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悟真寺


写真は、本堂(右)

悟真寺(ごしんじ)は太秦広隆寺の東隣にある浄土宗寺院で、円山応挙のお墓があります。

アクセス
嵐電の太秦広隆寺駅で下車します。
右手前方に見える広隆寺の表門の方へと信号を渡ります。
表門の右手にある道を進みます。
道なりに右にカーブしながら約100m進んだ左手に悟真寺があります。

表門を入ると右手に本堂、右手奥に庫裏、参道正面に墓地、左手には自然幼稚園があります。
この幼稚園との間に、本来の表門があります。
本堂は非常にきれいで、2013年に建て直されたそうです。

墓地の中央正面に円山応挙のお墓があります。

2016年10/4~10/10の浄土宗特別大公開で、本堂にお参りしました。
本堂内部に入ります。
内陣中央に本尊の阿弥陀如来像が、左右には観音、勢至菩薩像と善導大師像、法然上人像がお祀りされています。
また内陣の天井は円山慶祥筆の極楽浄土宝華図で、花天井のようになっていました。

右脇壇には左右に制多迦童子(せいたかどうじ)と矜羯羅童子(こんがらどうじ)を従えた地蔵菩薩像などがお祀りされていました。
この地蔵尊が洛陽四十八願所地蔵めぐり第32番札所の札所本尊である養老地蔵なのでしょうか。

2017年7/15、7/16の10:00~16:00に客殿に奉納された襖絵の公開がありました。
本堂左手の玄関から入ります。
玄関で協力金500円を納めます。
まずは入って右手の本堂内部へ。
そして左手の客殿へ。
客殿に入ってすぐが17.5畳の広間があります。
襖絵は四季三余図。
円山慶祥と弟子の真祥氏の筆です。
中央に池があり、右手は夏で蓮、左手は秋で月と松が描かれています。
この悟真寺のあった場所には、昔広隆寺の弁天池があったそうで、そこから着想されたそうです。

この広間の奥には10畳の書院があります。
こちらには床の間と付書院があり、襖絵は冬で雪が積もった梅が描かれています。

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