ピンクの花は ↑  山茶花。長屋門の 左側手が 当庵です。

           赤 と 黄 の 千両

                 ↑ 室内より撮影

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折角 幹が太くに成長しても、虫が中に入って枯らしてしまうのが悩みの種です。モミジの樹は柔らかで 美味しいのでしょうか?。簡単な防御策があればいいのですが。

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