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妙心寺32 慈雲院 特別拝観27(太秦・花園散策37)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/72/013b1f45a73654a9afeda21aa7ebd829.jpg)
写真は、方丈の前庭
慈雲院は、前庭のサツキの刈り込みがきれいな通常非公開の塔頭です。
アクセス
妙心寺境内での場所はこちら。
南総門を入ってずっと左手にあります。
有名な退蔵院の左手です。
もともとは北総門の門前にあった慈雲庵でした。
明治11年に池田輝政が宙創建した盛岳院の跡地である現地に移ってきたそうです。
表門を入ると、正面に方丈、右手奥に庫裏があります。
6月上旬にはこの前庭のサツキの刈り込みがきれいです。
また前庭の中央には地蔵菩薩像があります。
通常は非公開ですが、月1回法話会をしておられるので参加してきました
法話は毎月静岡の臨済寺から御住職が来られて行われています。
そのためか日程はマチマチで、ほぼ平日開催です。
庫裏から入り、左の受付で3000円を納めます。
さらに奥の方丈へ。
11:00~11:30まで法要。
11:30~11:50まで檀家さんの墓地での法要(檀家以外は方丈で休憩)
11:50~13:10まで法話。
13:20~14:00まで阿じろの食事
14:00 御住職の締めで解散
でした。
食事は普通に精進料理のコースでしたので、3000円以上するのではないかと思います。
方丈は通常の6間構造と、向かって左手にもお部屋があります。
内陣には本尊の釈迦如来像、左手のお部屋には阿弥陀如来坐像と釈迦如来像がお祀りされていました。
方丈の前庭は白砂と苔の枯山水庭園です。
また方丈の裏と庫裏の間にもツツジのきれいな中庭があります。
さらに庫裏と方丈の奥には書院があります。
書院の前庭は中央に大きな枯山水の池があり、池の周囲を苔、さらに外が白砂です。
そしてその苔の部分に紅葉がたくさん植えてあります。
紅葉時はきれいでしょうね。
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コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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静岡の臨済寺。
思わぬところで懐かしい名前を目にしました。
実家&母校(高校)のすぐそばにある、謎のお寺です。
今川家の人質だった徳川家康が預けられていたという何やら立派なお寺らしい、けれど、地元の知名度はいまひとつ・・・
灯台下暗し。身近にあるお寺も忘れてはいけませんね。京都へはなかなかいけないけれど、今度帰省した時に寄ってみようかな、臨済寺。(妙心寺派だったんだ…)
今川義元公像と氏真公像があるのも気になりました(笑)。