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龍安寺2 石庭 鏡容池(きぬかけの路散策7)


写真は、石庭

庫裡に戻り、階段を登って“方丈”内へ。
この階段の両端の竹垣が“龍安寺垣”と云われています。

屋内に入って左に進むと方丈があります。
2019年の1月から廃仏毀釈で散逸した芭蕉図、群仙図と琴棋書画図が方丈で公開されました。

その方丈の前庭が、あの有名な”枯山水の石庭”があります。
みなさん座ってゆっくり見て行かれます。
細かい説明などなくても感じるものがあります。

広間の龍の襖絵なども見られます。
方丈の後には、徳川光圀(黄門さま)寄進の“知足の蹲踞”と侘助椿があります。
つくばいが”吾唯足知”で有名ですね。
真中の”口”が共通の意匠です。
ただしこれはレプリカです。

方丈を1周して元に戻り、屋外へ出ます。
ここから先の鏡容池のまわりを1周してお庭を見ます。

鏡容池のまわりには塔頭がいくつかありますが、内部の拝観はできません。
道なりに進んだ奥に納骨堂があり、この辺りの桜もきれいです。
納骨堂から左折すると、この先は桜苑になっており春は見事です。

この付近にある塔頭の“西源院”では、湯豆腐が1700円、精進料理が3300円で鏡容池を見ながら食事が出来ます。

後は鏡容池のまわりを散策し1周して山門に戻ります。

龍安寺はまず“石庭”が有名ですが、鏡容池周辺のさくらや紅葉も見事です。
大きな鏡容池に映るもみじは非常にきれいでした。
さくらや紅葉で有名ではないものの、非常にきれいですので意外な穴場です。

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コメント ( 7 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
そうだ!もう一度、龍安寺 (ロビン)
2011-11-24 19:22:00
こんばんは。

amadeus様、お久しぶりです。

龍安寺へは、3年程前に行きました。
ちょうど、修学旅行生の団体と一緒になり、石庭も
へったくれ(失礼)もなく、逃げるようにして出てきて以来、龍安寺は、あまり良い印象でなくなっていました。でも、今日の写真を見ると、やっぱりいいですね。もう一度行って、好印象に塗り替えなければ、
と思いました。いつも、素晴らしい写真をありがとうございます。
次回の予定は、来年1月。
その時、雪が降ってて、金閣寺と一緒に拝観できれば、もう最高ですね。冷えた体は、湯豆腐を食べて、暖めましょう...妄想族ですみません。
 
 
 
ロビンさま (amadeus)
2011-11-24 20:50:12
拝観時の様々な状況も大事ですね(笑)。

次回は1月ですか。

「京の冬の旅」も恐らく始まっていますね。

雪が降っていれば景色はきれいですが、バスなどの移動時間が倍になるので、計画は随分削ることに・・・なんて現実的ですいません。
 
 
 
何度訪れたでしょう・・・ (An.)
2012-03-16 23:52:51
心の中がざわつくと、
新幹線に飛び乗って、この庭へ行きたくなります。

葉桜の緑ではなく、土塀に映える桜色に逢えるのは
何年のちになるのでしょう。

特別な龍安寺の春は、大事にとっておこうと決めています。
 
 
 
An.さま (amadeus)
2012-03-16 23:58:48
今年は「そうだ 京都、行こう」の仏殿、蔵六庵拝観のプランに申し込んだので、4/14に行ってきます。

多分桜もいい頃ではないかと思っています。

また報告させて頂きますね。

個人的には枯山水より、池泉回遊式の庭園の方が好きですが(笑)。
 
 
 
池泉回遊式の庭園 (An.)
2012-04-16 21:35:03
実は、今回の上洛の終点は、全く予定になかった等持院でした。

フランス人を含む数名の拝観者のみ。
久し振りに対面しただるまの絵。木像の家康公。
方丈庭園は少し残念な感じでしたが
喧騒を離れ、苔の緑や、木漏れ陽、きらきら輝く水面。
鶯の鳴き声を聴きながら、とても穏やかに今回の旅を締めくくれた優しい時間でした。

 
 
 
An.さま (amadeus)
2012-04-16 21:44:10
意外なところに行かれたのですね。

再訪なんですね。

でないとあそこは分かりづらいですもんね。

等持院の拝観者の少なさは、ポイントが高いです。

ちなみにこの龍安寺の写真は、4/14のものです。
 
 
 
桃山時代のふすま絵 (ok)
2018-12-23 14:19:34
方丈にあった、芭蕉を描いた桃山時代のふすま絵が、123年ぶりに寺に戻ったそうです。
2019年1月10日から、一般に公開されるとのことです。
 
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