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大覚寺1 大沢池 望雲亭(嵐山・嵯峨野散策34)

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写真は、さくらが満開の大沢池

直接のアクセスは京都バスや市バス28系統が門前まで走っており烏丸御池から40分ぐらいかかります。
嵐電の嵐山駅から徒歩で行く場合は、駅の前の道(29号線)を丸太町通まで北上し、1本東の清滝道をさらに嵯峨釈迦堂前のバス停まで北上します。
ここを右折すると間もなく大覚寺門前の交差点が見えます。
これをさらに左折して400m直進すると、「大覚寺」に到着です(地図)。
嵐電嵐山駅からここまで約1.5km。

他もまわることを考えると、やはり徒歩はきついです。

ここは大覚寺の伽藍内のみならず、「大沢池(おおさわのいけ)」も重要な観光スポットです。
門の右側に進むと大沢池へとつながります。

大沢池だけの参観料は300円で、中から大覚寺へ引き続き拝観も可能です。
拝観受付から入ってすぐ右手に茶室の望雲亭があります。
この先の正面に中門があり、この辺りのソメイヨシノもきれいです。
中門を入って池を観ると池の周囲はソメイヨシノが咲き誇ります。

目立つのは心経宝塔という朱塗りの塔と、その手前に朱塗りの橋があり、これがさくらの時期にはとてもきれいです。
実際、大覚寺のパンフレットの表紙もここです。
一番奥に“名古曽の滝跡”があります。
池の周囲は一周出来て、望雲亭の後をまわって拝観受付に戻ります。

月釜(庭湖会)
毎月第3日曜日に望雲亭で月釜があります(2016年4月以前は毎月15日でした)。
8月、12月は休会。2月、5月、11月は濃茶と薄茶の2席が懸けられます。
臨時会費は1席の際は1000円、2席の際は2500円です。

柴折戸をくぐり、正面ではなく右手に玄関から入ります。
入ってすぐ左で受付をします。
左手の廊下をまっすぐに進むと、突き当たりに6畳の待合があります。
荷物は廊下の左手に置きます。
廊下の右手に8畳と広縁のある広間の茶室があります。
茶室の外は苔のきれいな庭園を挟んで大沢池で、奥には心経宝塔も見えます。
お薄は2服です。
広間の入口のさらに奥へと廊下を進んだ左手に小間の茶室があります。
手前が2畳で火頭窓があり、奥が2畳に隣接して半畳の中板の踏み込み床と台目畳が並んでいます。
袖壁で隠れるので、台目の点前座が見えにくいです。

華道祭
第2金土日の華道祭で望雲亭の本席(1300円)、月見台での立礼席(1300円)の2席のお茶席と龍頭舟での遊覧(800円)があります。
大沢池エリアに入り、入った池畔の受付で本席と舟券が10:00から発売になります。
船は10:00から2隻運航で15分程度、時計回りに大沢池を周遊します。
望雲亭の本席は月釜と同じ要領です。
大沢池から五大堂に入るところで伽藍内拝観券を購入します。
五大堂で立礼席券を購入し、順次呈茶を戴きます。




コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
Unknown (WAN)
2012-08-24 19:02:33
あまりたいしたことのない、今日の特別拝観の情報です(笑)
大覚寺心経宝塔で1109から1209においてお砂踏みがおこなわれます。
内部は普段非公開なので今回特別公開です。
まあ、お砂踏みは、昨年か一昨年も短期間でしたが心経宝塔内部で開催されていました。(毎年は、やっていないとおもいますが。)
 
 
 
WANさま (amadeus)
2012-08-24 20:59:47
今回も細部にわたる情報、ありがとうございます。

まだ先なので調整が十分可能ですね。

例の書院の件とも合わせて考えます。

しかし11/23は書院の設定がないのがイタイです。

またなにかありましたら、お願いします。
 
 
 
教えて下さいませんか? (くろ)
2013-11-05 14:34:40
今度、直指庵から大覚寺へと回る予定なのですが、

そのルートについて教えてほしいのです。

直指庵を出た後のT字路南方向への道を進めば、

大沢池と大覚寺の間を南へ突き抜けることはできるのでしょうか?(池を一周せずに)

大覚寺の西側を回る道より、近そうだしロケーションも良さそうなので。

何方か御存知の方、教えてくださいませんか。
 
 
 
くろさま (amadeus)
2013-11-05 14:56:20
>大沢池と大覚寺の間を南へ突き抜けることはできるのでしょうか?(池を一周せずに)
ムリじゃないでしょうか。
あそこの直進には”この先行き止り”とあるので。
もちろん行ったことはないです。

下記地図の”西側を回る道”が無難ではあります。

http://blog.goo.ne.jp/hirokikurioka/e/5f2e59f3afdf617ce053828b5510ecb1
 
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