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妙心寺33 特別公開28 養徳院(太秦・花園散策38)


写真は、方丈前庭

養徳院は美濃鍋島の石川氏の菩提寺で、通常は非公開の塔頭です。

アクセス
妙心寺境内での場所はこちら
東海庵の右手からさらに北上した大雄院の手前(西隣り)にあります。

織田家臣 石川光延の菩提を弔うために子の石川光重が、同じく兄弟の功沢宗勲を開山として1583年に開創しました。
通常は非公開ですが、2016年5/15の第2回ココロ旅京都巡礼音楽会と2017年の京の冬の旅で特別公開がありました。

表門を入ると正面に庫裏があり、左手には枯山水の庭園があります。
さらに左手の道を進むと、方丈の前庭に出ます。
もみじや苔がきれいで、十三重石塔があります。
庭園の中央に道があり、これを真っ直ぐに進むと墓地になります。
墓地入口の左手に木の覆屋で囲われた供養塔が3基あります。

真田幸村が大坂夏の陣で越前藩士・西尾宗次に討ちとられた後、
首級が養徳院に葬られたという伝承があります。

庫裏から内部に入ります。
左手に進むと方丈です。
方丈は通常の6間構造です。
特別公開時、手前の礼の間には酒茶論の掛け軸が掛かっていました。
仏間の中央には本尊の釈迦如来像と、脇侍の普賢象菩薩像と文殊菩薩像がお祀りされていました。
檀那の間には、鉄庵道生賛の山水画が、衣鉢の間には鑑真和上の請来と云われる鉄鉢や曽我直庵筆の2幅の鷹図が展示されていました。

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