王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

広島原爆の日 65回目

2010-08-07 07:42:25 | 社会
核廃絶、一日も早く実現を=米国大使らも出席―65回目原爆の日・広島(時事通信) - goo ニュース

昨日6日広島市で65回目の「原爆の日」を迎え平和記念公園で「平和記念式典」がしめやかに無事営まれました。
原爆による死者は一声10万人最近の調査では14万人に上るとされています。そこから考えれば負傷者は14-5万人いておかしくありません。ざっと30万人の犠牲者が出ました。
「鎮魂」の思いが強まると「反戦或いは非戦」の思いに至ります。
また原爆による後遺症と合わせ「核兵器廃絶」の思いが強くなるのは当然でしょう。
今年は菅首相を初めとする政府高官に加え米国のルース駐日大使、国連の潘基文事務総長や英仏の代表も初めて出席し政治的意味合いの強い式典に見えました。

米英仏は平和式典に参加などしなくても「自らの意思で核廃棄を決める事が出来るのですから」そもそもオーバーキル(地球上の人類を何回も抹殺できる)状態で保有しているのですから一方的に「半減する」と宣言して見せて欲しいものです。

「普天間基地移設問題」で見せた民主党鳩山・菅政権の対応は自公政権のそれとなんら変わることの無い対米追随でした。「非核三原則」の法制化などとてもじゃ無いけどでしょう。政治ショーに騙されない様にしましょう。
原爆でなくなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。      合掌

時事通信:
 広島は6日、65回目の「原爆の日」を迎えた。広島市中区の平和記念公園では、市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、被爆者や遺族、菅直人首相が参列し、犠牲者の冥福を祈った。原爆を投下した米国のルース駐日大使をはじめ、国連の潘基文事務総長や国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長、英仏の代表も初めて出席。過去最多の74カ国が参加した。

 秋葉忠利広島市長は平和宣言で、「核兵器廃絶の緊急性は世界に浸透し始めており、大多数の世界市民の声が国際社会を動かす最大の力になりつつある」と言及。その上で、核兵器のない世界を一日も早く実現するために日本が積極的にリーダーシップを発揮するよう求めた。潘事務総長は英語で行ったあいさつの途中で「世界平和のために広島に参りました」と日本語で述べ、被爆者が存命中に核廃絶を実現できるように努めようと呼び掛けた。

 式典の冒頭、秋葉市長と遺族代表がこの1年間に死亡が確認された5501人の名前を記した原爆死没者名簿を慰霊碑に納め、名簿は計97冊、記載人数は26万9446人となった。原爆投下時刻の8時15分には、遺族代表の石川典宏さん(31)と子供代表の小学6年椎木咲来さん(12)が「平和の鐘」を打ち鳴らし、1分間の黙とうをささげた。(引用終わり) 

写真;朝日より

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