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達磨寺(法輪寺)


写真は、紅葉の十牛の庭

法輪寺といっても嵐山にある十三まいりの法輪寺とは別寺院です。

円町(西大路丸太町)の交差点を北上します。
最初の信号のある交差点が下立売通で、ここを右折します。
天神川の橋を越えると右手に表門があります。

門を入って右手の寺務所で拝観料300円を納めます。
向かって左手に“起上り達磨堂”が、右手に手前から庫裡、衆聖堂、本堂と並んでいます。

まず“起上り達磨堂”には無数の達磨があり、この寺院のウリです。
天井にも大きな達磨天井画があります。
またここの伽藍の屋根瓦にも達磨の顔の瓦がいくつもあるほどです。

衆聖堂の1階は集会場のようになっており、ここにも達磨があります。
裏側から2階に上がれます。
2階は正面に桃山時代作の仏涅槃木像があり、周囲には御位牌が並んでいます。
ここはキネマ殿ともいわれ、日本の映画関係者の位牌がたくさんあります。

次に本堂です。
本堂内部は6間構造で、内陣中央には本尊の釈迦如来像、左手後方には大権修理菩薩像、右手後方には達磨大師像がお祀りされています。
本堂の前庭は十牛の庭。
一面緑の苔に覆われ、石組が複数配してあります。
さらに庭園の奥にはもみじがあります。

節分大祭
いつもはしずかな境内ですが、2/2と2/3の終日と、2/4のAMは節分大祭でたくさんお参りに来られます。
達磨堂ではお参りをされています。
さらに奥の本堂の左手にある鉄筋の建物の1階では福引きを、2階の座敷では300円で呈茶があります。
お菓子はダルマの形をした最中でした。
本堂の縁側にはたくさんのダルマが並んでおり、本堂の内陣にも入れました。
内陣中央には手前に達磨大師像が、その後ろには本尊の釈迦如来像がお祀りされていました。

2022年11/6に開催された花園大学の秋季茶会で、本堂裏にある茶室 佛云庵でお茶席がありました。

本堂に向かって左手の廊下から本堂の裏に回ります。
本堂の左後方に苔のきれいな露地があり、その中央に佛云庵があります。
手前に貴人口があり、その奥に6畳台目の席があります。
その奥の右手は水屋、左手は3畳の控えの間があります。
躙口から入るとまずこの3畳の控えの間で、その奥の襖を開けると6畳台目の本席があります。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (takuya)
2012-08-07 09:38:46
ん~、ここも知りませんでした。
通学路近辺ですがw

あと、近くの酒屋さんのトミナガ(宮城のスパークリング日本酒スズネが手に入る貴重なお店ww)ぐらいしか知りませんでしたので、今度立ち寄ってみたいと思います

達磨さんにあやかろうwww
 
 
 
takuyaさま (amadeus)
2012-08-07 12:01:03
観光の要素を全く感じさせない”円町”ですが、裏にまわればこんなところもあります。

是非行ってみてください。
 
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