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縁城寺(丹後散策22)


写真は、宝篋印塔と本堂

縁城寺(えんじょうじ)は、丹後半島の峰山の山中にある寺院です。
本尊の千手観音菩薩立像(秘仏)と宝篋印塔が重要文化財です。

アクセス
京都縦貫道にて丹波ICで一旦国道9号線そして国道27号線へ。
京丹波わちから再度京都縦貫道で、終着点の与謝天橋立で降ります。
降りると国道176号線とのT字路になり、ここを左折します。
国道176号線を進み、石川の交差点で国道312号線へ。
しばらく進み、長岡大橋の交差点で右折して国道482号線に入ります。
さらに進むと国道482号線の本線は桜内で右折しますが、そのまま府道663号へ直進します。
ここから約1km先の右手に縁城寺への参道があります。
なおこの分岐の左手に小さな“縁城寺”の案内が立っています。

府道の分岐から約150m先に勅使門があります。
車はこの右側を回り込みます。
さらに約300m先の右手に駐車場と庫裏、正面に石段があります。
かつてはこの間にずらりと塔頭が並んでいたそうです。

事前に予約しておくと、御住職が説明して下さいます。
特に拝観料はないので、志納しました。

石段を登ると右手に多宝塔、右手奥に子安弘法大師像と鎮守社、正面に本堂、左手に集会場、その前に宝篋印塔、左手前に鐘楼があります。
多宝塔は昭和38年の豪雪で2層目が倒壊し、今は1層目だけが残っています。
宝篋印塔は基盤からすべてが南北朝時代のもので、どこにも損傷がないため重文になったそうです。

本堂正面の外廊下にはかつて勅使門の後ろにあった仁王門の仁王像2躯があります。
また本堂内部は暗くてよく見えません。

毎年10/18には寺宝の虫干しが晴天なら行われ、阿弥陀如来像や掛け軸などの寺宝が公開されます。

開創1300年記念法会・普山式
2016年10/30に上記が行われ、秘仏の本尊の千手観音立像が御開帳されました。

8:00~受付開始。
9:00~ご本尊の御開帳
昼間は法要、法話や記念公演などがあり、
16:00に閉扉でした。
地元の方を中心に非常にたくさんの方が来ておられました。

本堂も開いており、内陣中央に本尊千手観音立像のお前立、左右に日光、月光菩薩像がお祀りされていました。
また右脇壇には不動明王像、左脇壇には毘沙門天像がお祀りされていました。

本堂の背後に回り込むと、石段があります。
これを登った上に収蔵庫があります。
当日はこの収蔵庫が開扉されており、本尊の千手観音立像にお参り出来ました。

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