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松尾大社2 松風苑(松尾散策5)
写真は、曲水の庭
本殿にお参りして、右手の社務所で庭園“松風苑”の入苑料500円を納めます。
本殿横の築地塀の下を潜ると、曲水の庭です。
松風苑は重森三玲の作庭で、所謂苔と松の庭園では全くなく、斬新で芸術的なお庭です。
曲水の庭は曲水の流れを造り、中央にサツキの大刈り込みがあります。
これをよく見ると亀のように見えます。
宝物殿に入る前、右手にある松興館の廊下を上がると500円で拝服席があります。
8畳の広間で上古の庭を望む丸窓が左手に、右手には床の間があります。
宝物殿に上ると、中央に御神像3体が展示されています。
男神像(老年と壮年)と女神像で、いずれも重文です。
宝物殿と葵殿(婚礼場)の間に枯山水庭園 即興の庭があります。
建設当初は予定になかったそうです。
砂が2色に分かれており、白川砂と錆砂利(黄金色に見える)を用い、めでたい金銀色となっています。
次に上古の庭(じょうこ)です。
2つの巨石が二神を表し、下は一面の丹波笹です。
あじさい苑を過ぎ、宝物館の裏手へ。
宝物館の裏手には、磐座への坂道が右手にあります。
磐座へは片道30分で、2人以上で行くのが条件です。
初穂料は1人1000円です。
宝物館の裏を抜けると、霊亀の滝があります。
戻って来る途中に霊泉 亀の井があります。
この水をお酒に入れると腐らないと云われています。
ここで一旦、本殿の横から出ます。
真っすぐに進み、楼門の左横に出ると客殿と蓬莱の庭への入口があります。
蓬莱の島を表現しており、石組や植え込みもかなり計算して配置された感じです。
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