王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ニュースキャスター 筑紫哲也氏 死去

2008-11-08 06:59:00 | 社会
筑紫哲也氏死去=記者出身の民放キャスター-番組でがん告白(時事通信) - goo ニュース

「News 23」のキャスターを長い間務めた筑紫哲也さん(73歳)がお亡くなりになりました。謹んでご冥福をお祈りします。     合掌

死因は肺がんだとの事。そういえば昨年「肺がんを告白」され入院加療のため番組を降板されましたね。

筑紫さんは亡くなりましたが久米宏さんは「報道ステーション」を降板、田原総一郎さんは「サンプロ」で活躍中です。いずれの皆さんも報道姿勢について「毀誉褒貶」がついてまわります。

筑紫哲也さんについても「報道界の男芸者」との厳しい意見も聞かれました。
多分基本的にやや左派の視点をお持ちな方のはずなのに「取り上げる案件により右にぶれる」と言う事なのでしょう。
まあ何とも微妙な問題ですよね。

残念ながら爺は「夜の11時過ぎからTVを見るという生活習慣がここ10年ほどありませんから滅多に筑紫さんのnews21を見た事がありません」

一寸思う事はニュースキャスターとすれば出された原稿を間違えなく読むのが仕事ではありませんから「ある程度の思想的あるいは政治的立場がはっきりしていないと面白くありません」とは言いながらTV局の経営陣の意向(政府よりとか反政府より見たいな)とその番組に対するスポンサーのご意向を無視できません。その上で視聴率が10数%を維持できないと長寿番組にならないのですから大変気を使う仕事ですよね。
漫才でしたか「赤(旗)上げる、赤下げないで白(旗)上げる。白下げないで赤下げない」見たいな芸当を毎日やるわけですよね。
そうなるとTVキャスターのお仕事は「仕事と割り切って仕切らないとやっていられない」でしょうね。爺ならそう感じます。

自分の本音とか素の部分は「稼ぎを貯めて自分で組織したグループの中で話をする」しかないでしょうね。
筑紫さんの評価はこれから決まるわけです。どれが本当の姿でしたでしょうか。
謹んでご冥福をお祈りします。

時事通信:
ジャーナリストでニュースキャスターの筑紫哲也(ちくし・てつや)氏が7日午後、肺がんのため東京都内の病院で死去した。73歳だった。大分県出身。葬儀は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。

 1959年に早稲田大政治経済学部を卒業、同年朝日新聞社に入社し、政治部記者や米軍統治下の沖縄特派員、ワシントン特派員などを歴任。週刊誌「朝日ジャーナル」編集長を務め、「新人類」「元気印」などの流行語を生んだ。

 編集委員に就任後の89年に退社し、同年10月からTBSの報道番組「筑紫哲也NEWS23」キャスターに。日々のニュースを鋭い視点で掘り下げるとともに、イラク戦争直前には同国入りするなど現場取材を続け、民放キャスターの代表的存在となった。2007年5月14日、同番組内で初期肺がんであることを告白していた。(引用終り)
 

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1 コメント

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Unknown (a)
2008-11-09 16:00:28
筑紫哲也の暴言集

●阪神大震災
「一番の印象は…なんか、温泉町に来たような感じがします…」
「まったく消防活動はやってる気配がないねー、これは」「人間の姿ってのは、全然見えないっすねぇ」
「ああー、ここもまた、燃え…燃えてる真っ最中。燃えさかってると。ここも消火活動の形跡ないですねー」

●福岡一家殺害事件
・03年に発生した中国人による凶悪事件。裏付けもないのに「事件の背後に殺害を依頼した日本人黒幕が」
結局12月26日に福岡県警が「犯行は中国人3人によるもの」と断定したが、番組はひとことも報道せず。

●中国報道
・00年10月、来日中だった中国の朱鎔基首相を番組に招いて、初のテレビ市民対話を放送。
「日本はこれまですべての正式な文書の中で、中国の人に謝罪したことはありません」

●映画「セブン・イヤーズ・オブ・チベット」
「この映画は、中国による『自治権拡大』を描いた……」「中国の行為を悪と決め付けるのは難がある」。

●坂本弁護士一家殺人事件
・96年、オウム真理教による坂本弁護士一家殺人事件に絡んで発覚した、TBSビデオ問題。
TBSが「オウム信者にビデオを見せた事実はない」と全面否定したその日、筑紫は
「真相は見せた見せないという水掛け論に、最後は終わらざるをえないのだろうと思います」
・結局、オウム側が供述したため、TBSは嘘を認め、3月25日に社長自ら陳謝。その晩に「TBSは死んだ」

●拉致被害者帰国のニュース
もし、拉致された人、そして亡くなった人たちに何かの過失があるとすれば、それは、
「日本人」に生まれたということでしょう。

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