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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

鳩山幹事長がおわび 小沢代表の本会議退席

2008-01-14 05:32:05 | 政治
小沢代表の本会議退席、鳩山氏がおわび TV番組で(朝日新聞) - goo ニュース

昨日朝はバタバタしていてTVを見る機会が無かった。フジテレビと書いてあるから報道2001にでも出たのであろうか? 出た番組が問題ではない。報道の通りなら(残念ながら)民主党幹事長はだらしが無い。

「新テロ特措法」再議決の場面で民主党代表小沢氏が「賛否」を明らかにしなかった事は間違えである。
この事は福田総理が「年金問題? 公約ですかね?」「薬害肝炎訴訟に対する第一回政府案」に匹敵するお粗末な態度と思う。

何とか政権交代を見たいと思って民主党の動きに注目しているが何とも又小沢氏による「オウンゴール」かよとため息が出る。

さて小沢氏は本件に釈明をしないが、鳩山幹事長は事の重大さにおわびという事であろう。
しかし報道の限りでは「幹事長が党首を呼んで釈明を聞き、その結果を国民に詫びた」様に思えない。

爺が思うには民主党は革新勢力なのだから党首の意見、行動が全てではなくその発言、行動は幹事長の統制を受けなければいけない。反対側からみれば幹事長は党首の言動に不具合があれば糾し訂正させるのが仕事の大切な部分である。

さて昼のTV朝日に安倍前総理がカメラに向かい「小沢代表の退席は無責任極まりない」見たいな発言をしていた。小沢氏が聞いていたら「お前にだけはそんな事言われたくねー」と思った事であろう。
わはははは

小沢氏はあと20分も議場にいれば賛否を明らかに出来たであろうに。
安倍前総理が「賛成」だったのでないかと揶揄していた。
余りにも軽率な行動に安倍氏は勿論、民主党議員の中からも批判の声が上がり,加えて鳩山幹事長の他人事の様な釈明では
「民主党お家芸のオウンゴール」の失点を増やすばかりであろう。

さてその後の場面は政治評論家とテリー伊藤の掛け合いになった:
大連立、連立、政策協定、新党結成と衆参のねじれを解消する幾つかの手段が紹介されていたが政治評論家は「あの福田総理の性格から考えてどの様にしても勝ち目の無い選挙をする筈が無い。粘れるだけ粘って政権を維持するであろう」と断言した。そうだとすると国民生活の安定は念頭にに無く政局しか考えていない事になる

対する民主党であるが「新テロ特措法」では「総理の問責決議」を出さなかった。
来る通常国会では「日切れ法案」の内、「揮発油税の暫定税率」の扱いで国民の思いを支えに「問責決議」も辞さないとか!?
自民党も「暫定税率」の再審議で先制攻撃を掛けるのか?
建前、本音、ひより、妥協,卑怯、未練 まだまだ何が出るか全く判らない。
融通無碍とか懐が深いなんて日本語もある。
眉に唾付け騙されない様しっかり観察を続けましょう。


朝日新聞:
民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日、フジテレビの番組で、11日の衆院本会議で再可決された補給支援特別措置法の採決直前に小沢代表が退席した問題について「国民のみなさんに私からもおわびしないといけない。申し訳なかった。国会議員としての責務を果たすべきではなかったかと思う」と陳謝した。(引用終わり)

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