王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

新幹線 のぞみ 重大インシデントとか?!

2017-12-13 09:23:30 | 社会
新幹線のぞみ、台車に亀裂 初の重大インシデント認定

11日の話ですが博多発東京行きの「のぞみ34号」に出発間もなく車両に不具合があり最後に異臭までして名古屋で運転打ち切りになりました。
調べでは13号車の台車に不具合が見つかったそうです。

浜爺がここで思ったことは国の安全委員会がこの不具合を深刻な事故につながりかねない重大インシデントと認定したそうでインシデントとは何なの??ですという事でした。
勿論インシデントなる語は安全委員会が国際的用語を和訳せずにそのまま使っているので母国語が英語でない浜爺やその他はピンとこないのです。
アクシデントとは(多分)人命にかかわるあるいは物質的損害が生じた事例なんでしょう。
英英辞典を引くとインシデントは「イベント特に小さなそれ」が1番にあります。
そこからすると重大なインシデントとはアクシデントにつながりかねないビッグイベントだという事ですかね。
航空機でも構造上主脚が出にくい小型機にインシデント(ノーティス)がユーザーに回りますものね。

今後の調査で「構造上の問題」「点検の不備」などかその他によるのか分かってくるのでしょう?
何度か保守担当員が載っているのでもっと早く運転中止にすれば良かったと思いますが「定時運行」に拘った部門があるような気がします。さてどうなるでしょう??
まあ乗客が無事で何よりでした。


写真:名古屋駅で運転取りやめののぞみ

朝日新聞:
博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」が11日、走行中に異常音や異臭があり、名古屋駅から運転を取りやめるトラブルがあった。車両を保有するJR西日本は12日、台車に亀裂が見つかったと発表した。国の運輸安全委員会は同日、深刻な事故につながりかねない重大インシデントに認定し、調査を始めた。

 同委に記録が残る2001年10月以降で、新幹線トラブルで重大インシデントと認定されるのは初めて。

JR西によると、のぞみ34号(N700系、16両編成、先頭は16号車)は11日午後1時33分に博多駅を出発。最初の停車駅の小倉駅を出る際、乗務員が焦げたような臭いに気づいた。そのため、岡山駅で車両保守担当の社員が乗り込んで調べた。13〜14号車で、モーターがうなるような異常音を確認したが、走行に支障が出る音ではないと判断した。

 その後、京都駅付近で車掌が異臭を感じ、名古屋駅で車両の床下を点検したところ、前から4両目に当たる13号車の台車で、モーターの回転を車輪に伝える歯車の辺りから、油漏れが見つかった。列車は名古屋―東京駅間で運転をとりやめ、乗客約1千人は別の列車に乗り換えたという。

 その後車両を調べたところ、13号車の台車についているモーターの回転を車輪に伝える「継手(つぎて)」と呼ばれる部品が焦げたように変色していた。さらに、台車の枠組み部分に亀裂が見つかった。前日の点検では異常は確認されなかったという。
(引用終わり)

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