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並河家住宅(並河靖之七宝記念館)


写真は庭園と主屋。

明治から大正に活躍した七宝家 並河靖之の邸宅で、今は七宝の記念館になっていいます。

アクセス
大体の場所は、地下鉄東山駅の近くです。
地下鉄東山駅の1番出口を出て左折し、すぐに最初の左折路を左折します。
その道はすぐに突き当たりT字路になり、これを右折します。
白川を渡って、T字路から約50mの右手に並河家住宅があります。

ここも通常参観をしているようですが、夏期と冬期は展示入れ替え期間で休館、オンシーズン中も月曜日と木曜日が休館とややこしいです。

今回は2011年「京の夏の旅」での報告です。

まず玄関を入り、左手の受付で参観料1,000円を納めます。
受付から続く表屋(第1展示室)にまず七宝の展示があります。
表屋を出ると正面に主屋、右手に玄関の間、左手に旧工房の第2展示室があります。

正面の旧工房(土足でOK)にも七宝の展示があります。
旧工房を出て、旧窯場へ。
旧窯場の奥には東廻廊があります。
昔従業員の方は工房に来るのに、通り庭から庭園を反時計回りに回って東廻廊を通り工房に行く通り道でした。

7代目小川治兵衛作庭の庭園に戻り、主屋に入ります。
主屋の1階は8畳の座敷と8畳の応接間が隣接しています。
主屋の障子の桟は青蓮院門跡の好文亭の意匠を取り入れたもので、応接間の苗前には一文字手水鉢があります。
また主屋の下に池の水が入り込む設計が特徴的です。
主屋に上がると、七宝のDVDが観賞できます。

入口に戻ると、最後に京町屋特有の通り庭も見学できます。

主屋2階 特別公開
2022年に改修を終えて、2023年に予約制で主屋の2階を見学出来ました。
玄関の間に入り待ちます。
向って左手に障子を開けると2階への階段があります。
階段を上がると4畳半の間があり、左手に庭園に面した座敷が2間あります。
手前が8畳で奥が6畳間です。
8畳間の天井は格天井。
鴨居はすべて杉のしぼり丸太で、2階奥の網干欄干は修学院離宮の意匠を取り入れたものでした。



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