昨日は学区の夏まつりでした。私自身は、この学区に住んで20年弱になりますが、行ったことは(記憶にある限りでは)わずか2回。最近では同日に行われる「美星ナイトウォーク」に参加しています。
台風の過ぎ去った高原、夕方から夜にかけて、往復約9キロの道のりを歩きます。遅い午後のジリジリとした日差しが残る中、田んぼの脇の谷川のせせらぎと力の抜けた蝉の声、時折吹き抜ける涼風が、街の中の夕方の暑気との違いを感じさせます。
時に急な上り坂を挟みながら、ゆるやかなアップダウンの道が続き、さすがに汗がとめどなく流れます。股関節の変形、膝の軟骨も…年相応にダメージのある我が身。痛み止めでペインコントロールし、トレッキングポールを使って足腰への負担を軽減しても、かなりキツイものがあります。「最後まで歩き切ることができるのか?」と自問自答しながらのウォーキングです。体力はもちろん、「もう止めたい」という気持ちとの闘い=くじけない気力も求められます(少なくとも私には)。
それでも参加するのはなぜか。それは、小さなことでもいい、何か目標を持って、それを成し遂げることで達成感を得たいからということに尽きます。
子どもたちに「小さな成功体験」が必要だということはよく言われますが、大人だって同じです。日常的に忙しいことを言い訳にしないで、好きなことや、やってみたいことに恐れずチャレンジする…。大人だってやってみようよ。黙ってその姿を子どもたちに見せることもステキなことだよ。私は歩きながら、そんなことを考えていました。
目標を達成するためには、できる準備をちゃんとしておくことも大事です。準備なくして成功なし。間近に見ていれば、それは子どもたちにも伝わると思います。
夏休みに入っての朝ランニング。子どもたちと一緒に、私も私なりの課題を持って取り組んできました(みんなに比べればほんのちょっぴりのランニングですが)。昨日のウォーキングでは「成果あり」との手応えがありました! 今週の旅行にも体力と脚力は、まずまず大丈夫そうです!
とは言え、身体のあちこちに痛みを感じる今日、午前中に「寺子屋」を開きました。参加者は9名。集中しての取り組みで絵を描き終えた子もいます。習字を書いた子もいます。下書きで苦労していた子たちも塗りに入ることができました。みんな「進んだ!」という手応えがあったのではないでしょうか。
海の色、雲の色に真剣に取り組んだ「グアムの海」
まるで絵本のようなメルヘンな世界に仕上がった「水族館」
今週は絵は小休止。ビブリオバトルの原稿書きが追い込みです!