王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

消費税率アップはやめて 竹中さん

2005-12-26 11:38:21 | 税、年金、国保
消費税含め新財源が必要 年金国庫負担増で竹中氏 (共同通信) - goo ニュース
昨日近所のスーパーに閉店間際に行ったら何やら慌しい きょろきょろするとある一角はお正月商品の準備がすっかり出来ている そうか今日の夕刻間際まではXマスセールの特売で赤札(値引き)の商品は皆売れきれ それを狙いで行ったのに あと1週間でお正月なんとなく気ぜわしくなるわけだ

昨日朝テレビで竹中総務相が09年度の財源には消費税率のアップも含めた財源をと発言したらしい 心は07,08年度は取り敢えず5%でという事かしら
年末向けにかいつまんで記すが消費税アップどころか消費税を取る事はいけないというのが爺の主張だ 消費税は課してはならぬ!10月9日を一読願う
若干補足をすれば官僚の大好きな“先進国でも”とか“高い消費税率は”というがその下地は18世紀このかたロシアやイギリスの資本家が自分の抱える労働者の日々の食糧品や日用品を自分の購買部から買わせ給料をピンハネしていた所にある 日本ではこれをタコ部屋と呼んで堅気の人に対するやり様とは思わない 次に税率は戦後のソ連邦の近隣にあってソ連の無料の医療費とか社会保障とかのスローガンに影響を受けその財源を高率消費税に求めた所もある しかしソ連邦の医療実態は一般人は医者に掛かれなかったし北朝鮮の医療については身の毛もよだつ実態は皆さん承知の通り 高福祉高負担などあだ花なのだよ おっと脱線 その他は10月に記したとおり

昭和50年(1975年)に3年前の暮れ石油ショックによりミニバブルがはじけ国の財源確保をする為に国債が発行された これが日本人死の行進の始まりである(昭和40年にも発行されたが償還された 実はこの成功が後を引いたともいえる)戦後長らく禁じ手であった国債発行が以降止め処も無く続く始まりである そして消費税も国債の増額を憂いつつ徴税の一手段として登場した 平成元年(1989年)4月竹下総理により3%の消費税が福祉目的税の美名の下に導入された これで国債の発行額が減り政府の支出が減れば一応の成果であったろう ご存知竹下総理はリクルートスキャンダルで退陣 以降10年小渕総理に至るまで10年9代の短命内閣に国策は翻弄され その間(表向き社会党の)村山内閣による5%の消費税導入をはさみ 今10%台の消費税導入が議論されているわけ 

おっとまた話が長くなってしまった 上記のようであるから06年予算の様に12兆円もの赤字国債(国債の借り換えと利払い分は当面やむを得ない)がある限りは国のあらゆる余剰資産を処分、更なる支出のカットを積み上げそれを0にしなければ 消費税率のは値上げはその後でしょう! 最後は保有外貨の処分だ 7000億ドル(77兆円)もある なぜ処分しない、出来ない 2008年小渕総理の10年物国債
40兆円の償還が目の前 消費税率アップなんて姑息な手段では手に負えない これを解決する方が次か次の総理大臣になる資格を持つお方だ

写真は福田元総理 昭和40年蔵相50年総理

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (teru)
2006-07-29 10:57:23
有り難う御座いました。トラバからのほうもんです。テキスト内容が素晴らしのに感心させられます。ただものではないですね、スゴイの一言。こんごともよろしくです。世相もろもろより
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消費税に反対です (浜の偏屈爺)
2006-07-29 11:13:01
teru 様 お立ち寄り その上昔の記事まで参照してくださり有難う御座います 納得の部分があればどしどしコピペして消費税の値上げ反対 できれば廃止の国に戻しましょう

またどうぞ

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